数あるネットショップの中で、自社サイトの差別化にお悩みの方も多いのではないでしょうか?
実店舗とは異なり、SNSや広告、SEO等による集客が必須のネットショップ。
集客にはどうしても手間とコストがつきものです。
運用効率を高めるためには、顧客満足度を向上させ、リピーターを獲得することが肝となります。
今回はそんなネットショップの成功に欠かせない、ブランディング戦略についてご紹介します。
ブランディングの重要性と効果
ネットショップ運営をするうえで欠かせないのがブランディング戦略です。
ブランディングが成功することによって自社ECの売上が大きく上がったという事例もたくさんあります。
しかし、ひとくちにブランディング戦略と言っても「実際どうすればいいのかわからない」、「どんな効果があるのか?」という声もよく耳にします。
そんな多くの謎に包まれたブランディング。
ここでは、「そもそもブランディングの定義とはなんなのか?どんな効果があるのか?」について事例を交えながら解説していきます。
ブランディングの定義
ある特定の商品やサービスが、消費者・顧客によって「識別されている」とき、その商品やサービスを「ブランド」と呼びます。
(引用元:一般社団法人ブランド・マネージャー認定協会)
そのブランドを確立させるために必要なのがブランディングです。
そのため、ブランディングとはお客さまの持っている「イメージ」と商品やサービスが持つ「価値」を一致させることにあります。
具体的な2つの事例を挙げて説明していきましょう。
スターバックスコーヒー
「オシャレな空間でゆったりと美味しい飲み物を飲みたい」と思ったとき、どんなお店を思い浮かべますか?
数あるカフェの中でも「オシャレカフェ」と言われて多くの人が思い浮かべるのは「スターバックスコーヒー」ではないでしょうか。
それこそがブランディングです!
スターバックスは、CM等の広告出稿に頼らず、「店舗体験」をベースにしたブランディング戦略でファンを獲得しています。
ブランディングが確立することで商品・サービスを選んでもらいやすくなり、「オシャレカフェ=スターバックス」の認識を世の中に広めたきっかけになりました。
吉野家
「次の商談まで30分か。サクッと腹を満たしたい。給料日前だから安い所で...」と思ったとき、どんなお店を思い浮かべますか?
「時間もないが安くがっつり食べたい」という働く男性のニーズにドンピシャなお店といえば、「はやい、うまい、やすい。」というフレーズでおなじみの「吉野家」です。
今となっては同業他社サービスのお店も数多くありますが、吉野家はいち早く男性顧客にターゲットを絞り都市部繁華街を中心に店舗を出店。
ターゲットのニーズを深堀した商品を提供していることも吉野家の特徴です。健康診断の結果が気になる人には「ライザップ牛サラダ」を。肉は食べたいが胃もたれが気になる人には「少盛」の提供を。顧客が何を求めているかを突き詰めて考え、サービスを磨いていく事で独自のブランディングを確立しています。
このように、ブランディング=高級感というだけではありません。
ブランディングを成功させるためにはユーザーの期待に応えることが重要となります。
- お客さまの持っている「イメージ」と商品やサービスが持つ「価値」を一致させる
- ブランディングが確立することで商品・サービスを選んでもらいやすくなる
- ブランディング≠高級感!ユーザーの期待に応えることが重要
ブランディングの効果と重要性に直結する3つのメリット
ブランディングについての全体像は掴めてきたのではないでしょうか?
続いて、ブランディングの効果と重要性に直結する3つのメリットを解説します。
ブランド認知率の向上
ブランディングをすることにより、ブランドの認知率向上が期待できます。
市場競争力の強化
ブランディングで市場競争力の強化を見込めるため、同じサービスのなかでも自社サービスを選んでもらうきっかけになります。
顧客のロイヤルティ向上
ブランディングによって、顧客のロイヤルティ(企業やサービスに対する信頼や愛着の大きさ)の向上につながり、企業やサービスを好きになってもらうひとつの要因となります。
つまり、ブランディングを確立することでビジネスの費用対効果を高めることが出来るのです!
ペライチユーザーさまの事例をご紹介
日本一高級なチーズケーキ Jeweli Sweets イエローダイヤモンド
こちらのJeweli Sweets様は【1ホール税込 19,440円】という高級チーズケーキの販売にあたり、ページ上で「商品の魅力が十分に伝わるか」という視点で、テンプレートが豊富でありつつも自由度が高いペライチを選んでいただきました。
実際に、販売開始数日で数十万円の売上を達成し、その後も継続的にメディアに取り上げられています!
具体的にどういったブランディングをしたのかを紐解いていきましょう。
ページでこだわりを表現
顧客が商品を認知してから購入するまでのフェーズにさまざまな工夫を施しています。
- 製品ページ内で商品へのこだわりを訴求-熟練の職人が一つひとつ手作り
-小麦・砂糖・添加物不使用のギルトフリー
-高級なクリームチーズを使用
-ホールのみ販売、1ホール約20,000円 - SNSアカウントで開封動画やナイフを入れるシーンをシェア
-「最高の瞬間」=真似したくなる仕掛け
届いてからの体験
顧客が商品を購入後~体験までのフェーズも細やかな気配りを施しています。
- 高級感のある木箱の装丁
-記念日、誕生日、贈答品として申し分ないクオリティ - ケーキサイズは直径20cm/重量1.5kg のインパクト
-100gずつ食べても、なんと 15人分!
このように商品ページを作成するにあたり、ただのチーズケーキではなく「こだわりがたくさん詰まった高級チーズケーキ」というブランドを前面に打ち出して訴求しています。
お客様の持つ「イメージ」と商品・サービスが持つ「価値」が一致することにより、商品の持つ「価値」が伝わり、購入意欲が向上。
そして、購入後に感動体験を味わってもらうことで、その場の購入だけでなく、継続的に「買いたい」「人にオススメしたい」と思ってもらえる可能性も上がります。
認知率の向上・市場競争力の強化・顧客ロイヤルティ向上を達成していますね!
- 認知~購入までのフェーズで製品のこだわりを伝えてブランド訴求
- 購入後~体験までのフェーズで注文時の期待を上回る感動を届けてロイヤルティを向上
ブランディング効果を高めるためにできること
ブランディングの重要性がよくわかる事例でしたね。
ぜひご自身のネットショップにも取り入れてみてはいかがでしょうか?
ここでは、実際にブランディング効果を高めるためにやるべきことを解説します。
カスタマージャーニーに沿ってお客様との接点を確認
まずは既存のネットショップにおける各フェーズの状態について、カスタマージャーニーに沿って見直してみましょう。
- 認知・検討段階:お客様の持つ「イメージ」と商品・サービスが持つ「価値」が一致しているか?
- 購入~体験:注文時の期待感を上回る感動を与えられているか?
- 再購入:ロイヤルティの向上につながる施策を打っているか?
各フェーズで商品の魅力を伝えるのはもちろん、その他の部分でも細やかな工夫ができているかがネットショップブランディングのカギになります。
サービスの価値をきちんと語れているか
ネットショップを訪れるのは、はじめての方だけではなく、購入後の再来訪や、ギフトを贈られたお相手の方がページを訪れるケースもありますよね。
そんなときはどんな情報を伝えたら商品の価値を正しく伝えられるでしょうか?
下記のチェックポイントを参考に見直してみてくださいね。
- ページ内で商品・サービスのストーリーを表現できている?
- 購入体験までを見直してみよう!
- 梱包資材や同封の案内など、手元に届くものはブランドを表現していますか?
ページの内容だけでなく、発送に伴う梱包資材や同封の案内にも一味違った工夫を施すのがオススメです。
ネットショップのブランディングはペライチにお任せください!
選ばれるネットショップ・自社ECを運営するためには、「製品・サービスのこだわりを正しく伝えること」・「お客様のニーズを理解して一貫したコミュニケーションを行うこと」の両方が重要です。
「ペライチ」ではHTMLやcssなどの専門知識がなくても、直感的な操作で自由度の高いページを作成できます。
インターネット予約やオンライン決済の機能も搭載しているので、最短翌日からネットショップの開設が可能です。
メールマガジンやブログ、オリジナルアプリの作成など、リピート獲得につなげる充実の機能を定額プランでご利用いただけます。(一部従量課金サービスあり)
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