講師やコンサルタントなど、個人ビジネスのホームページによくある「プロフィール」。
個を活かしたビジネスの場合、プロフィールはサービス紹介や商品説明と同じくらいコンバージョンに繋がるか繋がらないかが決まる重要な項目です。
今回はそんなプロフィールの書き方を伝授!
おすすめの項目から意識するポイントや注意するポイントまでお伝えします。
目次
ホームページにおけるプロフィールの役割は?
ホームページの訪問者はまず何かしら「解決したい問題」があります。
・〇〇を知りたい
・××を学びたい
・△△に困っている
それを解決できる手段として、様々なサービスやセミナーなどを検討しますが、その内容や金額とともに気になるのが「サービスの提供者はどんな人(会社)なのか?」ということ。それをアピールできるのが「プロフィール」です。
このプロフィールを単なる自己紹介で終わりにするのではなく、
- 説得力のある経歴や数字
- 親しみやすさ
- 魅力的な人となり
を伝えられるものにすることで、「自分の問題が解決できそうだ!」「この人にお願いしたい」と訪問者に思ってもらいやすくなります。
プロフィールのおすすめ項目6つ
続いて、ホームページのプロフィールにおすすめの項目をお伝えします。
※名前は必ず入れるものとしてここでは省略しています。
1役職・肩書き
会社や団体に所属していて、役職名がある場合は役職を、無所属の場合はビジネス上の肩書きを名前とセットで書きましょう。
訪問者は「この人は何者なのか?」という不安を無意識に抱いてプロフィールを読むので、それを払拭する役割もあります。
× 名字太郎 (何も書かない)
〇 名字太郎/ライター・ライティング講師
2出身地
ビジネスに直接関係なさそうに思える項目ですが、これがあるだけで親近感がグッと増したプロフィールにすることができます(訪問者が同郷だった場合は特に効果的)。
ホームページでのビジネスは入口が対面ではなかったり、顔がわからなかったりするものです。なので、プロフィールでは信頼感や実績だけでなく、親しみやすさ=頼みやすさも重視し、受注までのハードルを下げるようにしましょう。
⇒経歴はわかるもののどこかかたい印象…
⇒経歴の前に出身地を記載するだけで親しみやすさがUP◎
3経歴・実績
箇条書きなど、簡単でもOKなので経歴は入れるようにしましょう。
今しているビジネスだけを書きがちですが、それまでのどんな経験が今に活きているのか?を明記することで、現在への説得力に繋がります。
⇒どんな経験・経歴があるかわからず信頼性に欠けてしまう
⇒これまで(過去)を書くことで信頼感が出る
4できること・得意なこと
経歴と併せて、「自分に何ができるのか」「何が得意か」も明記しましょう。
得意なことを絞って書いてしまうと顧客ニーズを狭めてしまうようにも思えますが、自分の強みポイントを書くことで、何も書かないよりも専門性が増し、書いていないことも含めて「頼れそう」という印象になります。
また、訪問者が必ずしもその業界やサービス内容に詳しいとは限りません。全く知識のない人でもわかるような言葉を意識して書くようにしましょう。
⇒具体的にどんな文章が得意なのかが伝わらず、受注に繋がりにくい
⇒ターゲティングができており、類似ジャンルも頼めそうな印象にもなる
5趣味・好きなこと
出身地と同じく、親しみをUPさせることができる項目です。
ホームページの場合はビジネス向けのプロフィールなので、長々と書く必要はありませんが、文章の最後に1文だけ付け加えるだけでも人となりを伝えることができます。
⇒どんなタイプ・性格なのかが伝わらずちょっと冷たい印象に
⇒趣味がわかると仕事以外の顔が見え、親近感がわく
6SNS・ブログなど
こちらはあればぜひ掲載しましょう◎。
プロフィールを読んで、興味を持ってくれた訪問者が別コンテンツにアクセスしてくれるチャンスです。
プロフィールでおさえるべきポイント5つ
おすすめの項目の次は、プロフィールを書く上で気をつけたいポイント5つをご紹介します。
1簡潔さ・読みやすさを重視
あれもこれも説明しようとしてズラッと長いプロフィール文をよく見かけますがこれはNG。長い文章はそれだけで訪問者の読む気力を奪ってしまいます。
プロフィールは特にさらっと流し読みされがちな項目です。重要なことだけを簡潔に書くようにしましょう。
また、文章をひたすら書くのではなく、箇条書きなども活かしながら読みやすさも重視しましょう!
名字太郎/ライター・ライティング講師
長野県出身。新卒で株式会社〇〇に入社し、旅行メディア『△△』の執筆・運営を5年担当。20××年に独立し、現在は雑誌やメディアの執筆のかたわら、ライティングセミナーを開催しています。旅行に関するライティングならお任せください。趣味は旅行と映画鑑賞(特に洋画が大好き)です。
⇒必要なことは書かれているものの、文章が長く読みづらい印象に
名字太郎/ライター・ライティング講師
長野県出身の30歳。旅行に関するライティングが得意です。
20××年 株式会社〇〇に入社し、旅行メディア『△△』の執筆・運営を5年担当
20××年 独立。雑誌やメディアの執筆のかたわら、ライティングセミナーを開催
・旅行
・映画鑑賞(特に洋画が大好き)
2自分を“商品”だと思って書く
冒頭でお伝えしたように、プロフィールはサービス紹介や商品説明と同じくらい重要な項目です。
ただ「自分を知って!」という想いだけで書くのではなく、プロフィールを読んだ訪問者が「この人に頼むことで自分にどんなベネフィット(利益)があるか」が伝わるように、つまり“自分を商品化”して書くようにしましょう。
・これまでの実績を書く
・持っている資格を書く など
3数字を積極的に使う
「多くの」「様々な」といった形容詞をつかいがちですが、できる限り具体的な数値で書くことで説得力をUPさせることができます。
特に実績や経歴などは数字で明記しやすい項目なので積極的に記載していきましょう。
⇒「数年」「多く」がどのくらいかは人それぞれなのでアピールになりづらい
⇒具体的な数字を出すことで説得力が増す
4自分だけのエピソード(想い)を盛り込む
経歴や実績などの情報だけの場合、信頼感や説得力を得ることはできても、その人に対する特別感を抱きにくく、受注までのハードルは意外と高いものです。
ビジネスを始めたきっかけなど、自分だけのエピソードを盛り込み、人となりも伝えていくことでより魅力的なプロフィールにしていきましょう。
【経歴・実績】
20××年 株式会社〇〇に入社し、旅行メディア『△△』の執筆・運営を5年担当
20××年 独立。雑誌やメディアの執筆のかたわら、ライティングセミナーを開催
⇒経歴だけだと人となりが伝わりづらい
【経歴・実績】
学生時代 幼少期から旅行雑誌を読むことが好きで、学生時代にはバイトでお金を貯めてはどこかへ一人旅。訪れた地の魅力を発信する側になりたいとブログを始める
20××年 株式会社〇〇に入社し、旅行メディア『△△』の執筆・運営を5年担当
20××年 独立。雑誌やメディアの執筆のかたわら、ライティングセミナーを開催
⇒業界や職種に興味を持ったきっかけを書くことで人となりが伝わる
5未来のことを書く
④の未来版として、「実現したいこと」「目指していること」を書くのもおすすめです。
実際できるかは別として、「将来はこうしたい」ということが書いてあることで訪問者はあなたに“可能性”を感じることができ、ビジネスに対する期待感を高めることに繋がります。
これは企業でいうところの「ビジョン」に近いものです。自身のビジネスを通して、「社会的にどんな役割を果たしたいか」ということを書いてみましょう。
・初心者の方にこそ選んでほしいライティングセミナーを目指して!
プロフィールでの注意ポイント
最後に、プロフィールを書く上で注意する点もあわせてご紹介します。
1他者を下げること(ネガティブなこと)は書かない
自分の方が優れているというアピールをしたいがために、他者(他社)を下げてしまう書き方をしてしまうのはNG。
プロフィールはパーソナルな部分を伝える項目なので、ネガティブな表現や言葉があるだけであなた自身のイメージダウン=ビジネス全体へのイメージダウンに繋がってしまいます。
比較するようなことは書かず、事実や自分自身のアピールを書くようにしましょう。
2個人情報の漏洩に注意
親しみ感を出そうとして、パーソナルなことを書くのはOKですが、個人情報が特定されるようなことは書かないようにしましょう。
・最寄駅
・家族の名前
・家族の通っている学校や勤め先
ペライチでプロフィールを書く場合は?
ペライチではプロフィール向けのブロックもご用意しています。
ぜひペライチでホームページを作る際は活用してみてください^^
また、お客さまの声ブロックなどを活用する方法もあります♪
魅力的なプロフィールを書こう!
今回はホームページのプロフィールの書き方をご紹介しました。
プロフィールは試行錯誤やアップデートを繰り返していくことも重要なので、ぜひ記事を参考にあなただけのオリジナルプロフィールを作ってみてください!
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