オランダ産の白煉瓦で作られた壁面には、信徒席を取り囲むように14枚のステンドグラスの窓があります。それはまた、イエスの受難の物語をたどる信心業である「十字架の道行き」の14のステーションにもなっています。
最初 聖堂に足を踏み入れた時、このステンドグラスはほとんど目に入りません。白煉瓦の壁に映るわずかな色だけが感じられ、落ち着いた静けさに包まれた空間だけが広がります。
しかし、聖体拝領などで祭壇前に進んで振り返った時、初めて全てのステンドグラスの力強い光が目に飛び込んできて、そのダイナミックな光の変化を感じることができます。
正面左右の2枚のステンドグラスは天地創造を表し、晴れた午後には美しい色彩が正面の壁面とご復活のキリスト像に流れます。
阪神淡路大震災の後に寄付され、鐘楼の下に移植された、復活のオリーブの木の隣にあります。