例えば背中が丸まった姿勢の猫背や、反対に背中が反りすぎている反り腰は、悪い姿勢の代表的なものです。
骨盤や背骨の歪みが解消され、良い姿勢になることで、肩こりや首のこりや腰痛などが起きにくくなる傾向があります。
🦴姿勢の確認方法🦴
壁に背を向けて立ち、後頭部と肩甲骨、お尻、そして「かかと」が壁につくようにして下さい。
〇良い姿勢
・背中と壁の間に、手のひらが収まる程度しか隙間が空いていない
・耳からくるぶしまでが真っ直ぐになっていること
×悪い姿勢
・背中と壁の間に握りこぶしが入るほど広がっている
・後頭部を壁につけることができない
良い姿勢になることによるメリットには、まずは「見た目」があります。
「人は見た目が9割」という言葉もあるように、見た目の印象はかなり大きなものとなります。
例えば、姿勢が良いというだけで、「健康的で元気がある」「ポジティブ」「やる気に満ちている」「物事をきちんと最後までやり遂げる」「リーダーシップがある」ようなイメージになりやすいようです。
反対に姿勢が悪い場合には、「覇気がない」「ネガティブ」「人生がつまらなそう」などのマイナスの印象を抱かれやすいようです。
自律神経の問題は、必ずしも姿勢だけで解決するという訳ではありませんが、良い姿勢を保てることで、深い呼吸がしやすくなります。
緊張時にありがちな浅い呼吸は、脳に酸素が行き渡りにくくなることから、良いアイディアや打開策が浮かばずに、パニック状態に陥りやすくなるようです。
深い呼吸がしやすくなることは、上記のような状態への予防の一つとなります。