行動する親たちの学び場

不登校・引きこもりフォーラム
〈たらちねの会〉


毎月第二日曜開催 
令和6年12月は都合により15です。

参加希望の方は、メール、お電話でご確認ください。
コロナウイルス感染対策を遵守し行います。



大野城市総合福祉センター 3F 小会議室2  
13:00 〜 16:00
大野城市曙町2-3-2


長期化を招く本当の理由

内閣府の調査によると、現在全国に15歳から39歳までのひきこもり者が約54万人、40歳から64歳までが約61万人いると報告されています。福岡県では、その比率から推定される人数が、4万2千人です。

解決の妨げとなっている主な要因は、状況把握の困難さからの早期段階の対応の誤りです。最初から病気と決めつけ、医療機関へ無理やり連れて行ったり、当事者の意識にまかせ、いたずらに時間を経過させてしまっていたりです。

親の会の存在目的は、先ず何よりも、長期化を食い止めることです。長期化というのは、同時に高齢化を意味します。もちろんその高齢化は、引きこもり者だけではなく、私たち親もです。親亡き後の本人の生活維持の備えをどのようにはかっていくかが深刻な問題であり、内閣府も「ひきこもり支援者読本」の中で提案をまとめています。長期化することでのメリットは、もちろん何もありません。それどころか、精神疾患などが発症してしまう恐れもあります。ところが、困ってしまう事態(長期化)を招いてしまっているのが、私たち親であることを自覚できている親が、ほとんどいません。

気づかない内に、自身がどう長期化を招いてしまっているのか。
現状の改善に対して、「本人が動かないから、どうしようもない」としてしまっていることです。
「動かない」という不満だけで、「動かしていく」「仕向けていく」という発想がありません。「言っても聞かない」という言葉がよく返ってきます。口で言っただけで動かないのは当たり前のことです。引きこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態にはありません。反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。それが「支援」が必要な状態にあるということです。

『たらちねの会』は、ひきこもりを親自身の問題として受け止め、決してあきらめず、わが子との“絆”を取り戻すことで解決をはかっていく行動する親の会です。私たち親が当事者意識をもつことがとても重要なことなのです。当事者とは、引きこもりの子をもつ親という意味での当事者ではなく、「引きこもり状態をつくっている当事者」という意味においてです。引きこもりの長期化は、親子の共同作業です。だからこそ、私たち親が適切な対応を取ることで解決の緒に就くことが可能となります。「自分の力だけで解決していくことをあきらめる」「自分が他人の助けを必要とすることを受け入れる」そのことを自覚し、積極的に外に支援を求めていかなければなりません。
「あきらめる」というのは、現実を明らかに見極め、受け入れる。覚悟を決める。ということです。分からないこと、できないことをそのままにせず、「見守る」という言葉で自分を納得させ、「今さら」と解決そのものをあきらめてしまわないためにも、引きこもりの長期化は、親が促進しているという自覚に基づいて「ここでやめる」と、決心覚悟を行うことが重要なのです。
本人の意志に任せた(依存した)見守りは、セルフネグレクト(育自放棄)に手を貸すこととなってしまいます。問題を共有し、共に成長(共育)していき、社会的健康(人を愛する・はたらく)を取り戻していくという意識が、解決の要となってきます。『たらちねの会』は、そのための「学び場」です。

引きこもり現象は、心身に障がいは無くとも、日常生活に著しい障害をきたしている状態であることを深く認識し、適切な援助を施していくことが急務の課題なのです。

〈たらちねの会〉は

ひきこもり支援NPO団体と、発達障がい支援NPO団体など、複数の民間団体のサポートを 受けながら、現状理解、解決のために何が必要か等の情報を提供していきます。 参加登録者は、無料の個別相談も後日受けられます。
家族会は、非常に有益なものですが、運営目的を誤まるとかえって長期化を進行させてしまう危険性があります。10年以上も解決できないまま通い続けているという事例もあります。その家族会に成功事例(先行く人)があるかが見極めのポイントです。
毎回、支援者による具体的解決策の90分の講習があります。実績に基づく事例を交えた内容です。
〈たらちねの会〉は、有害な救済を防ぎ、適切な援助のあり方を学ぶ場です。

※たらちね(足乳根)とは、「足乳」母乳が充満している。「根」不動のもの。という意味です。
どっしりとした存在感があり、信頼できる存在であって、しかも健やかに生きていくための栄養をたっぷりと与えてくれる。そんな慈愛の心と智恵をそなえた親を表しています。

この集いでは、次のようなことが実現しています。

引きこもり・不登校の理由が
分かります。
引きこもり・不登校の原因が
分かります。
長期化してしまう理由が
分かります。
解決のための手立てが
分かります。
慰めあい、励ましあい、支えあうことができます。
悩みや苦労が分かりあえる当事者家族同士の交流ができます。
全ての疑問に答えが出ます!

開催概要

会 場
名 称
大野城市総合福祉センター 3階 小会議室2
日 時
令和6年12月15日(日) 13時~16時
参加費用 無料(要予約)
申込先 090-3190-6198 (なかみつ)
E-mail earth-f.ecol@interbrain.co.jp
申込先 090-3190-6198 (なかみつ)

オブザーバー

中光雅紀 近影

解決支援者  中光雅紀

1995年不登校専門家庭教師〈北辰学院〉を開設、心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉を経て、2005年よりNPO法人地球家族エコロジー協会を設立。
コンサルティング会社での経験から、独自の問題解決型の家族アプローチにより、長期の引きこもり者も多数社会へつなげています。
メルマガ「ひきこもりは動けないから解決できる!」を毎月発行中!

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マイベストプロ

福岡で活躍する様々なジャンルの専門家を紹介するポータルサイトでも
紹介されています。

参加お申込み

この家族会は、不登校・ひきこもりの家族、支援者の参加が可能です。当事者本人は、ご参加できません。
参加予約が必要ですので、お電話または下記項目にご記入のうえ、ご参加ください。
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
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