住居としての「トレーラーハウス」その内容と費用をお教えします!
「トレーラーハウスのメリット・デメリット」
では、車両としてのトレーラーハウスの メリット・デメリットを解説しました。
トレーラーハウスが車両であることのメリットを感じられた方たちの中では、 次に、じゃあ
実際住居用のトレーラーハウスってどんなものなの?いくらくらいなの?
という質問が出てきていると思います。
ライフラインの接続ができる、家電も使える、そういった機能性以外の部分、 実際に住居用として使用されているトレーラーハウスを紹介します。
もくじ
①住居タイプトレーラーハウスってどんなもの?
②住居タイプトレーラーハウス施工例
③トレーラーハウス購入の諸経費
④「特殊車両許可申請」ってなに?
⑤ライフラインの接続方法について
⑥まとめ
⑦お問合せフォーム
「住居タイプトレーラーハウス」ってどんなもの?
ルクラ株式会社
では、住居タイプトレーラーハウスとして、 長さ11m、幅3.2mのトレーラーハウスに、生活設備として
お風呂・キッチン・トイレ・洗面台
、 もちろん窓やドアもついた住居仕様トレーラーハウスの制作が可能です。
フルオーダー製作ですので、
小さめの注文住宅が600万円程~購入できる
、というところでしょうか。
住居タイプトレーラーハウス施工例
外装は基本的には
ガルバリウム鋼板
という金属板を貼った施工になりますが、 ご希望によって木材を貼ったり塗り壁にすることも可能です。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金めっき鋼板のことで、耐久性・耐熱性にすぐれた素材です。
また軽量ですので、移動を前提として作られているトレーラーハウスにあった素材です。
一般住宅の外壁などにも使用されています。
トレーラーハウスに初めて入った人の感想はまず、
「思ったより広いね」
中に入ってみると、予想よりもかなり広々とした空間が広がります。
次の感想は
「家の中にいるのと変わらないね」
コンテナやプレハブのような無機質かつ鉄板剥き出し、のような内装を想像されている方も多いですが、
トレーラーハウスは一般住宅と同じ断熱材を使い、壁にはクロスを貼ってある
ので、トレーラーハウス内に入ったときの感覚はほとんど一般住宅の室内に入った時と同じです。
そして広い長方形の空間をどういう間取りにするかは自分次第。
間取りの案によっては
ロフト
や中2階、床下収納を取り付けることもできます。
空間の広さには限りがありますが、アイディア次第で限られた空間をめいっぱい活用することができます。
一般住宅でできることは大体でき、
自由度の高い設計が可能
です。
こんなことがやりたい、あんなことはできるのか、
トレーラーハウスの専門家
にどんどん質問してみるといいでしょう。
実際に住んでみたときの住み心地について。
まず断熱について、トレーラーハウスには
一般住宅と同じ断熱材
が天井・壁・床に入っているので、この広さでもエアコン1台で十分に部屋が温まりますし、冷えます。
床は少し冷えるので、冬場にはカーペットなどを敷くといいでしょう。
コンテナやプレハブのように、夏は室温が40度以上にも上がるのでは?と心配されている方もいますが、そんなことはありません。
日当たりや設置場所により差はありますが、そういった条件による差異も一般住宅と変わりません。
これだけ揃って
本体価格550万円(税込・諸経費別途)
です。
普通のアパートの1LDKと同じくらいのサイズで550万円ですので、 住居購入費用としては破格の価格なのではないでしょうか?
しかし、本体価格、ということは本体価格以外のものがかかるのでは…?
トレーラーハウス購入にあたっての本体価格以外の諸経費っていくらかかるんだろう?
そんな疑問にもお答えしていきます。
トレーラーハウス購入の諸経費
まず製作したトレーラーハウスを納車する土地まで運ぶ必要があります。
そのための経費として、
・運搬費用
(距離によって変わります)
・設置費用
・作業員随伴費用
(作業内容によって変わります)
車検対応タイプの場合
・車検関連付帯費用
(納車月によって変わります)
車検非対応タイプの場合
・特殊車両許可申請費用
(詳しくは後述します)
これらが最低限必要な経費になります。
更に土地の状況などによっては、追加費用がかかる場合もあります。
また、トレーラーハウスにライフラインを接続する場合には水道や電気等の引込料金がかかります。
ウッドデッキ等の外構も整えるなら外構費用もみておく必要があります。
これら諸経費はケースバイケースですので、いくらかかるかは見積もりを取り寄せて確認しましょう。
お見積もりの問い合わせはこちらから↓
特殊車両許可申請ってなに?
先述しました
「特殊車両許可申請」
これって一体なんの許可?どこに申請するの?
トレーラーハウスは、車検対応であればいつでも自由に公道を走ることができますが、 そうでない場合にはこの
「特殊車両許可申請」
を取らなければ道を走ることができません。
「特殊車両」
とは、普通に公道を走ることができる車両=普通車両ではない車両のことで、 普通車両として定められたサイズや重さ等の制限値をオーバーしてしまう車両のことです。
特殊車両が公道を走る時には、走る車両や経路の資料を道路管理者に提出して許可をもらわなければいけません。
これを
「特殊車両許可」
といいます。
夜中に新幹線などを運搬していく光景を見たことがある人もいるかと思います。
トレーラーハウスも、車検対応タイプでないものは、特殊車両許可を取って運搬する形になります。
その申請費用として、特殊車両許可申請費用が必要なんです。
特殊車両の通行許可が下りるのは、通行量の少ない夜~朝方になります。
住居として暮らすなら少しでも大きいサイズを希望される方が多く、住居タイプのトレーラーハウスは ほとんどが特殊車両許可を申請して運搬されます。
この許可の申請には
3ヶ月以上かかる場合も
ありますので、大きなサイズのトレーラーハウスを検討される方は、早めに問い合わせをしたほうがいいでしょう。
ライフラインの接続方法について
住居として、トレーラーハウスで生活するうえで絶対に欠かせないのが
ライフライン
です。
トレーラーハウスは、水道・電気・ガスなどのライフラインを接続することができますが、一定のルールがあります。
トレーラーハウスが車両として、ライフラインを接続するためのルールにはどんなものがあるんでしょうか?
ライフライン接続の基本ルール
1.
給水管の接続方法が工具を使わずに着脱できること
2.
排水管の接続方法が工具を使わずに着脱できること
3.
電気の配線方法が工具を使わずに着脱できること
4.
ガスボンベがトレーラーハウスに積載されているかまたはレンチで簡単に着脱できること
5.
電話・インターネット等の接続方法が工具を使わずに着脱できること
6.
冷暖房器具等の室外機がトレーラーハウスに積載されていること
3.
電気の配線方法が工具を使わずに着脱できること
基本的に、トレーラーハウスは
「随意かつ任意に移動が可能」
な状態でなければいけないので、 ライフラインの接続も容易に着脱できる仕組みでなければいけません。
実際にどうやって接続しているか、の参考画像をあげてみます。
電気接続
電気の接続用キャプタイヤ―ケーブル
です。
トレーラーハウス側からはオス側がついていますので、現地側でメス側を用意して頂き、接続します。
現地での接続完了後はこんな感じに。
トレーラーハウスは
大きな家電
とも言われるものですので、キャプタイヤ―ケーブルというコンセントから電力を供給します。
給排水接続
水道の接続部材
です。
トレーラーハウス納車時は→の状態です。
切り口に接続部材を取り付け、現地で取り出した上下水配管と接続します。
現地での接続工事完了後はこういう感じに。
細い方が上水、太い方が下水
です。
排水管の位置によってはトレーラーハウスの納車前に工事をしておく必要がありますので、取り出し口についてなど、事前に入念な打ち合わせが必要です。
上水道は、簡易的なものであれば、水道蛇口への接続でも使用可能です。
プロパンガス接続
ガスはレンチで容易に取り外しができるよう、
プロパンガス
を使用します。
エアコン室外機
エアコンの室外機などは、トレーラーハウスのAフレームという牽引部分に設置します。
まとめ
このように、取り外しが容易な部材を使用することで、任意かつ随意に移動が可能な トレーラーハウスのできあがりです。
いくつかのルールはありますが、それさえ守れば普通の住宅と同じ設備を使うことができます。
またここにあげた以外にも、太陽光発電や雨水を利用したトイレなど、トレーラーハウスでできることはまだまだ色々あるようです。
(雨水タンクを使えば、水道を引いてない土地にもトイレを設置することが可能です)
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