情報発信の手段として有名な「メルマガ」。
始めてみたいけど、「何からしたらいいかわからない」「始めるハードルが高そう…」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は誰でもすぐにメルマガ配信を始められる方法をお伝え!
メルマガの基礎知識・配信目的・コツも併せてご紹介します。
そもそもメルマガとは?
メルマガとは「メールマガジン」の略で、メール配信を使って配信者が任意の内容・日時で購読者に情報を届けることのできるマーケティング手法の1つです。
メルマガを購読するかどうかは購読者側の選択になるため、すでに購読を希望している人=配信者のサービス・商品に興味関心のある人ということになります。
つまり、不特定多数にサービス・商品をアピールするよりも効果の期待できる層に直接アプローチできる手段というわけです。
メルマガを配信するメリット
続いて、メルマガを配信するメリットを3つご紹介します。
コストを削減できる
1つは費用面・作業面ともにコストを削減できることです。
メルマガと似ている手法として、ハガキによるダイレクトメッセージやポスティングがありますが、いずれも紙代・印刷費・郵送費がかかります。しかし、メルマガであればメールによるアプローチのため、これらの物理コストを削減することができます。
また、1通分のメールを作るだけで購買者に一斉送信できるため、余計な手間をかけず、効率的な情報発信・アプローチが可能となります。
ターゲットを絞ってアプローチできる
メルマガの特徴は「購読希望者のみに情報を届けることができる」ということ。先述の通り、配信者のサービスや商品に興味がある層に情報を発信できる強みがあります。
また、自然とターゲティングができることにより、「メルマガで何を期待されているか」「どういう情報をほしがっているのか」といった配信の目的も設定しやすいです。
ファン化を狙える(ブランディングに繋がる)
配信する内容にこだわることで、購読者をサービス・商品や企業の“ファン”にする効果もあります。
宣伝・集客の方法には、広告などさまざまなものがありますが、それらを目にしただけでファンになってもらえる可能性は低いでしょう。
顧客にとって有益な情報をじっくり・しっかりと届け、好感を持ってもらう=ブランディングする方法としてメルマガは非常に有効といえます。
メルマガ配信の3大目的「伝達・送客・購買」
メルマガは、どのような内容で送信するかによって「起こしてほしいアクション」が異なります。ここではメルマガを配信する代表的な3つの目的をご紹介します。
「伝達」のためのメルマガ
伝達のためのメルマガとは、購読者が必要としている情報を届けるメルマガのことです。
主な目的は「顧客満足度の向上」で、営業や商品に関するお知らせ、会員登録・購入の完了メールなど、商品・サービスに関するものが多いです。また、興味・関心を継続して持ってもらうために配信するコラムや開発ストーリーなども含まれます。
「送客」のためのメルマガ
送客のためのメルマガとは、メルマガを通して、自社のホームページ等に誘導(お客を送る=送客)し、アクションを促すことを目的としたメルマガのことです。
送客の方法は他にも、ユーザーに検索媒体やSNS等で情報にたどり着いてもらうのを待つ方法がありますが、ビジネス側としては待つしかできません。
その中で、メルマガによる送客は、唯一ビジネス側から積極的にアプローチすることができ、送客をより強く促すことができる方法です。
「購買」のためのメルマガ
購買のためのメルマガは商品を購入してもらうことを目的としたメルマガです。そのための商品案内はもちろん、新商品情報やキャンペーン情報のメールもこの目的に含まれます。
開封・読んでもらうためのコツ
メルマガのメリット・目的がわかっても、開封し読んでもらわなくては送り続けても効果は期待できませんよね。
続いては、作成する際に押さえておくべきコツを3つご紹介します。
配信のターゲット・目的を明確にする
まずは「どんな人」に「なぜ(どうしてもらいたいのか)」を明確にしましょう。
これらを明確にすることで、「メルマガを届けたい人」に「ほしい情報」が届きやすくなり、より効果的な顧客満足度の向上や、効率的な情報発信を狙うことができます。
メルマガ購読をしてもらう際に、性別や年齢、居住地域などの「顧客情報」を入力してもらっている場合、それらを参考にターゲット=購読している人たちはどんな人なのかを想定してみましょう。
それらの情報がない場合は、サービス・商品を買ってもらいたいと思っている人たちをターゲットにすると良いでしょう。
目的は、まずは上記でご紹介した「伝達・送客・購買」のどれに当てはまるのかを明確にし、文面の作成中もその目的からブレないように意識してみましょう。
わかりやすく引きのある「件名」にする
メルマガは購読者のメールボックスに届きます。当然その中には他の受信メールも多数あり、購読者の目に留まる件名でなければ、どれだけ中身が有益であっても、開封されずに流されてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、メルマガの入口である「件名」はシンプルでわかりやすく、かつ購読者の興味をひく内容にしましょう。
〇〇はお済みですか?80%の人が始めている△△のご案内
発送完了のお知らせ_ご購入いただいた〇〇を本日発送いたしました
また、メールの件名は見るデバイスによっては全文表示されるとは限りません。
引きのある言葉や重要な言葉は、ほぼ必ず表示される最初の15〜20文字に入れるようにしましょう。
なるほど!と思ってもらえる納得感のある「内容」にする
毎回テンプレ文のような商品・サービスの案内や単調なキャンペーンメールだけを送り続けていても、購読者を飽きさせてしまい、だんだんと開封してもらえなくなる可能性もあります。
必要な情報は届けつつ、タイミングをみてコラムや自社ならではの有益情報など、購読者にとって役立つ・納得感のある内容を配信するようにしてみましょう。
【簡単4ステップ】メルマガの配信方法
メルマガの基礎知識やコツがわかったところで、気になるのが「具体的な配信方法」。
今回は、誰でも簡単にメルマガを配信できる「ペライチ」を使った方法をご紹介します。
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1「メールアドレス」入力欄を入れたフォームを作成・設置する
まずは、メルマガ購読の入口である「フォーム」をペライチで作ったサイトに設置しましょう。
ポイントはフォームに「メールアドレス」入力の項目を入れること。
この項目を入れると、自動でメルマガ購読の有無を選択できるチェックボックスが現れます。
フォームの設置が難しい・面倒という場合には、「メールマガジン登録フォーム」のブロックを使いましょう。
ペライチはメルマガの入口を作りやすい!
必ずフォームを作らなくてはいけない、というわけではないので、ご自身のビジネスに合わせた入口の作り方をしてみましょう。
2送信グループを作成する
一斉にメルマガを配信するためのグループを作成します。
「マイページ」上部の「メール・顧客管理」をクリックして、メルマガ管理画面に移動します。
↓
左メニューの下部にある「顧客」欄にある「送信グループの追加」をクリック。
任意のグループ名を記入したあと、「個別に顧客を追加」をクリックすると、フォーム・予約・決済を通じてメルマガを購読した顧客一覧が表示されるので、送信したい人に全てチェックを入れて「送信グループに追加」をします。
ページを複数持っている場合でも、「そのページの顧客か」がわかるようになっている他、ページごとの顧客絞り込みも可能です。
追加できたら「保存」をクリックして、送信グループの完成です。
3メール内容を作成する
メルマガ管理画面トップに戻り、右上にある「新しいメール配信を作成する」をクリックして、メール作成画面を開きます。
上から1つず入力していきます。
①メールのタイトル
管理画面で表示されるメールのタイトルで、購読者に送られるメールの件名ではありません。自分の管理しやすい名前に設定しましょう。
②テンプレートの選択
メルマガの構成テンプレートを選びます。
高品質のテンプレートをご用意
③内容の編集
テキストや画像、ボタンの設定を行います。
テキスト…編集したい箇所にカーソルを合わせてクリック→編集できます
画像…編集したい画像箇所をクリック→ペライチのマイライブラリに登録されている画像から選択できます。ない場合はここからアップロードも可能です
ボタン…ボタンをクリック→文言や色、リンクを設定できます
その他にも、背景色の変更やソースコード編集(上級者向け)も可能です。
作成が完了したら「保存して次へ進む」をクリック。(メール作成までで一旦完了しておきたい場合は、「下書き保存」をクリックしてください)
4配信設定をする
最後にメールタイトルや配信先などの配信設定を行います。
①メール内容の選択
どのメール内容を配信するかを選びます。
「保存して次へ進む」で進んできた場合は、ステップ③で作成したメール内容が選択されています。
②件名の入力
メール件名になる部分です。購読者の受信ボックスに表示される文言のため、引きのある魅力的な件名になるようにしましょう。
③宛名入力
誰に配信するかを設定します。ここで、ステップ②で作成した送信グループを選択すると、一括で送信先を選択することができます。また、個別メールアドレスの追加も可能です。
④送信主情報の選択
誰の情報でメルマガを配信するかを設定できます。
送信主は複数登録することができ、ページや配信ごとに送信主を変える必要があれば、ここでの選択を切り替えるだけでOKです。
送信主の住所はペライチの住所が使える!
ペライチの住所を記載する場合は、「ペライチの情報を使う」というチェックボックスをクリックするだけでOKです。
⑤テスト送信して確認
配信前にテストを行うことができます。
自身のメールアドレス等を入力し、正しく送信・表示されるかを確認することができます。
⑥送信予約日時の設定
メルマガの配信日時を設定できます。
設定種類は「今すぐ配信」「日時を指定して予約配信」「下書き保存(まだ配信しない)」から選ぶことができます。
ここまで設定が終わったら「保存」を押して全ての工程が完了です。
メルマガを活用しよう!
今回はメルマガの基礎知識・配信目的・コツ・作り方を網羅的にご紹介しました。
メルマガは、情報発信やブランディング、購買促進など幅広い効果が期待できるので、ぜひ活用してみてください!
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