ECサイトを立ち上げて事業をしている方は多いと思います。
一方で、ECサイトにくわえてECアプリをお持ちの方はまだまだ少ないのではないでしょうか?
ECアプリはアプリから商品が購入できる以外にも、さまざまなコンテンツがギュッと揃っています。
そのため、ユーザーとの接点を増やすことができ、顧客ロイヤリティの向上が見込めるツールです。
ECサイトだけじゃもったいない!
ECサイト×アプリで相乗効果を狙うことができます。
EC事業者がアプリを持つことで得られる効果についてお伝えします。
目次
ECアプリってどんなもの?
ECアプリとはオンラインでの決済を目的としたモバイルアプリのことで、ユーザーが端末にダウンロードして利用するものです。
アプリから商品が購入できる以外にも、商品の詳細説明やプロモーション動画が見れるため、アプリの中で様々なコンテンツがギュッと揃っています。
さらにECサイトをアプリ化することで、モバイルに最適化したUI・操作性でユーザー側も自身のスマートフォンからアクセスをしやすくなるのが大きな特徴です。
端末上へのプッシュ通知の送信、ユーザーとのコミュニケーションを促進するチャット機能など、アプリ独自の機能でユーザーとの接点をより増やすことができます。
ECアプリを通してサービスを詳しく知ってもらえる機会が増え、ユーザーのファン化を促すことができるでしょう。
ECサイトとECアプリの違いとは?
ECサイトは「新規顧客の獲得」、ECアプリは「リピーターの満足度向上・売上獲得」の役割を持っています。
そのため、役割の異なるECサイトとアプリを組み合わせた施策がおすすめです。
ここでは、ECサイトとECアプリの違いを詳しく説明していきます。
ECサイトは新規顧客獲得の役割
ECサイトはオンライン上に店舗を構えることで、ユーザーが実際の店舗を訪れるなく、好きな場所から好きなタイミングでお気に入りのサービスを利用することができる便利なツールです。
ECサイト上にブランドの情報を網羅的に盛り込むことで、自社サービスの魅力を余すことなく伝えられます。
また、デザインやディテールにこだわったECサイトを構築することで、ブランドの世界観やストーリーをユーザーと共有することが可能です。
今までブランドを知らなかった人を検索や広告を通してECサイトに訪問させ、サービスの認知から購入に至るまでを担う集客チャネルとしても利用出来ます。
一方で、ユーザー自身の手でECサイトに訪問し、購入などのアクションをしてもらわなければならず、基本的には待ちの姿勢となってしまうという面も。
このように、ECサイトは新規顧客獲得のための窓口としての役割があります。
ECサイトについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ECアプリはリピーターの満足度向上・売上獲得の役割
ECアプリは一度商品・サービスを購入した経験や、その商品・サービスをもっと知りたいという興味関心がダウンロードのきっかけになることが多いです。
そのため、すでにブランドやサービスに好意を持っている状態からのスタートとなります。
一度でも接点を持ったユーザーに継続的に情報を与えることで、次に繋げることができることがECアプリの最大のメリットです。
その特性を活かし、セグメントごとにコンテンツを出し分けをすることで、よりユーザーのニーズに沿った情報発信ができます。
アプリ独自の機能で、必要な情報を必要としているお客さまに届けるための発射台としての使い方がおすすめです。
ECアプリはユーザーと繋がり続けていくことで、リピーターの満足度向上・売上獲得の役割を担っています。
このように、ECサイトとECアプリはそれぞれ違いがあり、併用することで大きな相乗効果が期待できるツールです。
新規顧客とリピーターに向けて目的を明確にし、ECサイトとECアプリを使い分けましょう。
どうしてECアプリで満足度向上・売上獲得ができるのか?
ところで、みなさんはどうしてECアプリで満足度向上・売上獲得ができるかご存じですか?
②リピート率が上がる!
ECアプリは一度でも接点を持ったユーザーに対し、アプローチを継続的に実施できるツールです。
ここでは2つの理由を詳しく解説していきます。
①身近にあるデバイスにダウンロードすることでユーザーの利便性が上がる!
ECアプリは、ユーザーの身近にあるスマートフォンなどのデバイスにダウンロードされます。
例えばユーザーが買い物をしたいと思った場合、ECアプリなら思い立ったタイミングでホーム画面のアイコンをタップすればアプリが立ち上がるため、そのままスムーズに利用できるでしょう。
一方でECサイトの場合は、必ずブラウザを立ち上げる必要があります。
Webビュー機能でECサイトをそのままアプリ内で表示させ、その一手間を簡略化することでユーザーの利便性を上げることができるのです
②アプリの独自機能でリピート率があがる!
アプリをダウンロードしてくれるユーザーは、「ブランドが気になる」「最新情報をチェックしたい」という興味関心を持っています。
つまり、ブランドの魅力をアプリから発信することにより、自社サービスのことをもっと好きになってもらえる可能性を秘めているということです。
セールや新商品のお知らせも適切なタイミングでキャッチアップさせられるため再購入に繋がりやすく、リピート率が格段に上がります。
ここでは、ECサイトでは実現できない、アプリならではの機能・活用方法をご紹介します。
①プッシュ通知機能を活用して顧客ロイヤリティの向上
プッシュ通知とは、ユーザーに向けて情報発信のメッセージをスマートフォンのロック画面やホーム画面上部、ステータスバーなどにメッセージが通知が表示される機能です。
一般的にメルマガの開封率は20%前後ですが、プッシュ通知の開封率は60%と非常に高く、約3倍もの差があると言われています!
理由としては、ホーム画面にメッセージが表示されたり、他アプリ起動中にも上部に通知が表示されたり、思わずポチッと押したくなるような仕様になっているため、目につきやすく、タップされやすい仕様になっているからです。
また、プッシュ通知を使えば、リアルタイムな情報発信や、セグメントごとに出し分けをしながらの発信ができます。
それぞれ購入した商品に応じたユーザーから、ニーズに特化したコミュニケーションが可能です。
②新商品や製品の入荷情報
③誕生日など特別な日のクーポン配布情報
④特集商品や季節商品などの旬な情報
アプリにアクセスしてもらうよう誘導し、購入を促していくような形で活用しましょう。
プッシュ通知でリピーター施策ができ、エンゲージメントや顧客ロイヤリティの向上が見込めます。
②商品やブランドの魅力をアプリに一元化して機会損失の防止
アプリはコンテンツを充実させるとプッシュ通知同様に、ユーザーとの接点を増やすことができます。
多くのユーザーはサービスを購入する際、様々な商品と比較検討する時間が必要です。
そんな時に、アプリにコンテンツが充実していたら、ユーザーの比較検討として大きな印象を残すことができるでしょう。
①記事投稿でブランドやサービスの魅力を伝える
②実際の写真や動画で商品の良さを伝える
③プッシュ通知と組み合わせて相乗効果を狙う
アプリ内コンテンツを充実させるとユーザーの比較検討時間を短くすることができ、ページの離脱防止に繋がります。
②食べ方や楽しみ方の提案・アレンジやレシピの紹介
③季節やイベントに合わせた企画・ギフトや季節商品
④購入者を巻き込む企画・フォトコンテストや投票など
コンテンツを充実させて、ユーザーを逃がさないことが大切なポイントです。
はじめてのアプリ導入はリスクの少ないノーコードアプリがおすすめ
モバイルアプリの開発には大きくわけると「フルスクラッチ開発」「ノーコード開発」という制作方法があります。
フルスクラッチ開発は、モバイルアプリを一から自分たちで設計・開発する方法です。
専門的な知識や技術を持つ開発者に依頼する必要があり、納期は半年〜約1年を想定しておくと良いでしょう。
初期費用は500万円〜2,000万円程度かかり、ランニングコストが高額です。
ノーコード開発は、デザインフォーマットなどに一部制限があるものの、プログラミングなどの専門知識なしで構築することができます。
ツールを使用するため自分で制作もできますし、制作代行に頼むことも可能です。
納期は1ヶ月〜3ヶ月を想定しておくと良いでしょう。
初期費用は無料で利用できるものもあり、運営や更新を自身で行えるため、ランニングコストは低額なことが多いです。
はじめてのアプリを導入する場合、やはり「導入後、果たして本当に効果があるのか?」というのが一番気になる部分かと思います。
開発費用やランニングコストに高額な金額を掛けたところで、アプリのダウンロード数が想定よりも伸び悩み、売上向上に繋がらなけば、制作した意味が薄れてしまいますよね。
それもそのはず。
実のところ、アプリ導入は金額を掛ければ掛けるほど効果が上がるというわけではないのです。
そんなリスクを回避するためにも、はじめてのアプリ導入はリスクの少ないノーコードアプリがおすすめです。
ここでは、「なぜはじめてのアプリ導入はノーコードアプリがおすすめなのか」の理由を3つご紹介します。
数百万~数千万の開発費が無駄になる可能性がある
あなたがアプリをダウンロードをするときはどんなタイミングですか?
きっと、何かしらその「サービスに興味を持ったり」、「継続して利用したい」という場合ではないでしょうか。
つまり、アプリを活用する上で、ユーザーにダウンロードしてもらうことが一番ハードルが高いと言われています。
ユーザーはよほど気に入ったサービスじゃないとアプリはダウンロードしてくれません。
高額な開発費を掛けてアプリを制作したは良いものの、実際はそれほど使ってもらえなかったと言うケースはよく聞きます。
どのくらいリターンがあるのか、分からないまま初期投資をするのは難しいところです。
「そもそも自社サービスでアプリは使えるのか?」という検証もかねて、数百万〜数千万の初期費用をかけるのではなく、少しでも安価な方法でテストをするに越したことはないのではないでしょうか。
そういった意味でも、全体的にコストを抑えられるノーコードアプリはおすすめです。
修正やコンテンツの追加をすぐに実行できる
アプリを運営していると、修正やコンテンツの追加など、必ずと言っていいほど改修作業が必要になります。
自分でアプリを編集することができるノーコードアプリであれば、追加費用もかからずユーザーからのリクエストに即時反映ができるのが大きなメリットです。
これを仮に開発会社に頼んだ場合は、追加費用の発生や納期も長くなるでしょう。
その間にユーザーを待たせてしまうと、アプリから離脱の可能性が上がってしまいます。
ランニングコストと更新のしやすさを考えると、ノーコードアプリがおすすめです。
専門知識不要でだれでも操作が可能
ノーコードアプリなら専門知識が不要なので、作業者を選ばないのが大きなメリットです。
ツールを使って編集や通知の制作を行うので、だれでも簡単に作業ができます。
専任の担当者をつける必要がないので、仮に今まで作業をしていた方が退職や異動などで居なくなったとしても、問題なく作業を継続することが可能です。
このように、直感的な操作で再現性が高いノーコードアプリは、はじめてのアプリ導入にぴったりと言えるでしょう。
アプリについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
アプリ制作は高いと思っていませんか?1/100以下の予算でできるのがノーコードアプリ
ここまでノーコードアプリについて解説してきましたが、気になるのは「実際いくらぐらいコストがかかるか?」ではないでしょうか。
ペライチなら専門知識がなくても、業種に合わせたテンプレートを選択、必要な機能を追加し、直感的な操作でノーコードアプリを制作できます。
さらに、フルスクラッチ開発の1/100以下の予算でお好みのアプリを構築できてしまうんです!
初期費用はゼロ円。
費用はユーザーがダウンロード利用した分だけとなっています。
¥33×200=6,600
¥22×50=1,100
5,500+6,600+1,100=13,200円の請求
ペライチ Developer であれば、固定費もかかりません。
そのため、いきなり莫大な数をダウンロードされるという心配はありません。
むしろ、アプリのリリースが開始されたらSNS等で周知し、自社ブランドやサービスの魅力を伝えながら、認知を高めていくことが大切になります。
※Developerアカウント手数料
ユーザー独自アカウントを希望する場合は、管理代行費用として月10,000円がかかります。
Developerアカウント名はAppStoreやGooglePlayStoreのアプリダウンロードページ等に表示されます。
アプリの料金について詳しくはこちらをご覧ください。
ノーコードでアプリもECサイトも作れるペライチ
ペライチでは、ノーコードでECサイト・アプリどちらも簡単に作れることをご存じですか?
「ペライチ」ではHTMLやcss、プログラミングなどの専門知識がなくても、直感的な操作でご自身でアプリを制作できます。
すでにECサイトを持っている方も、Webビュー機能を使えばIT資産をそのまま生かせるため、改めてアプリ上でECサイトを制作する必要はありません。
今ある画像や情報を使ってアプリを構築できるため、導入のハードルが低いのも嬉しいポイントです。
ペライチでモバイルアプリを作成しませんか?無料相談会実施中
ペライチでは、無料でモバイルアプリを作成・配信できるノーコードツールを提供しています。
インターネットブラウザ上で操作をするだけで、iOSとAndroidの両方に対応したモバイルアプリの運用をはじめることが可能です。
実際にユーザーがアプリをインストールするまで料金は発生しないため、リスクを抑えながらモバイルアプリを運用することができますよ。
ただ今、専門スタッフによる無料の相談会を実施中!
「どんなことが出来るの?」「自分の業界に似た導入事例は?」など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
ECサイトをお持ちでない方もご安心ください!無料相談会実施中
ペライチではインターネット予約やオンライン決済の機能も搭載しているので、最短翌日からECサイトの開設も可能です。
メールマガジンやブログなど、リピート獲得につなげる充実の機能を定額プランでご利用いただけます。(一部従量課金サービスあり)
ECモールをご利用の場合、自社ECへの引込みもできるので手数料を削減することもできますよ。
ITスキルがない、普段からパソコンに触れていない方でも、利用できるサービスとなっています。
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