「コケの森」魅力伝える
「ちいさな苔屋さん」店主 増田真人(45)加古川市
2016年の朝来市の田舎暮らし体験を経て、
生野銀山近くの古民家に移住した。
地元の加古川市で営むレンタルオフィスと行き来しながら、
駄菓子屋や出張撮影など10種類の仕事をこなすパラレルワーカーだ。
コケの魅力に目覚めたのは、5年前。
奥入瀬渓流(青森県)や屋久島(鹿児島県)と並ぶ
コケの日本三大聖地、北八ヶ岳 (長野県)に登った。
緑のじゅうたんが広がる神秘的なコケの森に圧倒され、魅了された。
朝来に帰り、地域で管理する裏山に行ってみると、
美しいコケの群生が。
「円山川や市川の源流で、空気や水もきれい。コケにうってつけの環境がすぐそばにあった」
ネットや図鑑でコケに関して調べた。
日本には1800種類近いコケが分布し、
地域特有のコケも群生する。
これを自宅で楽しめたら―。
調べる中で知ったのが、ガラスの器の中にコケの森を再現する「苔テラリウム」 だった。
朝来でコケを採取し、同市内の自宅で育てる。
21年5月、苔テラリウムのワークショップや展示販売の拠点として、
JR加古川駅前にあるレンタルオフィスに「ちいさな苔屋さん」を開いた。
姫路や神戸でワークショップを定期開催するほか、各地に出張。
父の指南を受けた三女うみかさん(9)が助手を務める。
コケをそのまま乗せる「移植」のほか、
葉を刻んで増殖させる 「まき苔」、
根を落としてピンセットで植え込む「はり苔」の三つの手法があり、
流木や鉱石、フィギュアなどで思い思いにデザインする。
取り組む前は「感性がないから」と自嘲していた人も、
自分だけの「コケの森」が出来上がると目を輝かせる。
今年7月、自宅の一角に研究のため「兵庫苔ラボ」を開設。
10月からは現地集合・解散の「苔ツアー」を催す。
「コケの森を見た時の感動を多くの人に。」
コケの魅力を広める伝道師を目指す。
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【半年講座終了後の「5つの選択肢」について】
半年講座終了にあたり【修了証】をお渡しさせていただきます。
苔のマスコットキャラクターのぬいぐるみは、ご希望の方にプレゼントさせていただきます。
選択肢については4パータンございますので、下記の期限修了後は各自自由に選択いただくことが可能です。LINEグループにつきましては、ご自身の判断で抜けていただいても大丈夫です。どの選択をしていただいてもLINEグループに残っていただくことは可能です。(グループ抜ける際は、一言メッセージをお願いいたします。)
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