ホームページやサイトについて調べているとよく「Web制作」というワードを聞くと思います。
サイト制作というイメージはあるものの、具体的にどういうものなのか気になりますよね。
そこで今回は、Web制作とはそもそもなんなのかや、流れ、副業やフリーランスとして仕事にできるのかなどを徹底解説します！
目次
Web制作とは何か？
Web制作とは、Webサイトを作成・更新すること全般を指して使われる言葉です。
「ホームページ制作」「サイト制作」などの言葉もある中で、なぜWeb制作と呼ぶのかというと、ホームページやサイトという言葉を使い分けている企業や人がいたり、新規作成だけでなく、更新やリニューアルも含めて「制作」としたい場合があったりするためです。
また、Web制作には実際に目に見える形にする作業（デザインやコーディングなど）だけでなく、制作前の企画やディレクション、中身の文章を作る作業（ライティング）、公開後の運営、Webマーケティングなど、多岐にわたる工程が含まれていることもあります。
それらを総合して、「Web制作」と呼ぶことが多いです。
Web制作の流れ
続いて、Web制作の大まかな流れをご紹介します。
企画から公開後の運営まで、一手に行うこともできますが、各工程で役割を分けている場合も多いので、各工程でどのような職種の人が担当していることが多いのかも併せてお伝えします＾＾
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1 企画
Webサイトのコンセプトや目的を決めます。
目的によって、作るサイトの種類などもここで決めます。
・コーポレートサイト（企業サイト）
・採用サイト
・ランディングページ（LP）
・ECサイト（通販サイト）
・オウンドメディア
・個人サイト（ポートフォリオサイトなど）
また、大まかなデザインイメージもここで決めておくことが多いです。
・Webディレクター
2 ワイヤーフレーム作成・テキスト作成
サイトに入れたい要素（コンテンツ）を洗い出して、順番や配置の方法などの骨組みを作っていきます。（ホームページの骨組みを「ワイヤーフレーム」といいます）
コンテンツの決め方を知りたい方はこちらも参考にしてみてください
ワイヤーフレームができたら、コンテンツの中身であるテキストを作っていきます。
・Webディレクター
・Webライター
3 デザイン
②を元にして実際のデザインに落とし込んでいきます。
デザインテイストは、①で決めたテイストにすることが多いです。
・Webデザイナー
4 実装（コーディング）
③で作ったデザインを、サイトとしてWeb上で見える形にしていきます。これをコーディングと呼びます。
サイトをWeb上で見えるようにするためには、HTML/CSSといった専用言語やサーバー・ドメインといったWeb上の住所のようなものが必要なため、知識のあるデザイナーやエンジニア（コーディングを行うエンジニアのことをコーダーと呼びます）が行うことが多いです。
・Webデザイナー
・コーダー
5 公開・運営
公開後にアクセスを増やすためには継続的な更新や運営が必要になります。
そこで必要となってくるのが、マーケティングやSEOの知識です。
学習することも可能ですが、専門職にコンサルティングを依頼することもできます。
自分で行う場合はこちらも参考にしてみてください！
・Webディレクター
・マーケター（マーケティングを行う人のこと）
Web制作を副業にする場合
Web制作は需要が高く、副業にもおすすめです。
ここからは、Web制作を副業にする場合について詳しく解説します。
どのくらい稼げる？月収の目安
Web制作の月収は、持っているスキルや行う分野によって大きく異なってきます。
・ホームページ制作 15万円〜30万円／1件
・LP制作 数万円／ページ
・コーディング 5万円前後／ページ
・ライティング 0.5円〜／1文字
副業の場合だと、月5万円程〜が目安となります。
また、Web制作の場合、スキルを掛け合わせて提供することができます。
例えば、デザイン業務と公開後のマーケティング運用、両方やります！という打ち出し方をして、単価アップを狙うことも可能です。
どんな仕事内容？
副業でできるWeb制作には下記のようなものがあります。
- Webデザイン
- コーダー
- ライティング
- マーケティング
- 更新作業 …など
専門知識が必要な仕事が多いですが、更新作業など、決められた内容を作業する仕事もあります。
未経験の場合は、知識や経験がなくてもできる仕事から挑戦してみるのもおすすめです。
必要なスキル
Web制作を行う際には、以下のようなスキルが必要になります。
- デザインソフトが使える（Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなど） ※デザイナーは必須
- コーディングスキル（HTML/CSSなど） ※コーダーは必須
- ライティングスキル ※ライターは必須
- マーケティングやSEOの知識 ※マーケターは必須 …など
全てのスキルを持っている必要はありませんが、職種ごとに必須となるスキルもあります。
Web制作で副業を始める際には、始める職種に必須のスキルから身に着けられると◎。
フリーランスでやっていくためには？
Web制作は今ではビジネスに必須なもので、企業でも個人でも持ちたい人が多いため、需要があります。
そのため、フリーランスとして生計を立てることも十分に可能です。
しかし、その分競合が多く、副業として行っている人もいるので、フリーランスでやっていくためには、複数のスキルを身につけると良いでしょう。
また、数をこなして実績を作ることも非常に大切です。
まずは、副業から始め、実績を作り、目標金額まで収入を得られるようになったらフリーランスとして独立するのがおすすめです。
Web制作を始めよう！
今回はWeb制作についてご紹介しました。
Web制作の幅は広く、一から全て手がけることも、一部だけ担うことも可能です。
また、自身ではできない分野を外注することもできます。
まずはWeb制作について知識を深め、自身のサイト制作や発注、副業などに活かしていきましょう。
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