今や、メディアや書籍でも見かけることが少なくない健康ワード『腸活』。

食事などの生活習慣などを見直すことは勿論、運動や睡眠にも関連性があることはよく知られていることと思いますが、実は、ドライヘッドスパを受けることで、腸のコンディションが整うことがあるのです。

そこで今回は、腸活にドライヘッドスパを取入れることで、期待できる３つの効果を紹介したいと思います！

予備知識として
腸の働きは、自律神経によって支配されています。自律神経は身体を活発にするために働く「交感神経」と、休息させるために働く「副交感神経」があり、2つのバランスが整っている状態こそが「健康な身体」と言っても過言ではありません。
腸は「副交感神経」の働きにより活性化しますが、ストレス社会においてはどうしても「交感神経」が高ぶりすぎている傾向があり、自律神経のバランスが崩れることによって、腸の不調を感じている人は少なくありません。

効果1　セロトニンのおかげでお通じ改善！
高ぶった交感神経を鎮めてくれる作用を持っているのが、“幸せホルモン”として知られている「セロトニン」です。

ドライヘッドスパの心地良いタッチや、日常生活では得られない刺激は、脳を活性化すると同時にセロトニンを分泌させます。

腸で働くセロトニンは、蠕動運動や消化液分泌に作用し、お通じ改善の効果が期待できます。
実際にドライヘッドスパを受けて、お通じが良くなったとの声をいただいたことが何度もあります(^_^)

 
効果2　睡眠の質が向上！腸活の土台作り
セロトニンの恩恵は、お通じだけではありません。セロトニンは“睡眠ホルモン”と呼ばれる「メラトニン」の材料として活用され、入眠作用に働きます。

腸を活性化させる副交感神経が最も優位になるのは夜間、つまり睡眠時間が腸のゴールデンタイムといえますね(^_-)-☆
ドライヘッドスパで活性化したセロトニンは、夜間にメラトニンとして活用され、腸が働きやすい環境(睡眠時間)を準備してくれます。

この土台作りをすることで、食生活や、さまざまな腸活の効果が活きていきますね(´▽｀)

効果3　心も軽くなる
セロトニンは脳でも生成され、それらは心や気分の状態に作用します。脳で働くセロトニンの原料の1つとされているのが、必須アミノ酸の「トリプトファン」です。

腸の蠕動運動が活性化すれば、タンパク質がきちんと分解され、トリプトファンが生成されます。

トリプトファンが脳のセロトニンを活性化させることによって、心に余裕が生まれたり、集中力や、ひらめき力もアップします(*´▽｀*)

逆に、ストレス(緊張や不安など)により、交感神経過多になると、自律神経のバランスが崩れて、下痢や便秘といったおなかの不調に繋がります。

皆さんも経験があるのではないでしょうか。

このように、心(脳)と腸は互いに影響を及ぼし合っているのです。

これを『脳腸相関』といい、ドライヘッドスパと腸活の相性が良いのは科学的にも認められています(^^)


まとめ　ドライヘッドスパは腸活のスイッチ！

いかがだったでしょうか？

◎ドライヘッドスパ　→　セロトニン　→　蠕動運動　→　お通じ改善

◎ドライヘッドスパ　→　セロトニン　→　蠕動運動　→　心に作用(精神的健康)

◎ドライヘッドスパ　→　セロトニン　→　メラトニン　→　睡眠の質向上

→　副交感神経活性　→　腸活性　→　お通じ改善　→・・・・

書きだしたらキリがないですが(笑)、ドライヘッドスパは、腸活のプロセスにおいて重要なスイッチになりえることがわかりますね。

「ドライヘッドスパは頭のマッサージなんだから頭にしか効果がない」ではないんです。

ドライヘッドスパを通じて、身体全体の健康をサポートしていくというのが、ドライヘッドスパの真髄です。

是非とも、腸活にドライヘッドスパを活用してみてくださいね(^^)/

当協会のヘッドマッサージはフラットベットを使って行いますが、それに驚かれる方がたまにいらっしゃいます。
驚く理由として、『ヘッドマッサージ＝リクライニングチェア』という印象が根強くあるようです。

当協会がフラットベットを使う理由として、独自に取り入れている『整体法』を行えるという点がまず挙げられますが、他のセラピー(ボディケアやリンパケアなど)への発展性が高いという点も見逃せないポイントです。

例えば、
「ヘッドマッサージだけで開業したけれど、やっていくうちに、ボディケアのニーズにも応えたい」
と思った時に、フラットベットなら容易に行えます。

講座でも“相乗効果を狙ったコースづくり”を推奨してお話しさせてもらっていますが、サロン開業後の変わりゆくニーズに柔軟に対応することはとても大切で、そのための設備を用意しておく必要があります。

その設備として、フラットベットを使うというのは、ベストな選択だと言えますね(^_^)

加えて、設備投資がリクライニングチェアに比べ安価で済むというメリットもあります。
ヘッドマッサージの形態はお店のコンセプトによって様々なので“これが正解”というものはありませんが、フラットベットでの施術を、自信を持っておすすめします(^_^)

たまに生徒さんから、『リラクゼーションセラピストという仕事に向き不向きはありますか？』という質問をいただきます。

とくに業界未経験の方に多い質問ですが、私の考えとしては、“学ぶことが好きな人”の方が、この仕事を長く、楽しく続けられると思います。

質問の答えとしては少し的が外れているかもしれませんが、実際に、多くの情報を柔軟に取り入れて発信していくセラピストの方がのびのびと仕事をしているし、お客様からも愛されている(指名が多い)傾向があります。

逆に、自分自身ではあまり学ばず、他者に応えを求めてばかりだったり、常に“白か黒か”で判断しがちなセラピストは、中々成果が出ずに苦しんでいる人が多い気がします。

そして業界からも去っていきます。
健康に関する情報は常に更新されていきます。

我々セラピストがアンテナを張っておかないといけないのは、『白』か『黒』ではなくて、その白と黒の間のグラデーションになっている部分です。

この部分は常にぼんやりとしていて、曖昧です。
濃くなったり薄くなったり、時間の流れの中で変化したりします。

だからこそ常に学びが必要で、尚且つそれを好きでないと、この仕事を続けていくのは非常に困難です。
皆さんはいかがでしょうか？

あくまでも私の持論ではありますが、仕事をする上で参考になれば幸いです(^^)

当協会の講座を受講される生徒さんの半数以上は、“リラクゼーション業界未経験”です。
今回はそんな業界未経験の方に向けたコラムを書こうと思います。

未経験者であれば誰でも『自分でもこの業界でやっていけるか』という不安があると思います。
もっと言えば、『そもそも授業についていけるか』という不安もあるでしょう。

講座では、現役セラピストの方もいらっしゃる場合もありますので、どうしても気持ちが萎縮してしまいますよね。
しかしながら、講座をやっていると、『未経験者の方が、技術の飲込みが早い』と感じることが少なくありません。

これは、経験者と比べて、経験者特有の“手癖”がないため、カリキュラムを素直に吸収できるといった理由があげられます。※もちろん個人差はあります。

リラクゼーション業界のキャリアが長い人ほど、実技講習で苦戦されている傾向があるし、かく言う私も生徒の時はかなり苦戦したのを覚えています(^-^;

以上のことから、リラクゼーション業界未経験ということで、不安がることはありません。

経験の有無に関わらず、講座に参加した人は全員、“生まれて初めて”の手技を学ぶわけですから、最初から上手くいかないのは当然ですし、私もしっかりサポートさせていただきますので、是非とも講習を楽しんでほしいです(^^)

★ご予約完了時には予習と復習に使える動画もご用意しています。

福岡も少しずつ朝夕の冷え込みが収まってきたように思いますが、私の自宅では子供が2人ともインフルエンザにかかってしまいました(~_~;)

子供の体調も心配ですが、講師をしている身としては、自分の体調不良が生徒さんに影響しますので(講座の延期など)、ウイルス感染への警戒心が強くなります。

いつもよりも身体を暖かく保ったり、発酵食品など腸活に適したものを食べたり・・・

あまり神経質になりすぎるのも返ってストレスになってしまうので、“ほどほど”を意識して感染対策に取り組んでいます。

そんな感染対策の中でも、一番手っ取り早いのは“早く寝ること”につきます。

睡眠には疲労回復や免疫細胞の働きを活発にする働きがありますので、どんなに日中身体を暖かくしたり、お腹に良いものを食べたとしても、夜更かしをしてしまえば全て水の泡です(^-^;

生徒さんの中にも、「食や運動の習慣に気をつけているけど睡眠は浅い」という方がいらっしゃいますが、拘りが強すぎたり、激しすぎる運動などは、逆に良質な睡眠の妨げになることがあります。

やはり“ほどほど”が一番！ということになりますが、この“ほどほど”の加減が難しい・・・。

難しいですが、様々なポイントをしっかりと押さえていれば、あなたや、あなたの大切な方、お客様の“ほどほど”が見えてくるかもしれませんね(^-^)

一般的な講座では実技の方に力が入りがちですが、サロンや日常生活で役立つ知識も惜しみなくお伝えしていきます(^-^)

理論を意識した上で行う施術はとても楽しいですよ!(^^)!

私が暮らす福岡もだんだんと、朝と夜は冷え込みを感じる季節になってきました。

皆さんお変わりないでしょうか。

以前子供から『夏と冬だったらどっちがいい？』と聞かれたことがあるのですが、私は断然夏の方が好きです。

夏が好きというか、『寒いのが嫌い』というのが正しい答えになります(^-^;

寒いと身体が常に身構えているような感じになりますよね。あれが嫌いなんです。

サロンでも寒い季節になると、肩こりでお悩みのお客様が増えます。きっと私と同じように身構えているのでしょう。

セラピストはしっかりほぐしてあげないといけませんね。

とくに肩甲骨周りは、熱産生に関わる『褐色脂肪細胞※』が多くあるため、とくに重要です。

※褐色脂肪細胞が脂肪を分解する時に熱が生じます。

もう少し掘り下げると、褐色脂肪細胞は交感神経の支配下にあるので、極端に快適な環境は逆効果だったりします。

つまるところ、夏場は「ちょっと熱いかな？」冬場は「ちょっと寒いかな？」と思うくらいがちょうどいいのです。

もちろんリラックスも必要ですから、ケースバイケースでうまく調整しましょう。

季節の変わり目ご自愛ください。