現在、社内SNSとしてビジネスチャットの利用者が増加しています。迅速な情報共有ができるため導入を検討している方も少なくありません。今回は代表的なビジネスチャットとその特徴をご紹介していきます。
目的に合うビジネスチャットが見つかると嬉しいです。
ビジネスチャットとは
ビジネス利用を目的にしたチャットツールのことを指します。メールのようにタイトルや署名等の体裁を整えることに時間を取られることなく、気軽に素早くやり取りができるのが大きなメリットです。また、メールでは少し手間がかかるファイルのやりとりも瞬時にできるため、ビジネス利用のニーズが高まっています。
ビジネスチャットの特徴
ビジネスチャットの最大の特徴はグループチャットに対応している点です。メールでは複数での素早いコミュニケーションが難しい場合が多いため、どちらかというと一人ずつのやり取りになりがちです。ビジネスチャットなら迅速なやり取りをグループでできるため、情報共有を効率よくできたり会議を少なくすることができ、ビジネスの効率が上がり大変便利です。
その他にもたくさんのビジネスに役立つ機能を搭載しています。
社内向けのおすすめビジネスチャット
ここでは、特に社内でのコミュニケーションにおすすめのビジネスチャットをご紹介していきます。機能や料金、アプリの有無などの特徴をご紹介していきます。
slack(スラック)
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アメリカで生まれたビジネスチャットツールです。プログラミング言語の共有機能に代表されるような、IT企業が使いやすいサービスが充実しているのが大きな特徴です。
slack(スラック)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android/Windows Phone(ベータ版)
【デスクトップアプリ】MacOS/Windows/Linux(ベータ版)
【料金】0円~
【ストレージ】5GB~
【ログイン】Google
【その他のサービス】ゲストのアクセス:有料プラン〇、外部連携が多い、プログラミング言語の共有機能、post機能
chatwork(チャットワーク)
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100,000社以上が採用している日本初のチャットツールです。小規模事業者から1,000名以上の大規模な事業者までも利用しやすいシンプルな機能が特徴です。日本企業が作成したためメニューやヘルプ等も日本語に対応しており、わからないことがあっても便利に調べられます。
chatwork(チャットワーク)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android
【デスクトップアプリ】MacOS/Windws
【料金】0円~
【ストレージ】5GB~
【その他の機能】グループ作成14つまで無料、1対1のビデオ通話無料、タスク管理機能、日本語対応、社外コミュニケーション可能
Talknote(トークノート)
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解析機能によってタスク生成やリマインドの自動化ができるのが大きな特徴です。シンプルで万人受けするデザインも好評です。特に、解析の自動化等の機能を利用したい、関連企業にシンクタンクがないような中小企業への導入事例が多いです。
Talknote(トークノート)概要
【モバイルアプリ】iPhone/Android
【料金】初期費用20万円+月額980円~(無料トライアルあり)
【ストレージ】無制限
【その他の機能】アクションリズム解析、社外コミュニケーション可能、既読情報、定期的なタスクの自動生成、リマインドの自動化
サイボウズLive(サイボウズライブ)
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プロジェクトチームの情報共有を簡単にできるように作られたツールです。ディスク容量が少なめなので大きい容量が必要な人は有料版でよりセキュリティもしっかりしているサイボウズ Officeへの切り替えがおすすめです。比較的、医療分野や学術系、NPO法人などへの導入事例が多いツールです。
サイボウズLive(サイボウズライブ)概要
【モバイルアプリ】iPhone/Android
【料金】0円
【ストレージ】1グループにつき1GBまで無料で利用可能
【その他の機能】グループ無制限作成可、イベント、ToDoリスト、Facebook/Twitter連携、既読情報
Typetalk(タイプトーク)
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「雑談を成果に変えるチャットツール」というコンセプトで生まれたビジネスチャットツールです。ディスカッションの記録をまとめに保存したり、「いいね」機能などで話題を見逃さないようにしながらアイデアを生み出すための工夫が満載です。様々な分野の業種に対応可能です。
Typetalk(タイプトーク)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android
【デスクトップアプリ】MacOS/Windws
【料金】0円~
【ストレージ】1GBまでのファイル添付可能
【その他の機能】検索可能メッセージ10,000件まで
LINE WORKS(ライン ワークス)
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LINEのビジネスチャット版です。プライベートのLINEとビジネス版を使い分けられるのもメリットです。大手企業にも導入実績があります。
LINE WORKS(ライン ワークス)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android
【デスクトップアプリ】MacOS/Windws
【料金】300円~、無料トライアルあり
【共有ストレージ】100GB~
【その他の機能】メール、スケジュール管理、掲示板、ファイル管理
Wantedly Chat(ウォンテッドリー チャット)
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シンプルな機能が特徴のビジネスチャットです。グループチャット数や人数が無制限ですが、ファイル共有は100MBとそう大きくはないため文書のやり取りが多い会社に向いていると言えます。
Wantedly Chat(ウォンテッドリー チャット)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android
【料金】0円~
【ファイル共有】100MB~
【その他の機能】グループチャット数無制限、利用人数無制限、チャットグループをチーム全体に共有可、スケジュール管理、掲示板、アプリでOfficeやAdobeを閲覧可、クラウドサービスと連携可
Workplace(ワークプレイス)
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Facebookが提供するビジネスSNSです。チャット機能も個人用と同じように搭載されています。社外の人々ともつながることが可能で、チャットだけでなくライブ配信や翻訳機能など、瞬時に繋がることができるサービスが満載です。
アメリカ、アジア、ヨーロッパなどでたくさんの企業に導入されています。
Workplace(ワークプレイス)概要
【モバイルアプリ】iPhone/iPad/Android
【料金】0円~
【ストレージ】無制限
【その他の機能】検索・閲覧は10,000件まで、連携できるサービスは10個まで、グループ作成無制限
ビジネスチャットで作業効率を上げよう!
いかがでしたでしょうか。こちらで紹介したほかにもビジネスチャットツールはたくさん種類があります。利用目的や会社やチームの規模・事業内容によって、適しているツールは異なります。特に、対応しているアプリや容量、料金、利用可能な人数などは選ぶ上で重要なポイントです。
メールを利用するより素早い情報共有が可能なビジネスチャットを使って仕事の作業効率を上げていきましょう!