サイト訪問者へ商品の購入やサービスの申し込みなどを促す目的で作成されるLP(ランディングページ)。

その中でも、「記事LP」(または「記事型LP」)と呼ばれるものが効果的な手法として注目されています。

 しかしWEB制作を行う人の中でも、通常のLPに馴染みがあっても、記事LPというとどのようなものかイマイチわからないという方も少なくないのではないでしょうか。

 この記事では、記事LPとはどのようなもので、どのような役割を果たすのか?また、作成することでどのようなメリットがあるのかなどに加え、具体的な制作の手順まで詳しく解説します。

 記事LPがどのようなものなのかイメージしづらい、記事LPを作成する具体的な手法が知りたいという方はぜひ参考になさってください。

記事LPとは?通常のLP・記事との違い

ここでは記事LPと通常の記事との違い、また通常のLPとの違いについて解説します。

なお通常のLPについては、以下の記事にて解説しています。
LP自体がどのようなものかを詳しく知りたいという方は、併せてお読みください。

ランディングページとは?LPの特徴やメリット、作成ツールを紹介

記事LPとは?

記事LPは、一見ブログ記事やコラム記事のような印象を与えながらも、LPの役割を果たしているコンテンツのことを指します。
WEB広告を目にした読者を通常のLPへ誘導するまでの間に存在することが多く、記事とLPの両方の特徴を併せ持っています。

記事LPと記事の違い

記事LPと通常の記事の違いは、それぞれのページの目的です。

通常の記事は、そのページを読んだだけで読者の悩み(検索意図)が解決することを目的として作られることが一般的です。
一方で記事LPの最終的な目的は、リンク先で読者が商品の購入やサービスの成約をしてくれることです。そのため、記事LPには必ずLPへのリンクが存在します。

そのような意味では、ブログ内のアフィリエイト記事も記事LPであると言えます。

記事LPと通常のLPとの違い

記事LPと通常のLPの違いは、読者から見た印象です。

従来のLPは、最初から商品の画像や説明が目に入り、読者にはいかにも広告ページであるという印象を与えます。
一方で記事LPは、一見ブログ記事やコラムなど読み物のような印象を与え、読者が広告だとは気づかずに読み進めることも珍しくありません。

このように見た目の印象が大きく異なる記事LPと通常のLPですが、商品の購入やサービスの成約へと誘導するという最終的な目的は共通しています。

記事LPの果たす役割

通常の記事やLPとの共通点もある記事LPを、あえて制作するのはなぜでしょうか?
記事LPには、以下のような役割があります。

広告らしさを排除する役割

記事LPのもっとも大きな役割は、ページから広告らしさを排除し、読者の離脱率を軽減することです。

最初から商品を検索してたどり着いた読者でもなければ、広告感の強い従来のLPの見た目が苦手な人も少なくありません。場合によっては、ページを開いた瞬間にページを閉じたり、前のページに戻ってしまったりということも十分に考えられます。

一方で記事LPは最初から商品の話を前面に出すことはないため、読者は広告を読まされているという感覚に陥りにくく、ページからすぐに離脱する確率は軽減します。

LPへとスムーズに誘導する役割

記事LPは、読者を通常のLPへスムーズに導く役割も担っています。

通常のLPに抵抗感のある読者であっても、先に記事LPを読んで自分の悩みなどを改めて認識することで、その先の商品やサービスを受け入れやすくなるのです。
記事LPは、WEB広告とLPの間に挟まるクッションのような存在とも言えるでしょう。

記事LPを作成する4つのメリット

記事LPを制作することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 購買意欲が低い層にも効果がある
  2. LPを補足できる
  3. 商品購入までの過程を省略し成約へとつなげる
  4. 訴求テストができる

それぞれについて、詳しく解説します。

メリット1.購買意欲が低い層にも効果がある

記事LPは、より幅広い層を取り入れることができます。

例えば読者の悩みがそれほど深くない場合、あるいは読者自身が悩みを自覚していない場合、最初から広告を見せられても自分とは関係のないことのように感じてしまうでしょう。
このように通常のLPは、元から購買意欲の高い層に対しては効果的ですが、購買意欲が低い層を取り入れるのは難しいとされています。

一方、記事LPで自分の境遇と重なるようなエピソードを目にした場合、「そういえば自分にも当てはまるかも…」と潜在的な悩みに気づかされることもあります。
最初は購買意欲が低かった層が、記事LPを読むうちに購買意欲が高い層へと変化することも期待できるのです。

メリット2.LPを補足できる

記事LPは、通常のLPの内容を補足することができます。

通常のLPでは商品やサービスの魅力や強みが羅列していて、読者によっては大げさな印象を受けたり、すべてを信じることは難しいと感じてしまったりします。

記事LPでは、最初から商品やサービスの話を始めることはありません。
具体的なエピソードやストーリー展開などを用いることで、自然に商品やサービスのメリットが伝わるのです。読者が受け入れやすい形で、LPでは伝えきれない魅力まで自然と伝えることが可能です。

メリット3.商品購入までの過程を省略し成約へとつなげる

記事LPでは、読者が通常行っている商品購入までの過程を省略することができます。

通常であれば、商品購入までは以下のような過程が存在します。

  1. 商品の存在を知り、興味を持つ(WEB広告を目にする)
  2. 商品を購入するメリットなどを調べる(LPや公式サイトなどを見る)
  3. 競合商品と比較する(競合商品の公式サイトなどを見る)
  4. 自分に必要であることを確認する(口コミサイトなどを見る)
  5. 商品を購入する(公式サイトに戻るか、ショッピングポータルサイトに移動する)

このように、購入までに複数のページを閲覧することが一般的で、元のLPとは別のサイト経由で商品を購入することになってしまいます。

しかし記事LPでは、これらの過程をすべてページ内に盛り込むことができます。
せっかくたどり着いた読者を離脱させる確率を軽減し、商品購入やサービス成約へと導くことができるのです。

メリット4.訴求テストができる

記事LPを複数パターンつくることで、読者へのさまざまな訴求方法を試すことができます。

記事LPは、通常のLPよりも作成にかかる時間も予算も少なく抑えられます。
いくつか試作し、あらゆる角度から訴求テストを繰り返すことで、もっとも効果の高い訴求方法を探ることができます。

効果測定と改善を繰り返すことは、記事LPの成果を高めるためにもとても重要なことです。

記事LPを作るポイント

実際に記事LPを作成する際のポイントについて解説します。

広告感を強く出さない

記事LPを作成する際の最大のポイントは、いきなり商品の画像を見せるなど広告感を強く押し出さないということです。
一般的なブログ記事のように、読者が自然と読み進めるような見た目や構成にすることが必要です。
あえて記事LPを作成するのに広告感が強くなってしまうと、せっかくの記事LPのメリットを活かすことができなくなってしまいます。

記事LPの内容のメインは、読者の悩み解決に役立つ有益な情報や豆知識などを盛り込みます。
最終的に導きたい商品やサービスは、解決策として後半に登場し、量は全体の3割を超えない程度に抑えるとよいでしょう。

読者目線を忘れない

記事LPの内容は、読者目線をもつことを意識しましょう。

記事LPに登場する主人公は、広告主や商品ではなく、読者です。
想定する読者が経験していそうなエピソードやストーリー展開で、「まるで自分のことのようだ」と共感を得る工夫が必要です。

また、悩みをもつ(悩みに気づいた)読者を解決へと誘導する立場の人物を登場させることも効果的です。誘導役が悩みを解決する道筋を示すことで、自然と受け入れることができるでしょう。

ターゲットと親和性の高いメディアに出稿する

記事LPを出稿するWEB媒体の選定も重要です。

せっかく質の高い記事LPを制作しても、ターゲットとなる読者層が集客できなければ意味がありません。
充分な効果を得るためには、閲覧数や知名度だけに惑わされず、獲得したい客層と親和性の高いメディアを選択するとよいでしょう。

記事LPの作成手順

記事LPを作成するまでの手順は以下の通りです。

  1. 商品・サービスの強みを探す
  2. ペルソナから訴求方法を決定する
  3. 構成案を作成する
  4. 記事LPを作成する

それぞれについて解説します。

手順1.商品・サービスの強みを探す

第一に行うべきは、競合となる商品やサービスと比較しても勝っていると言えるポイント(強み)を見つけることです。
記事LPの訴求方法を決めるためにとても重要なことですので、しっかりと情報収集をする必要があります。

強みとは、例えば以下のようなことが挙げられます。

  • 価格(どこよりも低価格で販売している)
  • 歴史(発売から長く愛されている商品である)
  • 権威性(著名な専門家が監修している)
  • 話題性(メディアに掲載された、有名人も使用しているなど)
  • 過去の販売実績(人気商品である)

まずはなるべく多く書き出し、これから決定するペルソナに合わせてどの強みを特にアピールするかなどの材料とします。
具体的な数字など根拠を明確に示すことができると、より信頼性が高まります。

手順2.ペルソナから訴求方法を決定する

ペルソナをより具体的に設定することで、どの角度からアプローチするかが自然と明確になってきます。
具体的には、以下のような項目を想定してペルソナの人物像を掘り下げていきましょう。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • どのような生活を送っているか
  • どのような悩みをもっているか

前のステップで書き出した強みから、設定したペルソナに行動(商品の購入やサービスの成約)を起こさせるためにはどのような訴求が必要かを決定します。

手順3.構成案を作成する

構成案を作成する目的

構成案を作成するのは、訴求ポイントのズレが生じるのを防ぐためです。
構成を決めずに何となく記事LPの作成を始めると、決定したはずの訴求からいつの間にか方向性が変わってしまうこともあるので、必ず先に構成案を作成しましょう。

構成案の作成方法

大まかな見出しや、それぞれの見出し内の結論などを簡易的に書き出し、着地点となる商品やサービスの紹介までの全体の流れを確認します。
流れが不自然であれば、見出しの順番を入れ替えたり、情報に過不足がないかなどを検討したりします。

手順4.記事LPを作成する

ここまでしっかりと準備を行ってから、いよいよ記事LPを執筆します。

  • 構成案からずれていないか
  • 設定したペルソナの悩みを解決できているか

これらを意識しながら作成を行うとよいでしょう。

作成までの準備が重要な記事LPは、ページの作成自体は時間をかけ過ぎず、スムーズな公開を目指したいもの。
特に、話題性のある商品などを紹介する際にはスピード感が求められます。

ホームページ作成サービス「ペライチ」なら、初めての方でも簡単な操作で、スムーズに記事LPを作成・公開することが可能です。

プランごとに作成可能なページ数やオプション機能が異なり、1ページのみであれば無料プランで作成できますのでぜひお試しください。

ペライチ公式ページ

記事LPとは?役割やメリット・制作手順 まとめ

記事LPは、通常のLPや記事の特徴を併せ持った記事型の広告媒体です。
通常のLPに比べて広告感が抑えられ、読者を自然に商品の購入やサービスの成約まで導く役割を担っています。

記事LPを作成することで、購買意欲が低い層を取り入れたり、商品購入までの過程を省略し、購入へ導いたりできるメリットがあります。

作成する際には、記事LPの大きな特徴である広告感の少なさを意識すること、読者を主体に構成を考えること、親和性の高いWEB媒体へ出稿することが重要です。

競合に負けない独自の強みの中から、設定したペルソナに合わせた訴求方法を探り、構成案を基に記事LPを作成しましょう。

記事LPは、通常のLPよりも時間も費用もかけずに作成できます。異なる角度からのアプローチも探り、効果測定と改善を繰り返すことでよりよい記事LPを作成することができます。

この記事が、記事LPの作成に取り組む方の参考になれば幸いです。

ホームページがかんたんに作れるペライチ

おどろきの簡単さ、早さ、安心を提供!
だれでもあっという間に ホームページが作れます。

おすすめの記事