ホームページ作成を検討している方で「ホームページの見積もりを依頼したいが相場や費用の内訳がわからない」という方も多いのではないでしょうか?ホームページの見積もりは、ホームページ制作会社の規模や制作体制、工数によって変動します。こちらでは、ホームページ制作の見積もりの費用の内訳や相場、見積もりをとる際の注意点を解説します。

ホームページ制作会社に見積もりをとるための基礎知識

ホームページの見積もりを依頼する前に、まずはホームページ制作にかかる費用の内訳などの基礎知識を確認しましょう。

費用を決定する要素

ホームページ制作の費用は、大きく4つの要素から構成されます。

  1. 会社の規模
  2. 制作体制
  3. 工数
  4. 制作者のスキル

では、それぞれの要素について詳しく解説します。

会社の規模

1つ目は会社の規模です。規模の大きい会社は、人件費や社員の管理コストが多くかかり、その分制作料金に上乗せされます。さらに、大規模の会社では、ホームページの作成だけでなく競合調査やマーケティングなど作業工程を多く踏まえるため、見積もり価格が高くなる傾向にあります。

制作体制

2つ目は制作体制です。ホームページの制作体制には、外注と内製体制の2種類があります。外注体制の場合、フリーランスやプロに発注をし、ホームページ制作会社では制作進行のみを行います。制作費用の他にマージンも発生するため、外注費用は比較的料金が高いのが特徴です。

一方、内製体制の場合、ホームページ制作会社内で制作を行うため料金を安く抑えられます。ただし、あまりにも料金が格安だと、実績のない新人社員が担当している、またはテンプレートを使って作成している場合があり、クオリティが低いホームページが出来上がる可能性があります。

工数

3つ目は工数です。たとえば、ディレクターと打ち合わせを行い、ホームページ制作からコンサルティングまで行うホームページ制作会社もあれば、打ち合わせがなく、テンプレートを元に作成するホームページ制作会社もあります。この2社では工数に差があるため、見積もり価格も異なってきます。

制作者のスキル

4つ目は制作者のスキルです。ホームページ制作会社には多くの制作者が関わり、その制作者のスキルによってホームページのクオリティも異なります。そのため、スキルの高い制作者の場合価格が高くなり、一方でスキルが低い制作者では価格が安くなる傾向にあります。

価格設定の方法は2種類

ここまでは、ホームページ制作の費用の要素をご紹介しました。ここからは、ホームページ制作の価格の設定方法について見ていきます。

ホームページ制作会社の価格設定は、作業項目数で決定する方法と工数で決定する方法の2種類があります。

作業項目数で決定する方法

1つ目の方法は、作業項目数で決定する方法です。この方法は、作業項目ごとに価格が決められており、行う作業の項目数で価格を算出します。たとえば、トップページは5万円、下層ページは1万円、CMSの設定は6万円のように、細かく価格を設定します。

この方法を選ぶ場合、あらかじめホームページ作成に依頼する作業をすべて決めておく必要があります。依頼すべき作業が明確でないと、必要な作業を見落としてしまい、追加で費用が発生する場合があります。

工数で決定する方法

2つ目の方法は、工数で決定する方法です。たとえば、10ページ程度のホームページを制作するのに必要な人件費や日数を算出し、それを元に価格が決められる方法です。

この方法の場合、見積もり価格が高くなるという特徴があります。トラブル対応のような、制作時に発生すると考えられる不確定要素も含まれて料金が算出されるためです。

ホームページ制作の見積もり項目

初めて見積もりを依頼した際、専門用語が多く、見積もり内容がきちんと理解できない場合があります。こちらでは、ホームページ制作の見積もり項目について解説します。

進行管理費(ディレクション)

進行管理費とは、ホームページの方向性を決定したり作業を管理するWebディレクターの人件費です。ディレクション費やプロジェクト進行費と呼ばれることもあります。Webディレクターのスキルや経験によって、進行管理費は変動します。

KPI・コンセプト・サイト設計費

KPI・コンセプト・サイト設計費は、ホームページの方向性を決定するための費用です。KPIとは主要業績指標と言い、ホームページの目標達成度合いを表すための指標です。KPIやコンセプトでホームページの目標値を設定し、その目標を達成するためにサイトマップやコンテンツ内容などのサイト設計を行います。

デザイン費

デザイン費とは、ホームページのレイアウトや画像の編集、ロゴの作成などにかかる費用です。デザイン費は、ページ単位で決定する場合と人日単位で決定する場合があります。デザイン費もWebデザイナーのスキルによって価格が変動します。

フロントエンド開発費

フロンドエンドエンジニアが行う作業費用がフロントエンド開発費です。フロントエンドとは、ユーザーが直接触れる部分のことを指し、フロントエンドエンジニアは、ユーザーが見るホームページ画面をHTMLやCSSで編集します。

バックエンド開発費

バックエンドエンジニアが行う作業費がバックエンド開発費です。バックエンドは、ユーザーが直接ふれない部分のことを指し、バックエンドエンジニアは、サーバーやデータベースの要件定義や設計などを行います。

ホームページ制作の見積もりをとる際の注意点

ホームページ制作の費用の内訳や見積もり項目についてご紹介しました。実際、見積もりを依頼する場合は、費用や項目以外にも注意することがあります。ここからは、ホームページ制作の見積もりをとる際の注意点をご紹介します。

金額で判断しない

見積もりの際は、金額だけで判断しないようにしましょう。ホームページ制作は多くの人が関わり、規模が大きいホームページは長期に渡って制作されるため、信頼関係や密なコミュニケーションが求められます。

スムーズに制作作業を進めるためには、以下のことにも注目しましょう。

  • コミュニケーションのしやすさ
  • 特に、打ち合わせを行うディレクターとコミュニケーションが取りやすいか見ておきましょう。

  • スキル
  • 料金が格安の場合、新人のデザイナーやコーダーが担当している可能性があります。スキル面も重視しましょう。

  • スピーディーさ
  • スキルだけでなく、きちんと納期を守ってくれるかも大切です。また、急ぎの案件にもスピーディーに対応してもらえるようなホームページ制作会社を選びましょう。

見積書に含まれない項目を確認する

ホームページ制作には、見積書に含まれていない項目も多数あります。以下のような項目は、見積書に記載されていないことがありますので、注意しましょう。

  • ドメイン・サーバー費
  • ホームページ公開後の運用
  • サポート体制・保守管理費用

保守管理費用とは、ホームページの修正や追加にかかる費用です。ホームページ制作の見積書には、修正に関しては料金に含まれていないこともあるため、保守管理費用についても確認するようにしましょう。

WEB制作に関連する社内の作業量を考慮する

ホームページ制作は、ホームページ制作会社だけでなく、自社側にも一定の作業量が発生します。たとえば、ディレクターとの打ち合わせやホームページに必要な資料の用意など、自社で行う作業は多岐にわたります。さらに、ホームページ制作後の運用の作業量やコストも把握する必要があります。

サーバーや開発環境がきちんと適応するか

ホームページ制作の見積もりを依頼する際は、事前にサーバーや開発環境を確認しましょう。ホームページ制作会社にサーバーを用意してもらう場合は特に気にする必要はありませんが、もし自社のサーバーを引き継ぐ場合は、サーバーの種類によってはCMSが導入できない場合があります。CMSはホームページの管理・運用に必要なツールです。スムーズに制作を行うためにもサーバーや開発環境をきちんと確認しましょう。

見積もりだけで費用が発生しないか

ホームページ制作の見積もりは、基本的に無料で行われます。複数のホームページ制作会社を比較するためには、無料で見積もりをしてもらえる会社に依頼しましょう。見積もりに関してホームページに掲載されてない場合は、直接問い合わせましょう。

見積もりを安くする方法

少しでも費用を抑えるためには、ホームページ制作会社に多くの情報を提供するようにしましょう。情報が多いほど、発注者がどんなホームページを作成したいのか把握しやすくなり、不要な費用が発生しにくくなります。見積もりを依頼する際は、以下の情報を提供しましょう。

  • ホームページの目的
  • 納期
  • 予算
  • デザインイメージ
  • 作業範囲
  • 運営方針

実際にホームページを見積る

こちらでは、ホームページを無料で見積もれる2つのサイトをご紹介します。ホームページ制作にどれぐらいの費用がかかるのか、一度シミュレーションしてみましょう。

ホームページ一括見積もり.com

ホームページ一括見積もり.comの公式サイトの画像
ホームページ一括見積もり.comは、発注者とホームページ制作会社をマッチングするサイトです。郵便番号から近くのホームページ制作会社を検索でき、そのホームページ制作会社の見積もりがメールで届きます。電話で見積もりを相談することも可能で、料金もかかりません。

ホームページ一括見積もり.com

アイミツ

アイミツの公式サイトの画像
アイミツは、ホームページ制作会社の比較サービスサイトです。専門コンシェルジュがアイミツに登録された7万社以上のホームページ制作会社から最適な会社を紹介します。低予算や超短納期など、細かな要望にも対応してもらえます。アイミツの公式サイトには、ホームページ制作の費用相場が確認できるため、ぜひ参考にご確認ください。

アイミツ

注意点を意識して見積もりから始めましょう

ホームページの見積もりについて解説しました。ホームページ制作にかかる費用は、ホームページ制作会社によって大きく異なります。最適な料金で制作を依頼するには、費用の内訳や見積もりの項目について把握しておきましょう。

また、ホームページは公開して完了ではありません。公開後にも、ユーザー分析やSEO対策など必要な作業があります。もしホームページ制作会社に運用も依頼する場合は、運用費用も発生するため、見積もりの際には運用費用や運用内容についても確認しましょう。

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