インプロ(即興芝居)のパフォーマンスを追求するインプロバイザーであり、インプロを用いて自由と遊び心を持った俳優を育てる指導者でもあり、ときどき脚本芝居を演じる俳優でもある。
高校から演劇を始め、大学で英語劇と出会い、児童劇、シェイクスピア作品、ブロードウェイ作品のメインキャストを演じる。
19歳でインプロと出会い、その魅力に取り憑かれ、日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ、インプロのパフォーマンスと指導を始める。
その後、クラウン、マスクを学び、高校の数学教師、緊縛師見習いを経て、これまでに世界12カ国で500以上のショーと1000以上のワークショップを行い、独自の芸術表現を探求、実践。
現在は東京を拠点にしながら、ときどき海外に飛び、毎週世界のどこかで演じたり教えたりしている。
◆海外での主な経歴◆
2015年
・イタリアでの国際インプロフェス「MITICO」に参加し、主催団体である国際シアタースポーツ協会(通称iTi)の日本人メンバー(当時2人目)となる。
2019年
・フランスのクラウンスクール「Ecole Philippe Gaulier」をクラウンを学ぶ。
・カナダのインプロ劇場「Loose Moose Theatre」にてマスクを学ぶ。
2020年
・イギリスのクラウン指導者、ジョン・デビソン、ペタ・リリーらと出会い、クラウンを学ぶ。
2021年
・アメリカのインプロ劇場「Impro Theatre」の年間プログラムに参加し、長編即興演劇(Full Length Impro)を学ぶ。
2022年
・イギリスの演出家、マイク・アルフレッズと出会い、俳優を舞台上で自由にするためのリハーサルプロセスとトレーニングを学ぶ。
2023年
・アンジェラ・デ・カストロのクラウンスクール「Why Not Institute」でのプログラムを修了。
アメリカの俳優スクール「Dell’arte International」が主催する、バリ島でのアーティストプログラムに参加。バリの伝統文化・芸術に触れる。
・キース・ジョンストンの愛弟子であるショーン・キンリーが主催する「The Improvisation School」に参加し「Loose Moose Theatre」のキャストとしてレギュラーショーに出演。
2024年
・ロンドンのマスクシアター「Vamos Theatre」にゲスト招聘され、若いアーティストたちと共にマスク作品の創作とパフォーマンスを行う。
・「Impro Amsterdam」「Nepalaya Impro Fest」「Singapore Improv Festival」といった国際インプロフェスティバルに招待され、ソロインプロクラウンショー『Words Begger』の公演やワークショップを行う。
◆脚本芝居の主な経歴◆
・MLS「Once on This Island」Papage、「A Midnight Summer Dream」Botom、「Young Forever」Hook、「Into the Woods」Baker、「Winters Tale」Shepherd
・一人芝居ミュージカル短編集「à la cuisine! 〜偉大なシェフの帽子〜」エスコフィエ役(オリジナルキャスト)
・Sweet Arrow Theatricals「You're a Good Man, Charlie Brown」チャーリー役(英語版キャスト)
・ゲーテインスティチュート「ハート泥棒」アマリアとフランツ役(日本初演キャスト)
・もんもちプロジェクト「邯鄲」老国主役/秘書役(再演時)
・ムケイチョウコク「One Room ⇔ dramaS -落下する記憶-」桃井役(初演キャスト)
・Manhattan96「白昼のグリーンジャーニー」
…など、ジャンルや言語を超えて活動している。