「ホームページを作りたいけど、外注すると高そうだから自分で作りたい」
こういう方は多いと思います。
今回はこんな方に向けて、自分でホームページを作るメリットやその方法と費用、おすすめのツールなどをご紹介していきます!
目次
自分でホームページを作るメリットとデメリット
メリット
自分でホームページを作ることのメリットとしては、大きく
- 費用を抑えられる
- コミュニケーションコストの削減
- 変更や更新の早さ
が挙げられます。
外注にするとそれだけ関わる人が多くなるので、自分で作る場合に比べて費用もかかりますし、必要となるコミュニケーションも多くなります。
またホームページを更新する場合、外注していると変更が反映されるまでに時間がかかったり、その更新にも別途お金がかかったりします。
デメリット
デメリットとしては、
- できることが少なくなる
- すべて自分でやらなくてはいけない
が挙げられます。
外注する場合は、自分にない知識や技術を持った人の手を借りることができるので「こんな風にしたいけど、やり方が分からない」ということでも実現可能です。
また、後述するホームページ作成ツールなどを使わずにホームページを作る場合には、作業量は少ないとは言えず、それらを自分一人でやらなくてはなりません。
ホームページの作成手順
そもそもホームページはどういった手順を踏んでできるのかをご紹介します。
これに関しては、外注する場合でも自身で作成する場合でも大まかな流れは変わりません。
企画
まず最初にホームページの企画をします。
サービスへの登録や商品の購入をして欲しいのか資料請求を増やしたいのかなど、ホームページの目的をはっきりとさせましょう。
また、どういうコンテンツが必要なのか、デザインのコンセプトとイメージはどんなものなのかも決めておく必要があります。
設計
次に設計をします。
「どのコンテンツが並列な関係で、どのコンテンツが上下の関係なのか」という改装構造を考えながら、ページごとに載せるコンテンツやおおまかなデザインを決めていきます。
また、ホームページ内で用いる文章や画像・写真などの素材も揃えておきましょう。
制作
設計が終わったら制作に移ります。
まずはじめに、デザインの詳細を詰めていきます。コンテンツの配置や配色、フォントなどを企画時に決めたデザインコンセプトに基づきながら決めます。
デザインの詳細が決まったらコーディングです。HTMLやCSSといったプログラミング言語を使ってホームページの見た目を作っていきます。
公開後
まずはパソコンやスマホやタブレットすべてで、デザインの崩れやリンク切れがなく適切にホームページが公開されていることを確認します。この時にGoogle ChromeやIEなど複数のブラウザで確かめるようにしましょう。
適切にホームページが公開できていたら、次に必要なのが更新と集客です。ホームページを作って終わりにはせず定期的に情報の更新をしたり、SEO対策をすることで集客を図りましょう。
ホームページでやってはいけないこと
コンセプトとホームページの内容が違う
ホームページを作っている間に、企画で決めたホームページのコンセプトや目標と実際の内容が異なってしまうということがあります。
例えば、ホームページは資料請求をしてもらうことを目的としていたはずなのに、一番目立つボタンの文言は「今すぐ契約」だったりと食い違ってしまうのです。
企画時にしっかりと「どうしてそのコンセプトや目標なのか」まで固めることで、実際の内容とズレが起こらないようにしましょう。
ユーザビリティをおろそかにする
ユーザビリティとは「使いやすさ」のことです。
おしゃれなデザインにすることばかりに気を取られて、ボタンの場所が分からなかったり英語表記ばかりで分かりにくいホームページも珍しくありません。
実際にホームページを使う人の視点も交えてデザインや構成は決めましょう。
著作権を違反している
今の時代、だいたいの物の画像やイラストがネット上にありますが、それらを好き勝手に使って良い訳ではありません。
「私的に利用して良いのか」「商用利用は可能なのか」「作成者の表記は必要なのか」などをしっかりと確認した上で使いましょう。
主要なホームページの作成方法と費用
ホームページ作成ツール
直感的に作ることができるので、初めての方でも簡単にホームページを作ることができます。
デザインに関してもテンプレートから自身の用途にあったものを選べるので、デザインに自身のない人にはおすすめですが、一方でデザインの自由度は低くなってしまいます。
独自ドメインなど一部のサービスは有料なことが多いですが、サーバーやドメインを自分で用意する必要がないので安価でホームページを運用できます。
初期費用 なし
月額費用 無料〜2,000円前後
HTML/CSS
HTMLでホームページのこう構造を整え、CSSでHTMLの見た目を整えます。
HTML/CSSを覚えると、自分の好きなように作れるのでデザインの自由度は高いですが、初心者がホームページを作れるようになるには1ヶ月はかかるでしょう。
サーバーやドメインを自分で用意しないといけないので、その分の費用がかかります。
初期費用 1,000~5,000円前後
月額費用 1,000~5,000円前後
ホームページ作成ソフト
買い切り型のものが多いです。
ホームページ作成ツールと同じく専門知識なしで簡単にホームページを作ることができますが、こちらの場合はサーバーやドメインを自分で用意する必要があります。
初期費用 10,000~25,000円前後
月額費用 1,000~5,000円前後
CMS
CMSとはContents Management Systemの略で、WordPressなどのような専門知識がなくてもホームページの作成・更新をすることができるシステムのことです。
特にWordPressの場合はかなり多くのテンプレートがあるので、自身の気にいるデザインが見つかるでしょう。
しかし、サーバーやドメインの用意は自分でしなければならないことに加えて、CMSの導入や運用には一部専門知識が必要となります。
また、有料のテンプレートは通常1~2万円するので、他の方法に比べて費用が高くなり得ます。
初期費用 1,000~5,000円前後
月額費用 1,000~5,000円前後
おすすめのホームページ作成ツール
「とりあえずホームページが欲しい!」という方には、ホームページ作成ツールがおすすめです。
とはいえ、どんなホームページを作りたいのかに寄って最適なツールは変わってきます。そこで、主要なホームページの種類ごとにおすすめのツールをご紹介します!
ホームページを作りたい
ペライチ
ぺら一枚のホームページを作れるホームページ作成ツールです。
直感的な操作方法に加えて、定期的にセミナーを開いているので直接ホームページの作成に関するアドバイスを貰ったり質問をすることも可能です。
ブログを書きたい
note
文章や写真だけでなく、動画や音声も投稿できるサービスです。漫画を掲載する場として使っているユーザーも多くいます。
最大の特徴としては、自分の記事を売り物にできます。もちろん無料で公開することも可能ですが、100円~10,000円で自分の記事を売ることができます。
はてなブログ
デザインテーマが豊富に用意されているので、自分の好みのブログにカスタマイズできます。
また、記事へのはてなブックマークが3件を越えると新着記事として表示されるのでアクセス数が伸びやすかったり、シェアをしてもらいやすかったりします。
ショップを開きたい
ペライチ
ショップを開きたい場合もペライチがおすすめ!
有形商材(物販)はもちろん、ダウンロードコンテンツやセミナー決済などの無形商材も販売することができます。
また、ネットショップ向けのテンプレートが充実している点もおすすめできるポイントです。
ホームページを手作りしよう!
自分でホームページを作ることにはメリットとデメリットどちらもありますし、自分でホームページを作る方法についてもそれぞれメリットとデメリットがあります。
初めて自分でホームページを作る場合には様々な困難があるでしょうが、一度自分で作ることで得た知識や経験は後々役に立ちます。
自分に合った方法で、ホームページを手作りしてみましょう!