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素粒水の活用

ゲノム編集食品の流通

ゲノム編集とは「DNA(遺伝子)切断酵素」を使って動植物の遺伝子を壊したり置き換えたりする技術です。
2013年にDNA切断酵素として「CRISPR(クリスパー)/Cas(キャス)9」が開発され応用分野が拡大し世界中に広まりました。
日本でもゲノム編集技術を使った食品の「届出制度」が2019年10月から始まり、下記に記載するゲノム編集食品の開発が進められています。

【ゲノム編集食品例】

「血圧を下げる効果のあるトマト」
GABA(血圧を抑制する成分)を5~6倍多く含むトマト。

「芽が出ても毒のないジャガイモ」
ジャガイモの芽や緑色の部分には天然毒素が含まれていますが、ゲノム編集により毒素を作る遺伝子を切断すると、毒素を作らなくなります。

「筋肉量を増やした真鯛」
ミオスタチンという物質は筋肉細胞の増加や成長を止める役割を果たしており、この物質を作る遺伝子の働きをゲノム編集で変異(機能喪失)させると筋肉量が増えます。

「おとなしいマグロ」
マグロは光に驚いてパニックとなり生け簀の網に猛スピードでぶつかり死んでしまう個体が少なくありません。おとなしい個体は目の色素が薄いため光に鈍く自然界では淘汰されますが、養殖の場合は成長させることができます。
とはいえ、目の色素が薄いマグロを探し改良して新種に仕上げるのは容易ではありませんが、ゲノム編集で変異させれば養殖に適した品種となり生産性を向上させることができます。

「養殖しやすいサバ」
サバは強い攻撃性を持っており稚魚の段階で共食いをしてしまうため、養殖をしても生存率は1割となります。ゲノム編集にて受精卵の内部の攻撃性を発動する遺伝子を切断すると攻撃性が抑えられ共食いしにくい品種になります。

「アレルゲンが少ない卵」

「結実量の多い稲」 

ゲノムとは全てのDNA情報

ほぼ確実にピンポイントで「狙って」変異を作り出す
アメリカでは日本以上にゲノム編集食品の開発が進んでおり既にゲノム編集大豆が大量生産され、大豆から摂れる食用油は身体に良いとされるオレイン酸を多く含み酸化が抑えられ通常より3倍長持ちするとの広告で販売されています。但し、ゲノム編集食品である記載はありません。

今後日本にも輸入が進むものと予想されています。

ゲノム編集技術 は動植物自身の遺伝子を切断または改変を自在に操り品種改良をおこなう新しいバイオテクノロジーとされています。従来の遺伝子組換え技術と同様に切断したところに別の作物の遺伝子を組込むことも可能ですが、ゲノム編集技術はその生物自体の遺伝子を単に切断して特定の遺伝子の働きを止めることで品種改良を促進することを可能にした点にその特徴があります。

ゲノム編集の代表的な技術は遺伝子を切断する機能を持たせたハサミ役の酵素(Cas9)と、その酵素を特定のDNA配列(遺伝子配列)まで連れて行くように設計したガイド役の物質(ガイドRNA)をセットにして細胞の中に導入し狙った箇所の遺伝子を切断できることです。

切断された 遺伝子を細胞は自ら修復しようとしますが、間違って元の配列とは違うDNA配列になると切断された遺伝子機能が喪失し、変異が生まれます。

狙った場所で変異を起こすことができるため、従来の育種方法や遺伝子組換え技術に比べて格段に効率的な品種改良や育種が可能となります。

ゲノム編集でも遺伝子の切断と同時に他生物の遺伝子を組込めば遺伝子組換えとなります。

この手法だとこれまでの遺伝子組換えよりも数千倍も効率的な組換えが可能となります。

ゲノムとは・・・ 全ての生物の細胞の中にはDNA(デオキシリボ核酸)という物質があり、DNAは(A:アデニン T:チミン G:グアニン C:シトシン)4つの塩基物質が2重らせん構造でつながり配列されてできています。

このDNAの全ての情報をゲノム(生物の全遺伝情報)といいます。ゲノムの中でも生物の性質を決める部分を遺伝子と呼びます。


生物の性質 を決定するのは遺伝子ですが、実際に働くのはタンパク質です。DNAの配列でタンパク質の性質が決まるため、DNA配列(遺伝子配列)が変わるとタンパク質の性質が変化し生物の性質も変わります。

DNA配列が変わることは突然変異と呼ばれ育種において重要な役割を果たしてきました。

突然変異は自然界でも起きますが、放射線照射や化学薬剤の投与により人工的に遺伝子を切断して変異を起こすこともできます。生物は切断された遺伝子を修復する仕組みを持っていますが、修復に失敗するとDNA配列が変わって突然変異が起こります。

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人の手でゲノムを変え、変異をコントロールします

 品種改良の歴史は、自然界で起きた突然変異により性質が変化したものを選抜することから始まり、異なる品種をかけ合わせる交配育種(品種改良)、別の生物の遺伝子を組込む遺伝子組換え作物(1996年に実用化・日本では商業栽培禁止ですが加工用や飼料用で輸入されている)が利用され、今回のゲノム編集技術にまで至っています。
【私たち人類は自然現象による遺伝子の突然変異を利用してきました】

その典型が米や小麦などの穀物の品種改良です。

稲や小麦の先祖種は籾が落ちやすいという性質がありましたが、籾が落ちにくくなる突然変異が起きたものが選抜されてきました。たくさん実っても倒れにくく背が低くなったのも突然変異の選抜でした。

トマトも元々の野生種は毒を持った小さい実しかつけませんが、長い年月をかけた育種の結果、おいしく栽培しやすい様々なトマトが生まれています。ナスが受粉をしなくても果実が大きくなるのも突然変異の選抜です。

キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーは同一の種に属します。どれも元はカラシナから品種改良の積み重ねで誕生しています。

【新品種の開発】

 性質が安定すれば新品種が完成です。新しい品種を作るまでには稲で約10年、果樹では何十年もかかります。「ゴールド20世紀梨」は88.8テラベクレルのかなり大きい線量の放射線(ガンマ線)照射によって遺伝子変異をおこない品種登録できるまでに約30年を費やしています。品種改良における放射線照射での突然変異を誘導して育成された品種については安全性の確認基準はありません。

これまでの育種では無作為に突然変異が起きるため、予期せぬ形質も発生していますが、都合の悪い性質は交配と選抜によって取り除いています。ゲノム編集も都合の悪い形質となる変異は交配と選抜により除くことができるので健康への悪影響が発生する可能性は非常に低いと考えられています。

【安全性の見極め】

 ゲノム編集食品を流通する際の確認基準は、新たなアレルギーの原因(アレルゲン)や有害物質が作られていないか、食品中の栄養素などがどう変化したかとなっています。

厚労省は、ゲノム編集は自然界に見られる突然変異や異なる品種を掛け合わせる従来の品種改良と変わりはないとして、安全性審査は不要であり開発した企業等の「届出」だけで表示の義務化をしないこととしました。

消費者庁も2019年6月遺伝子配列の変化は人の手の加わらない自然界でも常に起きており、従来の品種改良食品との違いを科学的に検証できないとの理由で表示の義務化は困難としました。表示を義務付けても真実かどうかを確かめる検査方法がないため追求のしようがないとの結論です。

企業の届出制の前に事前相談のシステムを敷いて専門家による安全性審査の必要性が審議されますが、届出制には罰則もないので、届出をしない事業者が現れることも考えられます。※アメリカは従来の品種改良と区別ができないとして安全性審査は不要としています。※EU(ヨーロッパ連合)では遺伝子組換えと同じ規制をすべきと判断しています。

【リスクも懸念?】

 ゲノム編集は精度の高い技術ではあるのですが、誤って狙った遺伝子とは違う遺伝子を切ってしまう(オフターゲット変異)と別の遺伝子が新たに働き意図していない性質の作物となってアレルゲンとなる食の安全上の問題も起こりえます。

ジャガイモは日光にさらされると毒を生成し緑色に変色しますが、オフターゲットによって変色作用の遺伝子を切断すると、毒が生成されても緑色に変色しなくなります。


また、複数のDNA(遺伝子)切断酵素を導入して同時に異なる遺伝子を変異させることも可能ですので、予想外の作用がもたらされることも否定できません。

ゲノム編集食品はそれ特有の遺伝子配列を持っていることになるので、それを調べれば特定は可能なのですが、これはどの遺伝子機能を壊したのかというゲノム情報が公開されていればの話となりまして企業秘密とされた場合の検証は困難です。


ゲノム編集食品が本当に安全な技術といえるなら医科学的な裏付けのもとに販売を許可して、隠蔽の要素をなくした表示を消費者に提供すべきで、それは開発企業の誠実さを示すうえでも当然と考えますが、いかがでしょうか。
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20xx年xx月xx日
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目的の突然変異が起きるのを待つだけでは効率が悪いので、新しい品種を作るためによく使われているのが性質の異なる品種同士を交配する方法です。様々な品種の中から目的の性質を持つ(例:美味しい品種と病気に強い品種)ものを選び受粉させて種子を取ります(交配)。すると美味しい品種の遺伝子と美味しくない品種の遺伝子、病気に強い遺伝子と弱い遺伝子の両方を持つ種子ができます。生育して目的の性質に近い変異が起きたものを選び(選抜)、さらに交配の親として用いた品種と交配させる作業を何回も繰り返すことで不要な性質(遺伝子)が必要な性質(遺伝子)に置き換わったものを選抜していきます。

実は遺伝子組み換えが混ざっている!!

「不分別」「不使用」は遺伝子組み換えでないと認識されていますが
【日本の伝統「大豆食品」は安全なのか?】
日本人の食生活「ごはんと大豆食品」は栄養バランスにすぐれています。畑のお肉と言われる大豆にはコレステロールを下げる働きがありメタボ対策や健康維持食品としても毎日の食卓には欠かせない存在ですが、大豆の自給率は5%で大半はアメリカからの「遺伝子組み換え」・「非組み換え」輸入大豆に頼って豆腐、味噌、醤油に加工しています。その表示が問題です。

【遺伝子組み換えの表示義務】
「使用」「不分別」「不使用」の疑問?

味噌 不分別
輸入大豆を使った味噌の大半がGM大豆が混入するため「不分別」となります。「使用」表示はほとんど見られません。
国内で最も生産されている米味噌の原料は安価なMA米(政府が輸入する外国産米)に依存しており大豆同様原産国の表示義務もありません。

豆腐 不分別
味噌同様大半が「不分別」になります。「使用」表示はほとんどみられません。

・醤油 表示義務なし
大豆がアミノ酸まで分解されGMO成分の検出が困難なため表示義務なしですが、市場製品のほとんどに「大豆(遺伝子組み換えでない)」と表示されています。

・納豆 GM大豆は使用されていません
大半を中国から輸入していますが、特殊な大豆であるためGM大豆は使用されていません。

平成17年度は日本国内の大豆の消費量が年間約434万トン。そのうち国産大豆は約23万トンです。434万トンの内訳は約308万トンがサラダ油、精油用の原料で残り125万トンが豆腐、味噌、醤油などに使われています。大豆の8割はアメリカから輸入され、米国農務省統計局によると2008年の遺伝子組み換え作物の作付け割合は大豆92%、トウモロコシ80%、綿86%です。

皆で食料自給率を上げなければ・・・

今年はメタミドホスにメラミン続いてジクロルボス、その他輸入食糧品の薬物汚染への規制が機能しないことが事実上明らかとなりました。安全な食材を確保するためには、私達の一人一人が自給率を上げるための努力が必要です。
「食」の生産現場に「素粒水」をお薦めください。

写真は素粒水の「トンネル効果」でピーマンが例年より良質に実った体験写真です。

「遺伝子組み換え」ってなに?

~食料自給率40%を割る日本~
食卓は遺伝子組み換え作物でいっぱい
生物は種の壁を越えて遺伝子が移ることはありませんでしたが、例えばてんとう虫の遺伝子を自然界では交配はしない大豆に組み込むとか、ハモグリバエ(害虫)の遺伝子をトマトに組み込むとか・・・ある生物の遺伝子を取り出し、別の生物に組み込んで今までなかった新しい性質を作り出すのが「遺伝子組み換え技術(GM)」です。こうして遺伝的に改造された作物が「遺伝子組み換え作物(GMO)」です。日本でも一部で秘密裏に遺伝子組み換え作物が栽培されていますがアメリカやカナダでは広範囲に栽培されその多くは日本へ輸出されています。

【どんな遺伝子組み換えをするの?】
作物自体に、殺虫能力や除草剤への抵抗力を持たせます。

現在、遺伝子組み換え作物で最も多く作られているのが、除草剤耐性作物(特定の除草剤に抵抗力を持たせる遺伝子操作)です。他の除草剤をかけると枯れてしまうため除草剤耐性作物の種子を売れば売るほど、特定の除草剤とセットで売れます。農薬メーカーが遺伝子組み換え技術を開発したカラクリがここにあります。

殺虫作物は作物自体に殺虫能力を持たせ、害虫の幼虫が食べると殺虫毒素が働いて殺す仕組みです。害虫だけではなく益虫も殺す危険性があり、実際に蝶の幼虫に殺虫作物の花粉がついたトウワタを食べさせたところ徐々に摂取量が減少しやがて成長が止まり4日後には44%死亡しており、標的害虫以外の益虫にも悪影響がでることが実証されています。

遺伝子組み換えの輸入作物は?
  • 大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、トマト、菜種(油)、綿実(油)、甜菜(砂糖の原料)の7種です。

    私たちがほとんど毎日食べている大豆加工食品「醤油」「味噌」「豆腐」を筆頭に、トウモロコシはコーン油や※ビール(コーンスターチ入り)コーンスナック菓子、ジャガイモは冷凍ポテトの形で輸入されフライドポテト・ポテトチップスに、マヨネーズとマーガリン・サラダ油は大豆、トウモロコシ、菜種、綿実などの搾油を使って製品化されていますが「遺伝子組み換え」表示はされていません。
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日本人は遺伝子組み換えトウモロコシを食べていることになります
「遺伝子組み換え」トウモロコシは95%アメリカから輸入され日本では多くが家畜の飼料になり、それ以外にも多種類の加工食品の原料として使われています。
伝統食品からスナック菓子まで日本人は家畜製品を含めて直接、間接ダブルで「遺伝子組み換え」トウモロコシを食べていることになります。日本では遺伝子組み換え作物に対しての規制がゆるく表示はされません(混入5%まで非組み換え表示)。 EUでは規制が厳しくすべての食品や飼料、さらに添加物までも対象とし「非組み換え表示」ができるのは混入率が0.1%未満の場合に限られています。

【私たちの健康や自然環境への影響は?】

遺伝子組み換え作物はこれまでに自然界には存在しなかった植物です。市場に出回ってまだ十数年、私たちの身体や環境に及ぼす影響は予測不可能です。遺伝子組み換え作物の家畜への影響も未知数で実験も追跡調査も行われていません。自然界では除草剤耐性菜種の花粉が飛び交い雑草と交雑を起こし除草剤の効かないスーパー雑草の誕生、それを昆虫や動物、家畜が食べる、留まるところを知らない連鎖。それでも世界の種子企業は新たな遺伝子組み換え作物を開発中です。

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遺伝子組み換え鮭が作られています!!

農作物に続いて魚まで・・・
ましてや日本人が一番食べている鮭
我が国の年間消費量は約50万トン
(メス象1頭2,500kgとして、200頭分)。
生鮭や塩漬けにして新巻で食べる他
寿司ネタのサーモンやイクラ、鮭弁当、
サケフライ、おにぎりの具、サケフレーク、鮭茶漬けとか・・・
加工品の原料としても使われます。

【何年か先には遺伝子組み換えのシャケ弁ランチ?子供が喜ぶ外食、回転寿司で遺伝子組み換えキングサーモン!?】

日本では既に大豆、トウモロコシ、じゃがいも、トマト、菜種、綿実、甜菜の7作物126品種の遺伝子組み換え輸入作物が流通し気付かぬ内に口にしていますが、現在アメリカでは食用遺伝子組み換え鮭が開発され承認を待つばかりの状態です。この遺伝子組み換え鮭は、食用として人気がある天然のアトランティックサーモンがベースです。

アトランティックサーモンの成長ホルモン遺伝子は水温が低い冬場は成長ホルモンを分泌しませんが、大型のキングサーモンの成長ホルモン遺伝子と水温が低い深海に棲むゲンゲの仲間の調節遺伝子を組み合わせ、卵に注入すると孵化した固体は成長ホルモンを一年中分泌するようになり、成長速度が2倍となり出荷サイズまで成長する期間も約半分になります。(通常は出荷できる大きさになるまでは30ヶ月程かかりますが、16~18ヶ月に短縮されます)飼育期間が短い分餌代等の経費削減となります。開発メーカーは味は天然の鮭と全く変わらないとしています。

遺伝子組み換え鮭は「アクアドバンテージ」と命名され世界デビューも近い!

FDA(アメリカ食品医薬品局)は成長ホルモンによる人体へのアレルギーの危険性などは野生の鮭と変わらないことや、子孫ができないように処理したうえ陸上のタンクで養殖するので自然界に逃げ出し繁殖する可能性も低いとし、この遺伝子組み換え鮭を安全と評価しており諮問機関の承認も間近となっています。

 天然の漁獲量の減少や、世界中が健康志向で魚を食べればヘルシー体質、寿司はヘルシーフード・・・特に中国は経済的な発展を背景に食へのこだわりから空前の寿司ブームになっています。今後の爆発的ともいえる人口増加に伴う需要拡大に対応できる技術とされますが、組み換え鮭が承認されると豚や牛、養鶏などその他の遺伝子組み換え家畜の商品化と日本への輸入も加速する流れとなります。

 遺伝子組み換え食糧の安全性は、それを摂取する人類の3~5世代先の子孫(DNA)への影響を確認しなければ安全宣言はできません。飽食の社会情勢を考察すれば必然的に若年世代は水の安全、食の安全、環境問題に対する意識が低くなっています。特に成長期に摂取する水、食が大人になってからの身体の丈夫さを左右します。どうぞ多くの方々に問題提起とともに「素粒水」の価値をお伝えくださいませ。

食糧不足危機の裏側で

親と全く同じ遺伝子を持った子どもを未来に残せる

クローン技術ってなんですか?

クローン技術はパンドラの箱を開ける?

クローン技術とは哺乳類などをオス、メスの交わり無しに繁殖させ、親と全く同じ遺伝子特徴を持つ子を人工的にたくさん生ませる技術で、遺伝的に全く同じ生命体(群)をクローンと呼びます。


【有性生殖】
人間を含む哺乳類の子は両親のそれぞれから遺伝的な特徴を受け継ぎ同じ親から生まれた子同士であっても異なった遺伝的特徴を持ち、また親と子でも持っている遺伝的特徴が異なります。

【無性生殖】
単細胞生物(アメーバ)は親が分裂して2固体の子ができます。細胞分裂により固体を増殖してオスやメスの区別なく子孫を残します。無性的に生まれた固体は突然変異が起こらない限り「親」と「子」は遺伝的に全く同じです。
【受精卵クローン 1個の受精卵を人工的に利用して生ませる】
①精子と卵子が合わさってできた受精卵は細胞分裂して成長し始めます。その分裂した細胞から核を抜き取ります。
②別の未受精卵の核を除きます。
③①で抜き取った核を②の核のない未受精卵に埋め込み、電気的な刺激や化学的な刺激を与えて、受精したと同じ状態にします。
④③の人工的受精卵の細胞(胚)分裂が始まった後、子宮内に入れ妊娠したのと同じ状態にし、無事生まれると受精卵クローンの誕生です。

【体細胞クローン 成体の体細胞(皮膚など)を利用して生ませる】
①成体の体細胞(例えば皮膚や筋肉など)から核を抜き取ります。
②未受精卵の核を除きます。
③①で抜き取った核を②の核のない未受精卵に埋め込み、電気的な刺激や化学的な刺激を与えて、受精したと同じ状態にします。
④③の人工的受精卵の細胞(胚)分裂が始まった後、子宮内に入れ妊娠したのと同じ状態にし、無事生まれると体細胞クローンの誕生です。

【クローン臓器にクローン人間】
健康と長寿、不老不死は古代より人類の永遠のテーマであると言っても過言ではありません。自分と全く同じ遺伝子の臓器があれば移植は簡単になります。そして病気の治療や不妊治療にも生かすことができます。しかしクローン技術の応用は人類の掟として悪用されないための国際規約と高い倫理観が必要とされる難しい問題を抱えた技術です。

【クローン牛はセレブ種?】
乳牛であればたくさんお乳がでる乳牛を、食用肉であれば高級ブランド牛が確実に生まれてきます。優秀な親と全く同じ遺伝子情報を持った子がたくさん同時に産出され、未来に残すことも可能です。業界としては同質の牛や豚ばかりだと管理も簡単で利益を生み市場操作もできます。しかし、同じ遺伝子を持つ牛や豚が同じ場所にいることは同じ欠点を持ち、同じ病気にかかりやすく一気に全滅したり、大量の病原菌を培養するなどの危険をともないます。
人口増加による食糧危機に備えてできる限りのテクノロジーで対応する試みと、医療への貢献も期待されていますが、どちらにしても充分な安全性の検証と偽装行為を抑止できる表示法等の整備が必要です。

【クローン牛は食べれますか?】
食べれます。ただ倫理観の問題と、クローンがどんなものか知らないで食べろと言われても怖くて食べれません。どんな害があるか分らないのに・・・・では理解していたら食べれる? 心情的に、食べる気になれないですよね。
体細胞クローン牛は生まれた直後の死亡率が高いことや老化現象が早期に生じるなど生態系のバランスを含めて安全性が問題視されていますが、内閣府食品安全委員会は生後6ヶ月を超えると従来の牛や豚と差異はないとの判断で安全性を認める方針です。

【なぜ早々と国は安全データを出したがる?】
クローン牛が安全だと言われても専門知識のない私たちは不安を拭えません。安全と安心は別物です。国内では過去557頭のクローン牛が産出され(2008年12月時点で生存は72頭)研究開発が進められていますが、これほどの少ない症例で安全とするのでしょうか。狂牛病騒動を覚えていますか?安全宣言され輸入解禁になったアメリカ牛肉は、いまだに危険部位が混入した肉が検査に引っ掛かり問題になっています。

実は身体にやさしいガン治療=重粒子線治療をご存知ですか?

【重粒子線治療は科学技術が生み出したガン治療における先進医療の一つです】

西洋医学的な外科手術や抗がん剤を使用せず、また過度な東洋医学的対処でもなく、実は放射線治療でありながら高い安全性を確立した「サイエンス治療」として捉えることができます。

一生のうちでガンと診断される確率

男性54.9%、女性41.6%
ご存じの通り日本人の三大成人疾患で最も多いのが「癌」です。一生のうちにガンと診断される確率は男性が54.9%、女性が41.6%と現在までの統計があります。
また、高齢になるほど発症しやすいといわれておりますが、電磁波に囲まれた文明生活や食料輸入大国である日本の食環境における現役世代や若年層の環境ホルモン(微量化学物質や石油成分)の摂取量などを考察すると、ガン発症の低年齢化と増加も予想されております。
ガンの死亡率の1位男性は肺がんが23.9%。女性の1位は大腸がん14.9%。
近年、肺ガンは日本人のガンによる死亡原因のトップとなりましたが、まだ増加する傾向にあります。
2012年にガンで死亡した人の数は約36万1千人で男性が女性の約1.5倍です。部位別の死亡数は、男性では肺が最も多くガン死亡全体の23.9%を占め、次いで胃(15.0%)、大腸(11.9%)、肝臓(9.3%)、膵臓(7.2%)の順、女性では大腸が最も多く(14.9%)、次いで、肺(13.8%)、胃(11.6%)、膵臓(9.9%)、乳房(8.6%)の順となっています。
独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター 資料
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重粒子線とは

簡略にいいますと放射線の中で電子より重いものを「粒子線」、ヘリウムイオン線よりも重いものを「重粒子線」と呼びます。重粒子線治療とは、この重粒子線を活用した放射線治療で特に「炭素イオン」が放射線元素として活用されます。炭素イオンは陽子の12倍の質量があり、質量が大きいほど破壊力も大きくなります。

エックス線治療と重粒子線治療との違い

従来の放射線治療で使用されるエックス線やガンマ線は、ガン病巣に対して体外から照射すると体表面近くで放射線量が最大となり、それ以降は減衰していき体の深いところにあるガン病巣には充分な照射ができず、またガン病巣以外の周りの正常細胞にもダメージを与えてしまうため、副作用を避けて照射する放射線量の加減が必要となりガン病巣に充分なダメージを与え切れない問題点を抱えておりました。

一方、重粒子線及び陽子線は体表面では放射線量が弱く、ガン病巣において放射線量がピークになる特性(ブラックピーク)を有しているためガン病巣をピンポイントで狙いうちすることができ、さらにガン病巣の深さと位置に合わせてブラックピークを設定することでガン病巣に充分なダメージを与えながら、正常細胞へのダメージは最小限に抑えることができます。

特に「重粒子線治療」は、陽子線を照射する同様の「粒子線治療」よりも線量集中力に優れており、ガン細胞に対する殺傷力も2~3倍大きいとされているため少ない照射回数でも効果を得られるので治療期間をより短くすることが可能となります。

重粒子線を光の速度の70%に加速して照射

重粒子線治療では重粒子(炭素イオン)線を光の速度の約70%まで加速させて身体の深部のガンに照射します。従来のエックス線やガンマ線を使った放射線治療では、体内の奥に入っていくほど攻撃力が下がっていましたが、重粒子線は攻撃力のピークを体内に設定できるためガン病巣に狙いを定めて効果的に照射できます。また、放射線抵抗腫瘍の低酸素状態のガンの破壊にも有効です。

病巣の形に合わせて
重粒子線は照射調節用の専用器具を使いガン病巣の形や位置(深さ)に合わせて集中的に照射することができます。

治療の対象となるガン
ひとつの部位に留まっている固形のガンが対象。

治療の対象とならないガン
血液のガン(白血病等)、広範囲に転移しているガン、過去に放射線治療を受けているガン、胃ガン、大腸ガンなどの不規則に動く臓器など。

従来のガン治療と違い、切らずに治す身体に負担がかからない治療法です

ガン治療には大きく分けて3つの治療法があります。
1.外科療法(手術によりガン細胞を取り出す)
2.放射線治療(X線・ガンマ線でガン細胞を照射攻撃)
3.化学療法(薬でガン細胞の増殖を抑える)

手術では体の部位の切除で機能が衰えることや、薬の副作用で見た目が変化する等、それぞれにメリット・デメリットや患者への負担にも個人差がありますが、どちらにしてもメスで切らずに治す重粒子線治療は早期発見であれば根治可能な治療法です。高齢者の方にも安心です。また、治療期間が短いので社会復帰が早く医師の指示によっては通院治療も可能です。

重粒子線治療は日本が世界に先駆けて実践運用し成功した画期的な科学技術です。多くの国が治療装置の導入を検討中です。

COLUMN

過去(2010年6月)にNHKテレビ番組で梅エキスに肝臓機能の改善、抗ガン作用、ピロリ菌の抑制力があることが感動的に紹介されております。
今回、もしもの際の重粒子線治療をご紹介致しましたが、日頃のガン予防には素粒水で作る醗酵梅エキスを是非ともご活用ください。梅酒のようなアルコールでは子どもやお酒が苦手な方は飲用できませんが、素粒水で作る醗酵梅エキスはアルコールを使用しないので万人の方に飲用していただけます。

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