野口整体
気・健康の自然法
健康の自然法・野口整体とは
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健康の自然法・野口整体とは

 野口整体は、関東大震災直後、野口晴哉(一九一一~一九七六)によって創始された、体と心の自然を保ち、健康に生きるための思想と実践です。

 神道の行法が起源の活元運動という運動療法と、愉気という気による触手療法、そして心理療法を基にした野口法(初期の名称。分野は心理療法だった)は、一般人のみならず、文化人や政府要人などにも多くの支持を集めるようになりました。

 その後、太平洋戦争中に、野口師は民間の治療家の団体に請われ、当時の治療家が行っていた多くの手技療法に共通する身体観や普遍性のある治療技術を編集して「整体操法」という技術体系をまとめました。

 戦後、整体操法とその身体観は現在も行われている多くの手技療法の基となりました。しかし野口師は行動を共にしていた治療家たちと離れ、心と体を育て健康に生きる人間を育てるための教育を、活動の基本方針としました。そして様々な発展を経て、野口整体は、生命思想、整体操法、心理療法、教育などを包含する体系となったのです。

「野口整体」という言葉は、整体操法が有名になった後、「○○整体」と名の付くものが世に溢れるようになり、それと区別するために使われるようになった言葉で、野口師自身は「整体」・「野口法」と呼んでいました。

 現在、一般に広まっている「整体」の多くは、野口師が戦前の多様な手技療法を検証し、編纂した「整体操法」に源があり、野口整体の体を調整・治療する手技療法を特化したものと言えます。

 野口整体の「整体」は、心理的側面を含んでいることに特長があります。野口整体の体に対するアプローチは心、生命(気)を含むその人全体に対する働きかけなのです。

 また、一般に東洋医学で言う「気」は体が活動するためのエネルギーという面を意味し、臨床の場で心理的側面に踏み込むことはあまりないようです。しかし野口整体では気の心理的側面を重視し、気による人間観が心に関与する(潜在意識教育)上での基盤になっています。

 その他、「風邪の効用」に見られる病症観の違い、活元運動を行うこと、思想があることなど、様々な相違があります。

 野口整体は近代に成立した体系ですが、仏教や古神道に伝わる身体智をバックボーンとしており、日本と日本人の身体感覚という土壌から生まれたものです。

 野口晴哉師は『健康の自然法』(1963年)で、「人間のいのちは自然のものなのだから、自然にかえれば自ずから健やかになる。心を静かにし、裡の生命の声をきいて動作することが健康の自然法である。」と述べています。

 このような生命哲学に基づき、野口整体では心身医学が現在のように発達する以前から、ストレス耐性を身心の「弾力」として捉え、「敏感な心と体を育てる」ことでこれを高めることを健康に生きる上での中心的課題としてきました。本書の主題はここにあります。

 身体感覚の低下と現代

  野口晴哉師の著書に見られる生命哲学は、社会学者の見田宗介氏などの学識者や西洋医学の医師などからも高い評価を受け、野口整体に関心を持つ人は今も多くいます。

 しかし、実際に野口整体を身に付ける、実践することを通じて理解していくことば、難しくなってきている現実があります。

 私を含め指導する側の能力の問題も当然あるのですが、それと同時に、現代の日本人の感受性が変化していることがその大きな理由です。目と頭(脳)だけで物事を感受し、頭で判断して行動する人が増え、体が発する内的な感覚や要求、感情の働きを感じることがおろそかになっているのです。

 また活元運動の実践を通じて健康を保っていく上で必要な体の基礎が未発達な傾向があり、全体的に身体感覚が鈍くなっています。身体感覚は野口整体を学ぶ上での言語と言って良いかと思いますが、背骨や骨盤の感覚、「重心位置」や「丹田」など、すぐには感覚的に共有できない人が増えているのです。

 この身体感覚の低下という問題は、野口整体のみならず学校教育、医療や心理療法、演劇などの身体訓練などさまざまな分野で指摘されており、心と体両面の発達と健康を考える上での中心的課題となっています。

 野口晴哉師自身、晩年「こうも頭で生きる人が増えてしまった」と日本人の変化を憂い、現代の健康を考える上で「鈍り」の問題を最重要視していました。

 私が学んだ故・金井省蒼先生も、同様にこの問題に取り組んでおり、私自身、整体指導を学ぶ上で基本になる身体感覚と体の基礎がないことを痛感しました。そして自分も努力し、より良い指導の方法を自分なりに研究してきたのです。 

 野口整体の実践は、単に体を動かすというだけではなく、脳を休めて普段の意識状態から離れ、瞑想的な意識状態で行うという点がポイントです。

 活元運動は「動く禅」とも呼ばれる瞑想的な行法で、野口晴哉師はその心を「意識を閉じて無意識に聞く」と言いました。

 これは、人間の心の深層には、知的な働きを超えた生命、そして魂が内在しており、それが健康の本体であり人間の本心であるという人間観に基づいています。日常の意識の働きを休めて(閉じて)、謙虚に無心となることで、これと一体になれるのです。

 東洋に伝わる伝統的な宗教では、坐禅などの瞑想の技術が自身を解放するための中心的方法として行われてきました。瞑想的な意識状態はストレス対策や健康、また潜在能力の開発や自己認識を深めるなどの効果が認められており、マインドフルネスや禅などを通じて、Googleなど外資系の大企業でも取り入れられています。

 心身の弾力とも言えるストレス耐性は、健康に生きるための普遍的な体の基礎であり、ここでの実践の中心となるのは、

・体の内側に注意を集める

・緊張を弛める

・身体感覚を高め感情に対する気づきの能力を身に付ける

・体の安定感を高める

です。体に主体的に関与し、動きの中でで身体感覚を呼び起こしていけるよう工夫しました。ストレス耐性を高めること、野口整体を身に付けること、そして心と体にかかわる多様な技術の基礎ともなるかと思います。

 まずは、自分の感情を、頭だけではなく体まるごとで実感することから始めてほしいと思います。

脱力することの大切さと活元運動

 家庭、職場などにおけるさまざまな人間関係の中で、忙しい毎日を送っていると、身心緊張ともにが続きます。お風呂に入ったり、睡眠をとったりすることで、十分に弛むことができればよいのですが、神経が完全に休まるということがなかなか難しいのが現代人の生活です。ことに心理的なストレス(怒り・不安などの感情を抑制すること)による緊張は、気づくことも脱することも難しいものです。

 野口整体では、体の自然を保ち、活き活きと健康に生きる上で、「脱力(体の力を抜く)」することを大切にしています。脱力することで、身心ともにゼロに戻って、意欲を取り戻すことができ、新しい気持ちで普段の生活に入っていくことができるのです。

 そこで行うのが「活元運動」という瞑想的行法です。体には、傷や病気を癒す力・気温が下がっても体温を一定に保つ力・体を動かすときに力加減をしたり、バランスを保ったりするはたらき・瞬きやくしゃみなどの反射運動など、体が自然に行うはたらきがあります。活元運動は、この命を保ち、養うはたらきを高め、訓練することを目的とした運動です。

  運動と言っても、やり方を覚えて行う体操とは違い、準備運動を行い、静かに坐して身体から自ずと「動き」がでてくるのを待ちます。本式に行えるようになるには時間がかかりますが、それまでの過程においても、身心が弛むとはどういうことかを感じ、その意味を学んでいただけることと思います。

 

メール申し込み

ご記入いただくこと

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  はい の場合は診療科と診断名をお書きください。
・服用中の薬はありますか。

会費 3000円


着替えについて

1~2サイズ大きめで、ゆとりのある白い長袖Tシャツ・・・綿100%のもの。無印良品での購入(男性用・メンズ)をお勧めします。

正坐が楽にできる、ウエストゴムでゆったりした綿素材のパンツ(パジャマのパンツでよい。落ち着いた色合いが好ましい)・・・腰回り、太腿周りにゆとりのあるものをお選びください。両方とも薄手の生地でお願いします(厚手でなければスウェット素材でもよい)。おしゃれである必要はありません。

愉気を受ける上で肌の感覚が大切なため、伸縮性の強いカットソー・スパッツなど肌に密着する生地はお避け下さい。

靴下を脱いで、眼鏡とアクセサリー(リング・ピアス等)は外してください。
着替え-上下
着替え-パンツ-1
着替え-パンツ-2
着替え-パンツ-2

始まる前に

活元運動は、「動く禅」とも呼ばれ、瞑想法の一種と言えるものです。会場に入ったら、からだの力を抜いて心を鎮めましょう。

始まる前はリラックスして、横になってもかまいません。心静かに、普段の生活のあれこれから離れ、体の内側に注意を向けて、生命の感覚に任せて生きる時間に入る準備をしましょう。

分からないことがあったら

会終了後、質問がありましたらブログにてお答えします。

(1) ブログ記事(一般公開&会員限定)のどれからでも投稿してよい。

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(2) どんな質問も、ブログ記事(会員限定)の投稿専用記事から投稿してほしい。

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(3) ブログ記事(会員限定)の関連記事から投稿してほしいが、
    関連記事が無い場合は、新規投稿用記事から投稿してほしい。

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連絡先

野口整体 気・健康の自然法
指導 近藤佐和子
Email ki.kenko.jinen@gmail.com
〒228-0814
神奈川県相模原市南区南台5-6-16カサデサガミ201
(小田急線 小田急相模原駅 徒歩五分)
電話番号 080-3659-3559
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