商品やサービスを一言でアピールできる「キャッチコピー」。
いざ書いてみようとしてみると意外と難しいな…と思ったことありませんか?
今回はそんなキャッチコピーの作り方を伝授!
基本の作り方から、より魅力的なキャッチコピーにするポイントまでわかりやすくお伝えします。
目次
そもそもキャッチコピーとは?
キャッチコピーとは、その名の通り「人の注目を掴む(キャッチする)宣伝文句(コピー)」のこと。
宣伝したい商品やサービスは、長い文章や言葉、画像などを使って説明すれば魅力を伝えることはできますが、そもそも消費者がその説明を必ず見てくれるとは限りません。
そこで重要となってくるのが、一言で商品やサービスの魅力を伝え、消費者に興味を持ってもらうきっかけになる「キャッチコピー」です。
キャッチコピーが魅力的だったり、面白かったりすると「どんな商品(サービス)なのかな?」と気になって、もう少し内容を見てみようとなったことはありませんか?
つまりキャッチコピーは商品・サービスへの“最初の入口”のようなものなのです。
キャッチコピーの基本の作り方
まず初めに、キャッチコピーの基本の作り方をお伝えします。
1ターゲットを明確にする
キャッチコピーを作る際の根幹になるのが“誰に向けた商品(サービス)なのか?”というターゲット設定です。
キャッチコピーを考える際にやってしまいがちなのが、「できる限り幅広い人に刺さるコピーにしてしまうこと」。
キャッチコピーは短く、シンプルだからこそ、ここだ!という層=ターゲットに刺さって初めて効果のあるものです。
幅広い層をターゲットにしてしまうと、必然的に当たり障りないフレーズを使いがちになり、「自分とは関係が薄そうだ」と消費者に思わせてしまう可能性があります。
ターゲットを明確にする際は、
- 年齢層
- 性別
- 何に困っている人なのか?どんなことを求めているのか?
などを洗い出していきましょう。
→料理をする機会が特に多そうな20代〜40代
性別
→女性
→主婦(夫)
何に困っている?何を求めている?
→なんとなく料理しているけど、正しい方法なのか迷うことが多い
→基本をおさえてもっと料理上手になりたい
2商品(サービス)の強みを洗い出す
続いて、商品(サービス)の強みを箇条書きなどで洗い出していきましょう。
うまく強みを洗い出せない方は、以下のいずれかの方法を試してみてください^^
QPC分析
QPC分析とは、
- 品質(Quality)→こだわり、人気、権威、伝統 など
- 価格(Price)→お得感、納得感、事情(B級品など) など
- 利便性(Convenience)→手軽さ、早さ、専門性、品揃え など
の頭文字をとった言葉で、キャッチコピーを作る際によく使われる分析方法です。
これら3つの項目にそって強みを書き出すことで商品(サービス)の強みを簡単に洗い出すことができます。
→(権威)15年のベテラン講師の教室
→(人気)毎レッスン満員御礼
価格(Price)
→(お得感)初回は無料。2回目以降も1回1,000円
利便性(Convenience)
→(品揃え)1回のレッスンで5品をマスターできる
→(手軽さ)オンライン教室なのでどこにいても参加できる
身近な人にレビューをもらう
知人・友人・家族など、展開している商品(サービス)を知っている身近な人に強みを聞いてみるのもおすすめです◎
第三者の視点での感想を教えてもらうと、自分では気づいていなかった強みや特徴を知ることができるかもしれません^^
また、すでに販売実績があり、お客様からのレビューがあるという場合は同じく参考にしてみるのもアリです。
3①と②を組み合わせてキャッチコピーにする
最後に、それぞれ洗い出した①ターゲットと②強みを組み合わせてキャッチコピーにしていきましょう。
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魅力的なキャッチコピーを作るテクニック7選
基本の作り方がわかったところで、キャッチコピーをさらに魅力的にするテクニック7選をお伝えします。
基本をおさえつつ、ぜひ要所要所で取り入れてみてください♪
1短く、簡潔にする
キャッチコピーは「短く、覚えやすい」のが重要なポイントです。
魅力を伝えたくてついつい内容を詰め込んでしまいがちですが、長い言葉は逆に印象に残りません。
目安として、文字量は20文字以内、長くても40文字以内にするように意識しましょう。
→要素を盛り込みすぎてキャッチコピーとしては印象に残りづらい
→「簡単」という強みだけに絞って作成
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→「低価格」という強みだけに絞って作成
2数字を活用する
実績や経歴など、数字でアピールできるものがある場合は、積極的に使っていきましょう。
数字を使うことで、商品やサービスにより具体的なイメージを持ってもらうことができ、キャッチコピーにも納得感や説得力をつけることができます。
→「どのくらいの期間」「どれだけのお客様に」愛用されているのかはっきりイメージできない
→具体的な数字を使うことで説得感や信頼感が生まれる
3ターゲットに合ったワードを使う
キャッチコピーに使う言葉は、基本の作り方で洗い出したターゲットに合った言葉を使うようにしましょう。
例えば、とある業界の人がターゲットなのであれば、その業界の専門用語を使うのもOK。
「この言葉が刺さるあなたへ向けた商品(サービス)です」という一種のターゲティングにもなります。
逆に、ターゲットに伝わらない言葉も使わないようにしましょう。
業界のことを知らない人に向けた専門サービスであれば、上記のように専門用語は使わず、誰でもわかる言葉で書くのがGoodです。
・ターゲットが同業界やITに詳しい人の場合
→ノーコードで作れるホームページ作成SaaS
→誰でもカンタンにできるホームページ作成サービス
4意外性を出す
数あるキャッチコピーの中でも特に目を引くことができるのが、常識から外れた意外性を感じられたときです。
人は何かを見るときにある程度先入観を持って物事を見てしまうもの。その先入観を良い意味で裏切るようなキャッチコピーであれば興味を持ってもらえることに加え、競合他社との差別化にも繋がります。
・5回通えば全身脱毛完了
・その油汚れ、〇〇洗剤なら擦らずピカピカ
5検索キーワード(SEO効果)を意識する
Webサイトのキャッチコピーの場合は、検索キーワードを意識して盛り込むことも重要です。
特に、見出しやタイトル、サイト説明文にキャッチコピーを使う場合は、検索エンジンにも見つけられやすくなるため、積極的に検索されやすいキーワードを使っていきましょう。
「作り方」「制作」「費用」「無料」「自分で」などのワードが関連キーワードとして挙げられる
↓
・無料から始める!自分でホームページ制作
など、関連するキーワードを盛り込むようにするとGood!
6強調ワードを使う
短いことが基本のキャッチフレーズの場合、ポジティブ要素をより強い言い方に変えることも効果的です。
「超」や「激」など強調する言葉をつけたり、「今だけ」などの限定表現を取り入れたりすることもおすすめです。
・赤字覚悟の超値下げ
・先着3組限定!
7擬音語や擬態語を使う
「スベスベ」「スッキリ」など、感情や現象が言葉になったものが擬音語や擬声語です(オノマトペとも呼ばれます)。
感情や感触は言葉では説明しづらいですが、擬音語や擬態語を使うことで消費者に利用イメージを感覚的に伝えることができます。
・旨味がギュッ!と詰まった産地直送冷凍カニ
魅力的なキャッチコピーを作成しよう!
今回はキャッチコピーの作り方をお伝えしました。
キャッチコピーは短くてシンプルがゆえに迷うことも多いと思います。
まずは基本の作り方をしっかりおさえてから、ご自身のビジネスならではの味のあるキャッチコピーを作ってみてください♪
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