即興で演劇を作るインプロバイザーであり、俳優指導者でもある。
インプロ、クラウン、マスクのパフォーマンスと指導を通じて、独自の芸術表現を追求している。
演劇の旅は高校時代に始まり、そこから英語劇、ミュージカル、そしてインプロを探求する中で、芸術への情熱が育まれた。
20歳の時には、日本初の学生インプロ団体『劇団しおむすび』を立ち上げ、その後は世界中のインプロシーンへと活動を広げていく。
2015年、イタリア・ミラノで開催された国際インプロフェスティバル『MITICO』に参加し、主催団体である『国際シアタースポーツ協会(iTi)』の日本人メンバーとなる。
以来、世界各国のインプロカンパニー、フェスティバルに参加し、自身のスキルを磨くようになる。
また同時に、クラウンとマスクの世界にも足を踏み入れ、そのキャリアを深め、自身のパフォーマンスと指導に生かしている。
2023年夏には、インプロの父と称されるキース・ジョンストンが設立した劇場『ルースムースシアター』に参加し、世界的なインプロバイザーであるショーン・キンリーに師事。
その経験を基に、キース・ジョンストンのインプロを正統に伝えるために『ImprOtaku』を立ち上げ、現在も定期的なショーを行っている。
俳優指導者としては、2021年、活動資金をクラウドファンディングで集め、29歳以下の若い俳優たちに計100時間の無料指導を行うという『演劇無料塾』という私塾を始める。
俳優指導のスローガンは【恐れと友達になり、自由で遊び心を持った俳優を育てる】であり、彼ら彼女らに自信と技術を与え、自分自身と向き合いながら、芝居の楽しさを共有することを使命とする。
忍翔が舞台で目指すのは、観客と共鳴し合う、魂の交流。
その一瞬の輝きを追い求めながら、常に新しい挑戦をし続けている。
パフォーマンスのスローガンは【お客さんと一体となれる時間と空間と物語を作る】である。