オンラインでのお買い物の決済方法といえば、代引きや振込、カード決済が思い浮かぶものですよね。それぞれメリットデメリットがありますが、全体的になんとなく面倒で、仕組みの不透明さや複雑さがちょっと難点。店舗側からしても、導入や費用の面で同じことが言えそうです。でも、Squareならそのストレスをクリアにできるかもしれません。
目次
Squareとは?
Squareとは、「スクエア株式会社」が提供する、アイデア段階から起業するまでの道のりを短くできるツール。スクエア株式会社は、コストと運用の難しさを理由にビジネスを諦めたり、事業を拡大できなくなってしまう事態を打開するために、アメリカのカリフォルニア州で立ち上げられた、誠実さを信念とする企業です。社名をそのまま譲り受けた小型端末、「Square」とは、一体どんなプロダクトなのでしょう?
Squareの特徴
ここからは、小型端末「Square」の特徴の紹介に移ります。大きく分けてその特徴は3つ。
①素早く導入できる
②低コストでスタートできる
③自分で使いやすくカスタムできる
早い・安い・便利の、ものぐさには大変嬉しい三拍子が出揃いました。その実態と詳しい使い方、一押しポイントをどんどん掘り下げていきましょう。
ちょっと難しいIT用語などはなるべく簡単に説明しますので、最後までお付き合い願います。
素早く導入できるイノベーティブなカードリーダー決済
実際にSquareのビジュアルを改めてよく見てみましょう。サイズは目薬くらい、イヤフォンジャックに差し込む仕組みになっていることがわかりますね。シンプルな見た目からも、設置や導入に全く手間がかからないことが想像できます。そして、その使い方といえば、上部に見えるスリットにクレジットカードを挟んでシュッと切るだけ。お店のレジが小さくなって、機能はそのまま自分のスマートフォンやモバイル機器に、といった感覚。オンラインでも、オフラインでも使うことができる点もスマートです。設定らしい設定といえば、アプリをダウンロードorパソコンから、自分のアカウントを設定するだけ。
登録すべき情報は下記の通りです。これまたシンプルです!
そして、Squareのクイックさはここに留まりません。なんと、入金も素早く、最短翌営業日となっています。消費者側としては、しまった、引き落とし月末だった!突然ピンチ!なんて状況にもなりませんし、何より、買ったものに対して決済を後回しにするもやもや感がありません。店舗側としても、現金に近い感覚でお金をやり取りできるため、安心できますよね。
無料で使える各種機能とPOSレジ
さて、導入についてのお話でしたが、ここまででかかる費用はSquare本体の費用、4980円のみというから驚きですよね。お店の大きなレジと遜色ないカードリーダー決済機能の導入がたったの5000円内。諭吉先生を送り出しても一葉さんが帰ってきます。こういう、初期費用低コスト型のサービスに限って継続課金要素が高かったり拡張機能にお金がかかったりするものですが、Squareに限って言えば、かかる料金はこれだけ。
振込手数料:無料
月額料金:無料
まず、本体代の約5000円分の元が取れれば、何が起きても損はしません。さすがはコストとシステムのせいで機会損失が起きないように…という理念の元生まれたサービスです。利用手数料もかなり良心的。アカウントを作って、Squareカードリーダーを取り付け、カード決済が手軽にできるようにする、というここまでの一連の売り上げ管理システムをPOSレジと言いますが、実はそれ以外の決済関連とは違った、便利な機能も無料で使うことができます。例えば、商品の登録やディスカウント、ギフトカードの発行ができる、商品ライブラリ関連機能、商品の売り上げ履歴のダウンロードや売り上げ管理、さらには分析までが可能な売り上げ履歴の関連機能、レシートの発行や印刷が可能なレシート周辺機器の関連機能などが代表格として挙げられます。ビジネスに必要な、管理・決済・分析の各種機能ががオールインワンとなっていることで、事業主本人は商品の開発や仕入れに力を注ぐことができるのです。
広い販路と多くの窓口を一括管理!(オムニチャネル)
実店舗ベースで考えてみると、欲しい商品の在庫がこの店舗にはないけれど、近くのお店なら在庫がありますから、お取り寄せ、もしくはそちらへ行っていただければございますよ、というご案内に似ていますね。Squareは、一つのアカウントで複数の店舗の管理が可能です。オムニチャネルの場合、これがネットショップをはじめとする全ての取り扱い店と繋がります。つまり、オムニチャネル化を実現してしまえば、ビジネスの窓口が拡大し、大きなネットワークを構築することが可能というわけです!メインとなる実店舗を中心に、新しい店舗の登録や管理を簡単に行いながら、遠く離れた顧客とも、スマートにやり取りができる。とても魅力的なことに感じませんか?店舗ごと、従業員ごとのレポートも作成でき、多くの店舗を持っても抜かりなく目が行き届くのはもちろんですし、動画の様子を見ていると、働き手のポテンシャル維持にも繋がるのではないかと思えてきます。
画期的なプラグイン
ここで言いたいプラグインとは、ずばり公式オンラインショップ(ECサイト)との連携。Squareの決済機能を他の、すでに持っているオンラインショップと同期させることが可能なのです。「Square」を中心とした販路のネットワークの中に、外部のショップも組み込んで一緒に管理できる。そういう強みまで兼ね揃えています。ビジネスの始まりがSquareでなくとも、途中からSquareを強力なエンジンとして組み込んで、ビジネスを加速させることができるのです。
成功事例から見る多様なビジネスモデル
最後に、実際にSquareを使用する日本でのユーザーの事例をみてみましょう。Squareのユーザーのほとんどは個人事業主や中小企業がその9割占めているそうです。しかし、その毛色は必ずしも同じではありません。上の画像は全て、Squareを使用する店舗のもの。他にも、美容院やイベント、移動式販売など様々なシーンで、規模で使うことができます。事例紹介のページには大きくこう記してあります。「成功したのはSquareがあったから」店舗のあり・なしに限らず、売りたいものがある。という全ての人にとってSquareは良いアドバイザーとなり、拡声器となり、レジとなり、最大のサポーターでありつづけます。
最後に
いかがでしたか?会社の名前を背負ったサービスを、誠実にお客様へ届ける会社であるという同じ立場からペライチで今回の記事を執筆させていただくに至りました。店舗経営者にとって本当にやりたいことは、「店舗をやり繰りすること」ではなく、「自信を持って商品を売ること」であるはずです。ITには、ヒトのやりたいことをサポートする力があります。まだまだ馴染みの薄い、店舗とIT。その架け橋となるような、丁寧な記事作りをホームページ大学は目指します。ブレーンはあなた、歯車の一端をSquareに任せて、ビジネスを加速させてみませんか?