ホームページの作成を終えて、無事に公開したのはいいものの、これから何をしたらいいか迷ったことはありませんか?
今回は、
「ホームページは運用が大事だと聞いたことはあるけど、具体的には何をしたらいいかわからない」
「運用はしているけどイマイチ成果が出ない」
という方向けにホームページ運用のコツ11選をお伝え!
すぐに実践できる基本から、さらに集客率・成果率を高める応用まで、ステップに分けてご紹介します。
なぜ運用は大事?ホームページは作ってからがスタート
ホームページは“作って終わり”と思いがちですが、本当のスタートはホームページを“作ってから”。
ホームページを店舗で例えてみましょう。
店舗も、お店を作り、実際にオープンさせるまでにお金も時間もかかります。
しかし、実際に売上を出すためには、お客様の需要に合わせて商品のラインナップを考えて変え続けたり、集客や宣伝したりする必要がありますよね。それら全ては“店舗を作った後”に必要なことです。
つまり、ただ作っただけでは売上や集客は叶わないということ。
ホームページも同じです。
ただ作っただけでは誰かに発見してもらうことも、売上を作ることもできません。
実際に売上を作るために重要なのは、公開してから集客をしたり、コンテンツを更新したりする「運用業務」なのです。
ホームページ運用に必要なこと11選
ここから実際に運用に必要なことをご紹介しています。
具体的に必要な運用業務は下記になります。
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- テキストや画像の設定漏れがないかチェック
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- サイトタイトル・説明文・ファビコンの設定
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- ドメインの設定
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- SNSのシェア設定
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- Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールとの連携
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- 数値を計測し続ける
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- 適宜見直しを続ける(PDCAを回す)
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- 問い合わせ&トラブル対応は迅速に
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- SEO対策を強化する
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- 広告を出す
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- ホームページをバージョンアップさせる
レベル1〜3のステップに分けて1つずつ解説していきます◎
【レベル1】基本の設定編
まずはすぐに実践できる基本からお伝えします。
どれもホームページ運営には必須の要素ばかりなので、まずはここから押さえるようにしましょう。
テキストや画像の設定漏れがないかチェック
まずは公開したホームページが本当に完成しているかを1度チェックしてみましょう。
ホームページは構成を考えたり、画像やテキストを編集したり、リンクを設定したり……と1つ作るだけでも様々な作業が必要になります。
その過程で、気づかないところで設定をミスしていたり、後で直そうと思ってそのまま公開していたりすることがよくあります。
公開したことに安心せず、まずはホームページが本当に100%の状態になっているかを確認しましょう。
公開後によくあるミスの例
▼画像が未挿入(ダミー画像のまま)
▼テキストがダミーテキストのまま、もしくは誤字脱字をしている
▼リンクが未設定
サイトタイトル・説明文・ファビコンの設定
ホームページの中身をしっかり作ることに注力してしまい忘れがちなのがサイトタイトル・説明文・ファビコンの3つです。
サイトタイトル…ホームページの名前
説明文…ホームページの説明文
ファビコン…サイトのアイコン。ページのタブなどに表示される
これら3つはホームページが検索された際に表示されるテキストやアクセスした時に現れる画像で、未設定でも公開はできますが、設定することでホームページの信頼度が上がり、SEOにも効果があると言われています。
公開後、未設定の場合は必ず設定するようにしましょう。
ペライチでホームページを作っている場合
「ページ情報編集」の「基本設定」にて、それぞれ設定することができます。
設定方法や書き方がわからないという方はこちらも参考にしてみてください。
ドメインの設定・確認
公開したホームページで使っているドメインやサーバーに問題がないかもう一度確認しておきましょう。
よくあるトラブルとして、ある日突然サイトが表示されなくなり、確認するとドメインの契約切れだったというものがあります。
すぐに契約が切れないドメインで設定されているかを再度確認し、契約が切れそうな場合は再契約や違うドメインでの設定をしましょう。
▼ドメインについて詳しく知りたい方はこちら
ペライチでホームページを作っている場合
「ページ情報編集」の「基本設定」にて、「ペライチサブドメインURL」「カスタムURL(独自ドメイン設定)」「旧ページURL」から選ぶことができます。
これから本格的にホームページ運用をしていく場合は、ホームページの認知度や信頼感の向上、ブランディングを確立するといった観点から「カスタムURL(独自ドメイン設定)」がおすすめ!
まだ持っていないという方は下記から簡単に取得することができます。
※ドメイン取得には別途料金がかかります
※独自ドメインを利用するためにはライトプラン以上の有料プランまたは独自ドメインオプションの契約が必要です
ペライチサブドメインを活用する場合は下記記事も参考にしてみてください。
SNSのシェア(OGP)設定
ホームページのURLをTwitterやFacebook、InstagramといったSNSでシェア(掲載)した場合の設定(通称・OGP設定)もしておきましょう。
単純にURLをSNSで流すことはもちろんできますが、OGP設定をすることで、設定した画像やサイトタイトル、説明文等が自動で表示されるようになり、SNSでの宣伝をより効果的に行うことできるようになります。
ペライチでホームページを作っている場合
「ページ情報編集」の「OGP(SNSシェア設定)」にて簡単に設定が可能です。
▼詳しい&おすすめの設定方法はこちら
Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールとの連携
ホームページ運用に必須のツール・GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールと連携しておきましょう。
どちらもGoogleが提供している無料の計測ツールです。
Googleアナリティクスとは…Webページのアクセス解析サービス。アクセス数はもちろん、アクセス状況やユーザー分析など様々な角度から計測が可能
Googleサーチコンソールとは…インターネット検索の分析ツール。サイトへアクセスする前のデータを取得することができ、検索順位を調べたり、流入キーワード(訪問者がどのキーワードで自分のサイトへ来たのか)を調べたりすることができます。
今後運営をしていく上で、アクセス数や訪問者の特徴や顧客ニーズを常に把握しておくことはホームページ運営成功の秘訣ともいえます。
ペライチでホームページを作っている場合
「ページ情報編集」の「Analytics / Search Console」にて設定が可能です。
Googleアナリティクスの「トラッキングID」もしくは「測定ID」を入力するだけで連携することができます。
また、Googleサーチコンソールとの連携は、「マイページ」上の該当ページメニューにある「かんたんSEO対策」からワンクリックで連携が可能です。
【レベル2】継続編
基本の設定ができたら日々の運営のコツをお伝えします。
毎日継続的に続けていくことで効果が出るものばかりなので、焦らず1つずつ確実にこなしていきましょう。
数値を計測し続ける
Googleアナリティクスを使って、毎日アクセス数を確認しましょう。
ホームページ運営の大きな目的の1つはこの「アクセス数」を増やすことです。
まずは毎日計測する癖をつけ、慣れてきたら「いつ」「どんな人が」「どんな方法(経路)」でアクセスしたのかをGoogleサーチコンソールも併用しながら分析していくようにしましょう。
計測がしっかりできるようになると、ユーザーの動向や傾向、ニーズを掴めるようになり、集客率・成果率を高めやすくなります。
ペライチでホームページを作っている場合
Googleアナリティクス以外にも、ペライチ上でアクセス数を確認することもできます。
「マイページ」上の該当ページメニューにある「アクセス解析」からPV数(何回アクセスされたか)とUU数(何人のユーザーがアクセスしたか)を確認することができます。
適宜見直しを続ける(PDCAを回す)
計測に慣れてきて、ユーザーのニーズが掴めてきたら適宜ホームページのコンテンツを更新しましょう。
更新する内容例は下記です。
- 全体の構成は今のままでいいか?
- テキストはもっとわかりやすくしたり、簡潔にできたりしないか?
- 画像は今のものが最適か?もっと工夫した方がいいか?
- 色やデザインは本当にユーザーの好みと合っているか?
見直す際のポイントは一気に全て変えるのではなく、少しずつ変えて、変えるたびにユーザーの反応を確認すること。
これを「PDCAを回す」といいます。
※PDCAとは…Plan(計画)/Do(実行)/Check(評価)/Action(改善)の頭文字をとった用語。試す→結果を確認する→改善する→改善策を試すを繰り返し改善を図る方法
見直しの方法としては、例えば
・ユーザーは女性が8割だと判明
・しかしホームページのデザインは全体的に寒色で堅めの雰囲気
・デザインのイメージだけで離脱されているかもしれない
→女性が安心&好まれそうな雰囲気のデザインに変えてみる
といった感じです。
もちろん、変えた結果アクセス数が下がるなどマイナスな効果を生んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、その場合でも「この修正はNG」ということがわかるだけでも収穫と捉え、すぐに修正前に戻せばOKです。
このようにトライ&エラーを繰り返していくことで、ホームページの精度が上がっていきます。
問い合わせ&トラブル対応は迅速に
ホームページに問い合わせフォーム等、ユーザーとコンタクトを取れるツールを導入している場合、来た問い合わせにはできるだけ早く反応を返すようにしましょう。
目安としては遅くとも24時間以内には反応を返すのがベター。
予約や決済を導入している場合も、完了メールやお礼メールなど「確かに受理しました」ということがユーザーに伝わるアクションをなるべく早めに取ることが重要です。
また、同じく迅速に対応するべきものとして、トラブル対応が挙げられます。
キャンセルや把握ミスなどにより、ユーザーとトラブルが起きてしまう可能性も0ではありません。
トラブルが起こった際、対応したくない気持ちが前に出て、対応が後手になってしまうとさらにトラブルを深刻化させてしまう恐れもあります。
トラブルが起こった際は迅速に・誠実に対応するようにしましょう。
ペライチでホームページを作っている場合
ペライチではサイト作成以外にも「予約」や「オンライン決済」の機能も提供しています。
予約や決済では「自動返信メール」の設定ができるため、申し込みや購入があった際に自動で受理のアクションを取ることが可能です。
【レベル3】レベルアップ編
最後はレベルアップ編として運営が軌道に乗ってきたらぜひ実践してほしいことをご紹介します。
SEO対策を強化する
ここまでのコツを押さえられたらSEOにもある程度良い効果が期待できるので、応用としてさらなる強化を目指すのもおすすめです。
しかし、SEO対策は幅が広く、対策を完璧にすることは難しいので、下記でご紹介する記事やセミナーを参考にして少しずつ強化を目指してみてください。
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広告を出す・SNSで集客をする
SEOを強化してアクセスを待つのも集客の1つの手ですが、こちらから広告を出し、露出を増やすことも効果的です。
今はSNS等の普及により、宣伝がよりしやすくなっています。
SEO対策が「守りの集客」だとすると広告やSNS集客は「攻めの集客」。
運営が軌道に乗ってきたからこそ試してみていただきたいアクションの1つです。
▼広告(Facebook)の出し方はこちら
▼SNS集客の方法はこちら
ホームページをバージョンアップさせる
1ページのホームページの場合、商品やコンテンツが増えると必然的にホームページ全体が長く、見づらくなってしまうこともあると思います。
そんな時は複数のページを持ったよりリッチなホームページにバージョンアップさせることもおすすめです。
より本格的なホームページになることでサイト全体の信頼感やリッチ感が増し、ビジネス加速に繋がること間違いなしです。
ペライチで簡単に作ろう!
ペライチでは「サイト管理機能」を使って誰でも簡単に本格ホームページを作ることができます。
ホームページをレベルアップさせたい方はぜひこちらの機能も試してみてください!
▼サイト管理機能の詳細・使い方はこちら
ホームページの運用に力を入れよう!
いかがでしたか?
ホームページは作ることも大切ですが、同じくらいその後の運用も大切です。
ぜひホームページを作ったらそれをどんどん進化させていくイメージで、ビジネスやニーズにあった運用をしてみてください!
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