高校時代から演劇を始め、大学では英語劇やミュージカルに没頭。ブロードウェイ作品やシェイクスピア作品、児童劇などに出演し、メインキャストとして舞台経験を積む。
19歳のときにインプロ(即興芝居)と出会い、その魅力に取り憑かれ、日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を立ち上げ、パフォーマンスと指導を開始。2015年にはイタリア・ミラノで開催された国際インプロフェスティバルに参加し、以降ヨーロッパ、北米、アジアへと活動の場を広げる。
2023年夏、カナダ・カルガリーにて、インプロの父と呼ばれるキース・ジョンストンが創設したルースムースシアターに出演しながら、キースの愛弟子であるショーン・キンリーによる「The Improvisation School」にて学ぶ。これまでにパティ・スタイルズ、スティーブ・ジャランド、ジョー・ビル、ダン・オーコナーなど、数多くの世界的インプロバイザーからも直接指導を受ける。
さらにフィリップ・ゴーリエ、ペタ・リリー、ジョン・デビソン、アンジェラ・デ・カストロ、アブナー・エイゼンバーグらからクラウンを学び、インプロとクラウンの融合も探求している。その結果生まれたインプロクラウンのソロパフォーマンス「Words Begger」は、その独自性が評価され、世界各国のインプロフェスティバルに招聘され、これまでに6カ国8都市で公演を行なっている。
その他、ゲスト俳優と共に1時間の即興二人芝居を創る「with OSHOW」や、観客と一緒に物語を紡ぐ「Every Brirriant Moment」、ルースムースシアターの形式を日本に再現した「秘密のインプロショー」など、多彩なスタイルのインプロショーを実践し続けている。