「トレーラーハウス」に住む前に知っていたいメリット・デメリット
トレーラーハウスに住むってどういうこと?
2020/07/03
皆さんは
トレーラーハウス
ってどんなものかご存知ですか?
震災時の仮設住宅として使用されてニュース等でもとりあげられたため、 その名前を聞いたことがある人は多いと思います。
そして知名度と同時に、トレーラーハウスに住んでみたい!という声も増えてきています。
トレーラーハウスやタイニーハウス、フラットハウスといった
「小さな家」での生活
という、新しいライフスタイルが広まりつつあるんです。
でも、実際にトレーラーハウスってどんなものなんだろう?
本当に生活をしていけるんだろうか?
トレーラーハウスでの生活におけるメリット、デメリットってなんだろう?
そんな疑問にお答えします!
もくじ
①トレーラーハウスってなに?
②トレーラーハウスを「車両扱い」にするための条件
③トレーラーハウスを「車両扱い」にするメリット
④トレーラーハウスを「車両扱い」にするデメリット
⑤トレーラーハウスとキャンピングカーの違い
⑥まとめ
⑦お問合せフォーム
「トレーラーハウス」ってなに?
根本的な疑問。
「トレーラーハウス」とは何か。
その答えは…
「トレーラーハウスは移動の容易なハウス」
です!
住居用として作られたトレーラーハウス
はお風呂・キッチン・トイレ等の生活に必要な設備を備えており、 しかもそれらは一般住宅と同じものを使用しています。
コンセントも一般住宅と同じものがついておりますので、エアコンや冷蔵庫なども家電量販店で買えるものが使用できます。
トレーラーハウスだからと言って特別なものを用意する必要はありません。
断熱材
もきちんと使われているので、室内に入ってしまえば一般住宅と変わりはありません。
大きさも、
長さ11m・幅3.2m
という畳数にして
約21畳
というものもあり、 2人以上での暮らしにも十分対応可能です。
そしていくつかの条件はありますが、
(条件については後述します)
タイヤのついたトレーラーハウスは
「車両扱い」
となります。
車両扱いになることで、様々な
メリット
を受けることができます。
トレーラーハウスを「車両扱い」にするための条件
トレーラーハウスを車両扱いする条件とは、
トレーラーハウスを建築物に該当しないとする条件
のことを指します。
それは、
日本建築行政会議「車両を利用した工作物」にある建築物に該当しない条件
のことです。
建築物に該当しない条件
1.
随時かつ任意に移動できる状態で設置し、それを維持継続すること
2.
土地側のライフラインとの接続が工具を使用しないで着脱できること
3.
適法に公道を走れること
3.
適法に公道を走れること
以上の基準を守ったトレーラーハウスが、
車両として認められたトレーラーハウス
、ということになります。
逆に言えば、以上の項目を守れていないトレーラーハウスは、
建築物
という扱いになり、 建築確認を取らないと
違法建築物
になってしまいます。
一般社団法人トレーラーハウス協会の設置一例
一般社団法人トレーラーハウス協会の資料「トレーラーハウス設置について」より
トレーラーハウスの取り扱いについて、いくつかの項目が記載されております。
車両扱いのメリット①
建物が建てられない土地にも置くことができます!
車両扱いのため、
市街化調整区域
などの建物を建てられない土地にも納車が可能
です。
建築確認や基礎工事の必要も無く
、イニシャルコストが削減されます。
また、
借地
にも置くことができ、
土地を返却する際には上物だけ別の土地への移動が可能
です。
もちろんその土地で
ライフラインの接続
をすることもできます!
(ライフライン接続の詳しい方法は
こちら
へ!)
※自治体によりますので、詳しくは各自治体、トレーラーハウス会社へお問い合わせください。
車両扱いのメリット②
固定資産税がかかりません!
トレーラーハウスは不動産ではなく動産の車両扱いとなるので、
固定資産税
や
不動産取得税
の対象外
です。
車検付きのトレーラーハウスでは、
自動車税
がかかるものもありますが、 サイズによっては固定資産税も自動車税もかかりません。
ランニングコストがかからない、という点は大きなメリットですね。
車両扱いのメリット③
移動が容易です!
トレーラーハウスにはタイヤがついているため、
牽引車につなげばすぐに移動可能
です。
道さえあれば全国に移動ができるので引っ越しや、もし不要になった際には 中古での販売など幅広い対応ができ、
取り壊しのコストや手間も不要
です。
車両扱いのメリット④
タイヤには免震機能も!
地震が来ても車に乗っていて気付かなかった、ということってありますよね。
それは
タイヤが衝撃を吸収
してくれているからなんです。
また、万が一トレーラハウスを置いた地面が割れてしまったり、液状化してしまったり、なんてことがあっても、トレーラーハウスなら
基礎が無い
ので移動させれば元通りです。
車検対応トレーラーハウスについてもっと詳しいことは↑上記ホームページにて解説されています!
トレーラーハウスが車両であることのデメリットって?
車高の高さ
トレーラーハウスにはタイヤがついているため、その分どうしても一般住宅よりも床・入り口の位置が高くなります。
床の下にはジャッキをかませて平行を取っていますが、地面に接していない分、多少の揺れがあります。
また、風の強いところに置くとすると床下を風が抜けるため、床が多少冷えることがあるかもしれません。
この問題は、ウッドデッキなどで床下部分に壁を作るように覆ったり、床にカーペットを敷くなどすれば緩和されると考えられます。
タイヤ分の高さがあるため
階段やウッドデッキ
は必須アイテムです。
トレーラーハウスは基本的にいつでも任意に動かせる状態であることが車両である条件なのですが、 トレーラーハウス自体に作り付けるのではなく、独立したウッドデッキなら設置することができます。
※行政の見解にもよるので、確認が必要です。
道が無いと納車ができない
トレーラーハウスは牽引車に引かれて現地へ納車するため、道が無いところへは納車ができません。
道があっても、トレーラーハウスが通れないほど細い道ではやはり納車が困難なことも。
そういった判断は一般の人では難しいため、トレーラーハウスを置きたい土地があれば、
トレーラーハウスのプロ
に相談してみたほうがいいでしょう。
2階建てにできない
トレーラーハウスにはタイヤがついているため、そのまま上に2つ重ねて2階建てにすることはできません。
上物だけを2つ重ねることも、車両としての規定に収まらなくなってしまいますので不可能です。
しかし屋根に乗れるようにしたりはできますので、トレーラーハウスならではの住まい作りを楽しみましょう。
トレーラーハウスとキャンピングカーの違い
ここまで記事を読んでいただいて、トレーラーハウスって要するにキャンピングカーと同じでしょ?と 思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かにキャンピングカーも生活を送れる設備が整った、タイヤのついた家と言えるかもしれませんが、 この2つには大きな違いがあります。
それは上記でも触れました、
トレーラーハウスはライフラインが接続できる
という点です!
トレーラーハウスは、常に移動し続けることを前提としたキャンピングカーとは異なり、 ある程度の期間、一定の場所に定住し続けることを目的としています。
なので水道や電気などのライフラインを接続することが可能なんです。
(接続方法には一定の決まりがあります)
また、住所の登録も可能です!
トレーラーハウスが
「タイヤのついた家」
と言われる所以がわかりますね。
まとめ
トレーラーハウスは、一定期間一か所の土地に定住することを目的として作られており、 そのためライフラインの接続も可能です!
ですが、タイヤがついているため「車両扱い」で、 建物が建てられない場所に置くことができ、固定資産税は必要ありません。
トレーラーハウスならではのメリットを生かせば、今まで建築では不可能だったことも
可能にできる可能性があります!
お悩みの方はぜひ一度、
トレーラーハウスのプロ
に相談してみることをオススメします。
住宅として
事務所として
店舗として
トレーラーハウスについてのお問合わせはこちらから
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
Message
お名前
お電話番号
メールアドレス
送信したメールアドレスでお知らせ配信に登録する
郵便番号
ご住所
トレーラーハウスの活用方法
住居として
事務所として
店舗として
レンタル・中古
賃貸物件
その他
お問い合わせ内容
資料請求
御見積依頼
展示場ご見学予約
その他
備考
送信
トレーラーハウスの可能性は無限大∞です!
↑トレーラーハウスの詳しいお話を
聞きたい方はこちらへ!
↑トレーラーハウスに住む②
住居タイプトレーラーハウスについて
ご説明いたします!
↑「トレーラーハウス」での美容院経営
がおすすめのワケ教えます!
ツイート