「"中学受験"を探究して家族にとっての心地よい向き合い方を見つけよう」
開催レポート

探究型進学塾・知窓学舎塾長 矢萩邦彦さん × 渋谷教育学園渋谷中学高等学校 河口竜行先生

Produced by 「探究スペースシップ」


「探究スペースシップ」初めてのオープンイベントは総勢74名で活動しました。

終了後のアンケートでは80%以上の方が「探究スペースシップ」の今後活動に参加表明を!

「情報収集」だけではなく「自分の解」を見つけていく感覚を掴めた人が多かったのでは?

フィッシュボールあり、えんたくんありのあっという間の4時間!

ご興味がある方は是非動画をご覧ください。


第一部 ゲストトークおよび研究発表

1)探究型進学塾・知窓学舎塾長 矢萩邦彦氏

「日本の中学校の先生で先生以外の仕事をしたことがある人の割合をご存知ですか?」という投げかけに静まる会場。日本とアメリカの差に会場からはどよめきがおこり、皆さん興味津々。
「将来のために今を犠牲にするという感覚ではなく、ポジティブな成長プロセスとしての」中学受験を考えた場合にどいういうことが大切か?教育改革の背景にある6つのポイントをわかりやすく教えて頂きました。

2) 河口竜行氏「人気校の先生から見る"今どきの受験"」

「自調自考」の学校の様子をリアルにお話しいただきました。周りが子供を信じて主体性を尊重すれば子供は育つ。信じてあげなければ枠をはみ出していかない。その為に必要な先生と親のサポートとは、、、人気校である所以が納得のお話しでした。

3) 中学受験に関する探究発表
  「実際に受験した様々なケースにおける"子供の意思"」

探究スペースシップのメンバーが中学受験における探究を発表しました。セオリーから入り、中学受験のきっかけが「親」「子」それぞれの場合の経験者の話しのポイントをまとめました。

第二部 ワールドカフェ

「今、中学受験に感じているモヤモヤは?」

話題沸騰の「えんたくん」の登場に会場が盛り上がりました。そして「①子供にどう育ってほしいのか?その為のより良い教育とは?」「②中学受験に感じているモヤモヤや課題感はどんなこと?」という2つのテーマをそれぞれ4人グループで話しました。未就学児のご夫婦や、現在真っ只中の小学生高学年の親御さんまで、「自分の抱いているモヤモヤが何なのか?」第一部のインプットを踏まえて、アウトプットにより自らの考えを深めていきました。

第三部 フィッシュボウル

「中学受験のモヤモヤをみんなで紐解こう」

第三部では、第二部で出てきたモヤモヤをフィッシュボウルという対話形式で、みんなで紐解いていきました。ゲストの矢萩氏や河口先生を交え、中心に話したい人が座り、いろんな視点の意見を述べ、周囲にいる人たちは、外からそれを聴きながら、次に話したい人が自ら中心の席に座る、という初対面では厳しいかな?と思った対話形式でしたが、よい意味で事務局の予想を反し大盛り上がりの結果になりました。

アンケート結果

  • 同じ関心事を持つ、ほどよい距離感の皆様と話ができたのがとてもよかったと思います。(小野さん)

  • 前半にお話しを聴いてからの後半の対話だったから自分の思考が刺激された(佐伯和也さん)

  • 中学受験に対して漠然とあまり良いイメージはなかったのですが、それは家庭それぞれの考え方によるところが多分にあるということがストンと腹に落ちた感じがしました。親も思考停止しない癖を。問いによってわかるようになる!ですね。(Mさん)

  • 夫婦で参加し、子供の教育(中学受験をメインに、でもそれだけではなく教育⇒自立まで全体)を具体的に話し合い、行動するきっかけになりました(Sさん)

  • 同じ関心事を持つ、ほどよい距離感の皆様と話ができたのがとてもよかったと思います。(小野さん)

そして、おとなりの部屋では子供たちが、、、

かんてん作りに挑戦し

かためている間に団扇を制作をし

最後はフルーツポンチを作ってみんなで食べるという五感をフルに活かしたワークショップで楽しんでいました

探究スペースシップとは

探究スペースシップとは、「遊びながら学ぶ」「学びながら遊ぶ」Playfulな家族のためのコミュニティ。
教育や子育てにまつわる「モヤモヤ」や答えのない問いに向き合い、
自分の違和感や感じていることをありのままに出し合える場。

なにも決まっていない空間で、
自由に発想して、考え、仲間と協力して、心からワクワクすることを作り出して、実行に移せる場!

様々なことに関心をもち、考え、行動し、失敗から学び、そして振り返る
「探究する細胞」が息づく場。

「今の世の中がこうだから」と諦めていませんか?
未来を創造するチカラは一人一人の中にある。

「創造」は「余白」からしか生まれないから。
さぁ、オトナもコドモも探究スペースシップに乗り込もう!

「探究スペースシップ」が大切にしたいこと

オトナの探究
子どもだけに成長や学びを押し付けず、
自分たちも一緒にまみれよう

遊びゴコロ
真剣だけど深刻にならない。
オトナもコドモもいつでもPlayfulに!

モヤ楽しい
わかりやすい答えを求めず、
モヤモヤやプロセスに楽しんで向き合おう

ありのまま
お互いの声に耳を傾け、
自分の気持ちや関心、違和感を
素直に出せる安心感を大切にしよう

外と繋がる
内輪で閉じることなく、ひとりひとりが日常の中で考え、実践し、さらに誰かと話したい「問い」を見つけよう

余白やムダを味わう
必ずしもハッキリした目的や目標を持たず、余白やムダから生まれる創造性を味わいつくそう

発起人+イベント主催メンバー

東京コミュニティスクールという探究型のマイクロスクールに娘が通っています。そこでの学びがあまりに楽しそうで、私もやりたい!!と思ったのがきっかけです。「探究」ってそもそもどういうこと?というところから始まり、考え、対話し、フィールドワークしながら子育てで大切なことに向き合っていきたいです。

須子はるか(HARUKA SUKO)

8歳の息子と4歳の娘の父です。子育ては、未来を創る活動だという言葉が大好きです。子育てを取り巻く環境もどんどん変わる中、親、そしてオトナのあり方こそが大切になるのかなと感じています。だからこそ、学び続けるオトナでありたいし、そんなオトナ達とオトナの探究を楽しみながら未来を創っていきたいです。

蒲原慎志 (SHINJI KAMOHARA)

子育てをしているとふと「正解」を探している自分に気がつきます。子供達に親としてできるサポートって何だろう?子供達が望んでいるサポートって何だろう?頭の片隅では正解がないのはわかっているけれど、このモヤモヤを誰かと共有したい。そしてそのこと自体を楽しみたい。 みんな自分の子供には幸せになって欲しいと思っている。その気持ちを大人が共有し、探究を通じて形にできる場になったら嬉しいなと思っています。

渥美直子(NAOKO ATSUMI)

コドモの頃、自由研究が大好きでした。オトナになっても変わらずに、数年単位で気になるテーマを追いかけて、目下のテーマは「学びの環境」。いわゆる「勉強」に限らず、人間的な成長も含む、広義の学びに興味があります。そんな正解のないテーマに対して、私自身が「問い」にまみれ、「不思議」と戯れ、「苦手」に挑む姿から、娘がなにかを感じてくれたらいいな。探究スペースシップは、そんな挑戦のひとつです。

岡本佳美(YOSHIMI OKAMOTO)

子どもは「教える人から学ぶ」のではなく、「学ぶ人から学ぶ」のだと思います。だから、そこで大切なことは、矢印を自分に向けて、「自分は楽しんで学んでいるかな?」「学び続けているかな?」というような“問い”を持っていることだと思っています。ということで、私はこれからもPlayfulに探究していきます~♪よかったら、ご一緒にいかがですか?

松浦貴昌(TAKAMASA MATSUURA)

小5、小1、年少の3児の母ですが、子供それぞれ性格も全く違うし試行錯誤の毎日です。子どもそれぞれ自分らしく幸せになって欲しいけど、今までの当たり前や親の価値観を押し付けても仕方がない事だけはわかっていて、正解がない分悩む事も多い。そんな時に出会った探求スペースシップ。大人本位の教育ではなく、子どもが真ん中にいる子育てができる環境や気付きをたくさん作り上げていきたいです!

鈴木由香里(YUKARI SUZUKI)

探究スペースシップに乗り込みたい!方へ

探究スペースシップは今生まれたばかりの活動です。たくさんの人を集めればそれでいい訳ではなく、最初は少数の人たちで「探究を楽しむ豊かな土壌」を丁寧に育んでいきたいと考えています。そのため、最初のうちは「友達の友達」からスタートし、少しずつ輪を広げていく予定です。

「そんなこと言われても、探究スペースシップが気になりすぎる!」というあなたのために、活動を報告するメディアをご用意しました。こちらにご登録いただくことで、イベントの報告や、時がきた時にメンバー募集の案内をタイムリーに受け取ることができるようになりますのでぜひどうぞ♪

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