京都生まれの京都育ち。
祖父は信仰熱心で神道の宣伝使（教師）をしていました。光子と書いて「あきこ」と読む私の名前はそういうご縁で出口直日大本三代教主が名づけ親です。

そういう神様が身近な家庭環境ということもあり、また小さい頃から私自身敏感だったので当たり前に見えない世界のことは受け入れていました。しかし学校に行くようになると、子ども心に世間はそうじゃないことも知って見えない世界の話はしないようにしました。

若い頃は太極拳を学んでいました。当時はまだ中国との国交が盛んではなかった時代ですが、ある団体のツアーで最年少で上海に太極拳を学びに行きました。その当時は自由にあちこち行ける訳ではなく、限られた場所を見学するという感じでした。そのツアー中に体調を崩し中医さんに診療してもらう機会があり、それがきっかけで東洋医学に興味を引かれるようになりました。帰国後しばらくして鍼灸学校に入学、鍼灸師の資格を取りました。その後も東洋医学の学びを深め、臨床経験を積んでいきました。この時の知識や経験はその後の介護現場やレイキで役に立ちました。

諸般の事情で鍼灸の仕事は続けることができませんでしたが、その後も指圧や整体、ボディワーク等にずっと関わっています。又今も武術のお稽古は続けています。武術は自分自身を整える・ブラッシュアップするものとして、私にとって必要不可欠なものです。いまはシステマというロシア武術を学んでいます。

その後結婚し2児の子育て時代に介護の仕事を始めました。約20年近い介護の現場で沢山のケースを担当しました。同じ頃アドラー心理学にもご縁ができて、介護現場での困難事例をどう考えるか？どう捉えるか？アドラー心理学で読み解くお稽古もする事ができました。おかげで様々なケースにも対応するスキルを得ることができました。ちなみにアドラー心理学で最初に受講した講座が岸見一郎さん（「嫌われる勇気」の著者）のスマイル（親子関係プログラム）でした。

職歴はヘルパーから始まり、介護福祉士、ケアマネージャー、居宅支援事業所の管理者と立場は変わっていきましたが、目の前のことを一生懸命やってたら資格がついてきたという感じです。振り返ると当時はハードで大変でしたが、おかげで引き出しがたくさん増えました。

仕事は大変ながらも楽しかったのですが、年齢とともに自分自身の体調不良や身内の病気（家族が難病・認知症）もあって続けるのが難しくなり、退職するに至りました。しかし退職してからも、人から相談されたり、サポートを依頼されたりすることがしばしばありました。そんな時にたまたま直傳靈氣（じきでんれいき）と出会い、体験したらこれは効果があると体で納得できました。これをぜひ活かしたいと思い資格を取り、自分のような方の役に立てたらと思って今に至ります。


病気やアクシデントなど予期せぬ出来事に遭遇し、自分の人生を大切に生きたい人。何かが起こって、立ち止まって人生を考えるタイミングに出会った人。また自分の事だけじゃなく人の役に立ちたいと気づいた人。そんな人を応援したいと願っています。