美容サロンの集客に欠かせないサロン検索サイト (ポータルサイト) とは? 掲載に必要な費用やメリットとデメリット、手数料を削減する方法を解説!

新規獲得に便利なサロン検索サイトとは?

美容サロンを経営している方々にとって大きな課題の一つである、「新規獲得」。
日々の店舗運営業務をしながら、集客のための施策を打つのは負担が大きいと感じる方も多いのでは。

そんな美容サロンにとって便利なのが、WEB上で簡単に集客が出来るサロン検索サイト (ポータルサイト) です。
サイト自体に一定量の訪問が常にあり、かつ訪問者はサロンでの施術を求めているため、条件の合致する新規顧客を効率的に獲得することができます。
フォーマットに則って情報を入力するだけで登録が出来るため、専門知識がなくホームページの構築が難しい方でも手軽に登録することができます。

そんな便利なサロン検索サイトですが、使い方を誤ると高い掲載費用や手数料で利益を圧迫したり、コストをかけてせっかく得た新規顧客が他の店舗に流れてしまったりということも

本記事では、主要なサロン検索サイトの特長と、リピート来訪を促進するためのWEB集客のポイントをまとめました。

主要なサロン検索サイト6選

美容室やエステサロン、ネイルサロン等の集客におすすめなサロン検索サイトをまとめました。

1.ホットペッパービューティー
美容に特化したサロン検索サイトとして、TVCM等のメディア出稿も積極的に行っています。登録されているヘアカタログの数は1,300万件以上、ヘアサロンの年間ネット予約件数は1億件以上と、その圧倒的な知名度と影響力は無視できません。ネット予約を自動でスケジューリングしたり、予約内容をレジに接続したりできる「SALON BOARD (サロンボード) 」という予約システムも特徴のひとつ。掲載費用は店舗によって異なるため、担当者への問合せが必要です。

2.エキテン
国内最大級のオンライン商店街として、500万以上の店舗や施設が掲載されている「エキテン」。投稿されている口コミ数も400万件以上と、その規模感は魅力的です。無料から登録が可能なので、まずはコストを抑えて集客を始めたいという方におすすめです。「リラク・ボディケア」や「ビューティ・ヘアサロン」などサロン向けのカテゴリはありますが、それ以外にも学習塾や習い事、クリニックなどさまざまなジャンルの施設が掲載されているため美容に特化している訳ではありませんが、細かい市区町村を指定して検索が出来るため、地域に根差した店舗運営をしたいという方に向いています。

3.楽天ビューティー
楽天ポイントが溜まる・使えるサロン予約サイトとして、楽天ユーザーに人気が高いのが「楽天ビューティー」。「ヘア」「ネイル・まつげ」「エステ」「リラク」の4ジャンルから店舗を検索することが出来ます。RakutenスーパーDEALなどのイベント時はポイント還元率が上がるなど、楽天ユーザーにとっては魅力的なサイトですが、その分店舗側のポイント負担が大きくなる可能性もあるので注意が必要です。掲載費用にも特徴があります。楽天ビューティーは成果報酬型のシステムを採用しているので、基本的に固定費用はかかりません。反響数に応じて費用が決まるので、低リスクで集客を行うことが出来ます。

4.Ozmall
Ozmallの特長は会員システムにあります。400万人の会員属性は、比較的高年収の都会的な女性が多く存在するため、高単価なサロン商材と相性が良いサイトです。Ozmallの審査を通過した首都圏エリア (東京、神奈川、千葉、埼玉) の店舗のみ掲載が可能で、編集部のおすすめコメントなど丁寧な紹介コンテンツによって、質の高い集客を行うことができます。掲載料金は楽天ビューティーと同様の成果報酬型を採用しています。

5.BeautyPark
「BeautyPark」は、LINE予約との連携でリピーター育成に強みを持つサロン検索サイトです。登録店舗数は約3万件と他のサイトに比べると見劣りしますが、集客やマーケティングの施策を色々と試してみたいという店舗にはおすすめのプラットフォームです。掲載費用は月額10,000円 (税別) のスタンダードプランから、店舗の状況や利用したいサービスに合わせて選択することができます。無料の集客シミュレーションも可能なので、気になる方はぜひ問合せてみてください。

6.minimo
スマホでかんたんに、5分で登録できるサロン予約サイトです。一般的なサロン検索サイトが店舗単位で集客を行うのに対し、minimoは施術者ひとりひとりが集客を行うことが出来ることが特徴です。10代や20代のカットモデルやカラーモデルなどが多く利用しているため、モデルハントや技術向上にも役立てることができます。初期費用や月額の固定費用はかからず、成果報酬のみの料金システムなので、施術者側が大きなリスクを負うことなく集客ができることも特徴です。

サロン検索サイトへの掲載時の注意事項

店舗運営の傍ら新規集客を行わねばならないサロン運営者にとって、WEBで自動的に新規集客を行ってくれるサロン検索サイトはとても便利です。
一方で、利用の際にはいくつかのデメリットも存在します。メリットとデメリットを理解した上で利用しましょう。

・掲載費用や手数料、成果報酬費用などが継続的に発生する
サロン検索サイトでは掲載に費用が発生したり、予約時に手数料や成果報酬費用が発生したりするケースが多く存在します。
例えば最も有名なホットペッパービューティーでは、掲載費用は店舗ごとに異なりますが、1回の予約あたり2% の手数料が発生します。
新規獲得の際だけではなく、2回目以降の来訪の際にも手数料が発生するため、来店時にその場で次回の予約を取る、アプリやSNSなど他の連絡手段でつながるなどの工夫が必要です。

・常に他店舗との比較検討に晒される
サロン検索サイトは多くの店舗が利用しているため、情報が埋もれてしまうことも。顧客に選んでもらうためにはサイト内で優先的に表示がなされるように掲載費用を引き上げたり、クーポンなどを利用して値引きをしたりせざるを得ない状況も考えられます。また、サロン検索サイトにはそういったクーポンを目的として、初めての店舗を渡り歩く顧客も少なくありません。リピート顧客の獲得につながる施策か?をしっかりと見極めながら、投資先を検討する必要があります。

・口コミやレビューが逆風になる可能性も
一般の利用者にとって、店舗を選ぶ大きな手掛かりになる口コミやレビュー。サイト内に蓄積されることで資産になる一方で、一度悪い口コミや評判がついてしまうと、それを払しょくするのは容易ではありません。レビュー投稿のお礼としてプレゼントを配布する店舗も少なくありませんが、継続的に実施するとプレゼントのコストも馬鹿になりません。口コミやレビューはお店選びの重要な要素ではありますが、口コミの評価や件数に惑わされすぎて本来の目的を見失わないように注意しましょう。

サロン検索サイトを賢く使いながらコストを削減する方法

サロン検索サイトで効率的に集客をしながら、コストを削減するためにはどうすれば良いのでしょうか。
そのカギはずばり、「リピート攻略」にあります。

「7:3の法則」という言葉を聞いたことはありますか?
売上の7割を占めるのは3割の顧客、つまりリピーターをいかに定着させるかが利益拡大の重要なポイントということです。

新規顧客を一人獲得するためには、サロン検索サイトの掲載費用や初回クーポン費用などさまざまなコストがかかります。
一方で、リピート顧客は一度連絡手段を得てしまえば、ほぼ無料でアプローチすることが出来るという点が最も大きな違いとなります。過去の施術データから、一人ひとりに合ったコミュニケーションで来店を促進することも出来ます。
リピート顧客へのアプローチはサロン検索サイトのシステムを利用して行うことも出来ますが、せっかく一度お店に足を運んでくれたお客さまをサロン検索サイトへ誘導することで、むしろ他店への来店アシストをしてしまう可能性も。
リピート顧客を確実に売り上げに繋げるためには、初回来店時にメールマガジンやモバイルアプリ等への登録を促し、手数料のかからない自社集客へと切り替えることが重要になります。

美容サロンの予約を一元管理できる「ペライチビューティー」

自己集客が重要と言われても、ダブルブッキングが心配。
そんな方におすすめなのが、TVCMでおなじみのペライチが運用する美容業界特化型予約一元管理システム「ペライチビューティー」です。

サロンボードのIDを入力するだけで、ホットペッパービューティーと連携して予約情報を一元管理。
ホームページやSNSなど、複数チャネルでの予約をまとめることが出来ます。
通常、ホットペッパービューティー経由での予約は、新規・リピートに関わらず毎回2% の手数料が差し引かれます。
ペライチビューティーを利用すれば、これらの手数料にかかるコストを削減することが出来るので、集客を自動化しながら利益率を向上させることが出来ます。

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