探究スペースシップ事務局 TEL. 03-3556-2667
第一回「探究スペースシップ」プレイベント
実施レポート
〜オトナもコドモもPlayful Learning!〜

探究スペースシップとは、
「遊びながら学ぶ」「学びながら遊ぶ」Playfulな家族のためのコミュニティ。

教育や子育てにまつわる「モヤモヤ」や答えのない問いに向き合い、
自分の違和感や感じていることをありのままに出し合える場。

なにも決まっていない空間で、
自由に発想して、考え、仲間と協力して、
心からワクワクすることを作り出して、実行に移せる場!

様々なことに関心をもち、考え、行動し、失敗から学び、そして振り返る
「探究する細胞」が息づく場。

「今の世の中がこうだから」と諦めていませんか?
未来を創造するチカラは一人一人の中にある。

「創造」は「余白」からしか生まれないから。
さぁ、オトナもコドモも探究スペースシップに乗り込もう! 

第一回プレイベント写真レポート
子どもたちは輪になって、さぁ自由な創造の場へ飛び出そう!
今日初めて会う子も、そうでない子も。
いつもはシャイな子も、元気な子も。

輪になってスタートです。

年齢は3歳から10歳くらいかな?異年齢でごちゃごちゃしながら、って楽しいよね。
大人は、お互いを知るところからスタート
最初のアイスブレイクは「サイコロトーク!」

1が出たら「うちの子すごい!尊敬しているポイント」
2が出たら「自分と子供が似てるな〜とDNAに驚愕すること」
3が出たら「私、昔こんな子でした」
4が出たら「子育てで大切にしていること」
5が出たら「兄弟構成あるある(自分のことでも子供のことでも)」
6が出たら「子どもから教わった大切なこと」

なぜか3がでた人が多かったよ。
何を作るかが決まってないから、まずはそこからです
さあて、何作ろ?

スペースシップで大切にしているのは、「枠のなさ」や「余白」
そこにあるのは材料と仲間だけ。

何ができるかはお楽しみ・・・!
早くも笑顔と笑いがいっぱいの対話に!
スペースシップのキーワードの一つ「モヤ楽しい」

答えがない問いに向き合うとき、スッキリした答えが得られないことって多い。でも、その「モヤモヤした感じ」を味わうのがスペースシップの醍醐味なんです。この日は、3つのテーマをそれぞれが話したあとで、「モヤ楽しい」を味わう自由な対話タイム。

・自分が親からしてもらって感謝していること
・子育てで継承したこと、してないこと
・今の教育環境や子育てについてモヤっとしてること


あれ・・・?なんか途中でこんなことになってる(笑)
床を汚さないためのブルーシートを敷いてたんだけど、ブルーシートをトンネルにするモノあり、ブルーシートにくるまるモノあり。

遊び方は一つじゃない。
チームに別れて、企画コンテスト!
「探究スペースシップ」という場で「こんなことが起きたら楽しいよね」という企画を出してください!というムチャブリコンテスト(笑)

それぞれのチームに別れて、アイディアをブラッシュアップ中です。隣の部屋にいたはずの子どももなぜかブレスト参加してるけど、スペースシップはそれも"あり"。優勝すると懇親会メニューに「お寿司」が追加されるご褒美付き!
エンパイアアステートビルになりました
子どもたちの部屋をのぞいてみると・・・何とエンパイアアステートビルが出来上がってました!!天井に届くほどそびえ立つダンボールハウス。これ、どうやって作ったのでしょうか?
いよいよ企画のプレゼンタイムです
各チーム、力の入ったプレゼンを披露してくれました!
「限界に挑戦」チーム
大人になってからあんまり限界に挑戦してなくない?
子どもにも限界に挑戦してほしいよね?

ということで、様々な「限界に挑戦」してみる企画。

・泥んこの限界を超える!!
・高い・長いでは、トランプタワーやドミノ
・低いではリンボーダンス
・デカイ!では砂のお城や雪だるま
・小さいでは、ボトルシップ、折り紙に米粒絵画
・広げる!では世界の国々に行ったことのある人に会う、宇宙に行ったことのある人にあってみる
などなど。

みんなで限界に挑戦したら何が起きるかな?
「こども先生」チーム
子どもが「先生」になることで、子どもと大人の理解が深まる!
「好き」が見つかる「好き」を伝える。
そんな機会があったらいいよね?

というわけで、子どもが先生になって「好きを究める場」を作ってみたい!

そして、みんなの「好き」や「やりたい」が集まって、仲間や支援者やお金も集まってきたらなおいい。今ならクラウドファンディングがあるから簡単にできるかも?
「親子シャッフル」チーム
なんと「親子の組み合わせをシャッフルしちゃおう!!」という企画です。面白すぎる・・・!!

子どもにとっては親以外の頼れる大人ができたり、普段と違うことに触れて世界が広がるよね。そして親にとっても子どもとの関わり方を見直すチャンスだったり、相談できる仲間が増える。

とはいえ、いきなりお泊まりはハードルが高いから・・・

レベル1:公園行ったり、買い物行ったり
レベル2:ご飯を作ったり、工作したり
レベル3:登山、スポーツ、遊園地など半日くらいシャッフルしちゃおう
レベル4:自宅で子どもをシャッフルしてお泊まり
レベル?:家もシャッフルして子どもに色々教えてもらおう

でも・・・

結局最後は「自分の親がイチバンだよ」って言って欲しいなぁ。
「みんなで作る演劇」チーム
こちらのチームは、いろんなアイディアをもつメンバーが集まりました!

最終的な企画案は「みんなで作る演劇」
ポイントは、子どもチームと大人チームでおんなじ物語をテーマにすること。脚本、配役、監督、演技、全部それぞれのチームで行います。

同じキャラクターでも、浦島太郎が「うちの親だったら」を演じてみたり、遊びゴコロいっぱいに。
「秋のごちそう祭り」チーム
もともと「食」に興味のある人が多かったけど、みんなで集まったらこんなアイディアになりました!

きのこや魚、いろんな食材を採ってきちゃう?
食文化に触れたい!
家族の食卓の暖かさをもっともっと味わいたい!
子どもには食材への関心を持って欲しい!

などなど、いろんな想いが詰まっています。
最後はもちろんビールで乾杯!
初めてあった人も多かったのに、「しっくりくる感じ」「いい人ばっかり!」というコメントがたくさん。

次はいつやるの?
大人は、お互いを知るところからスタート
最初のアイスブレイクは「サイコロトーク!」

1が出たら「うちの子すごい!尊敬しているポイント」
2が出たら「自分と子供が似てるな〜とDNAに驚愕すること」
3が出たら「私、昔こんな子でした」
4が出たら「子育てで大切にしていること」
5が出たら「兄弟構成あるある(自分のことでも子供のことでも)」
6が出たら「子どもから教わった大切なこと」

なぜか3がでた人が多かったよ。
参加した方の声・声・声!
ハッピーな社会作りに繋がる!

久しぶりに、ポジティブな方向で脳みそがくたくたになるまで考え、語り合い、発信し、心地よい眠りにつきました!

子どもの事、子どもを取り巻く環境、育児、仕事とのバランス・・
うちの事=個人的なミクロ視点で考えていたトピックが、昨日みなさんと語り合い、シェアしあった事でいつしか「この現状なんかもやっとする!」「なんとかしたい!」という頭になり、マクロな視点で考えていました。

そしてその事に気付いた時、なんともいえないわくわくした気持ちになると同時に、「まだ希望や理想を持っていていいんだ」と自信のようなものが湧いてきました。

今後もこういう議論を続け、何か形にしたいと思いましたし私達がどうにかこうにか形にしたものが、もっと多くの大人に伝わり、そして、ふわっと少しづつでも、一人一人の子ども達の心に残り様々に変化しながら、この志が継承されていったらとてもハッピーな社会作りに繋がるような気がしています。

みんなで作ったものや、一緒に食べたおやつの事を話す。息子のキラキラした目にこの先の希望が見えた気がして、二人でるんるんと家路に着きました。後日談ですが、あの時間を経て自分の息子達も良い感じになってます^_^

また、発起人の皆さんの柔軟な姿勢と純粋な行動力に感動しっぱなしでした。昨日あの会を終えて、すぐにグループを作りこうしたメールを下さるこのバイタリティ、素晴らしいです!!

ぜひ今後も何か一緒にやらせてください^_^ ありがとうございました。

誰かが作った枠やゴールにしばられない空間 

最初は、”探究型学習”という言葉の意味も知らず、何となく面白そうかもしれないと思って参加しました。

答えのないことを考えて、ディスカッションするので、これは、どういう目的や効果があるのか、最初の2時間くらいは、正直よくわからない感じでした。

しかし、翌日になって大きな発見がありました。

食のチームで、ブレストをしていた案の、【秋のごちそう祭り】が、メンバー間同士で盛り上がり、翌朝には4人を中心に小さなパーティーを開催することが決まったのです。

何でこんなことが、
・初対面の大人同士で、
・お話してから半日で決まったのか??

普通はあり得ないので、ふと考えてみると・・・

・答えのない問いを考える。
・何となく興味がある方同士で集まる。
・皆が良い意味で無責任でブレスト。
の3つがマッチしたのだと思いました。

今、振り返ってみて、きっと最初からゴールや目的がなかったから、型にはまらずに自由な想像が生まれ、実際の創造(クリエーション)につながったと、ハッと気がつきました。

大人になってから初めての体験でしたが、後に、こう思うようになりました。

「子供達も、大人が作った枠やゴールにしばられるだけじゃなく、時には何も決まっていない空間で、自由に発想して、考え、仲間と協力して、心の奥がワクワクすることを作り出して、実行に移して欲しい!」

こういう体験を、して欲しいなぁと思いました。

正直、最初は、探究型学習は何だろう??と思っていましたが、想像もしていなかったことが形にすでになっていて、本当に嬉しい驚きです!

みんなの意見が渦を巻いてどんどん楽しいことが起こりそうな気がする! 

教育の話、子供がいたら興味ない人なんて、いないと思うんです。でも、捉え方の温度差は感じることも多いです。日本人的な考え方は変えられないわよね。と、我が子の事ながら傍観者というか、多くは望まないというか…

ただ、私が、こう感じている、もっとこうだったらいいと思う。等の意見を発すると、多くの方がそうだそうだ!もっと聞かせて!と、発信まではしなくても、知りたいとは思っている。

今回のイベントに参加して一番嬉しかったのは、発信し合えたこと!です。たくさんの想い、意見、熱いメッセージを聞けたことが嬉しくて嬉しくて💓

一人で発信していても、何だか独りよがりな気がして寂しい。でも、あのコミュニティーに参加したら、みんなの意見が渦を巻いてどんどん楽しいことが起こりそうな気がする!そう思うだけで、次はいつ集まれるんだろう🎵どんな新しい発見をもらえるんだろう。わくわくが止まらなくなりました!

本当に、素敵なご縁をいただけたなと感謝しています✨

「探究スペースシップ」が大切にしたいこと

オトナの探究

子どもだけに成長や学びを押し付けず、
自分たちも一緒にまみれよう

遊びゴコロ

真剣だけど深刻にならない。
オトナもコドモもいつでもPlayfulに!

モヤ楽しい

わかりやすい答えを求めず、
モヤモヤやプロセスに楽しんで向き合おう

ありのまま

お互いの声に耳を傾け、
自分の気持ちや関心、違和感を
素直に出せる安心感を大切にしよう

外と繋がる

内輪で閉じることなく、ひとりひとりが日常の中で考え、実践し、さらに誰かと話したい「問い」を見つけよう

余白やムダを味わう
必ずしもハッキリした目的や目標を持たず、余白やムダから生まれる創造性を味わいつくそう
モヤ楽しい

わかりやすい答えを求めず、
モヤモヤやプロセスに楽しんで向き合おう

発起人メンバー

東京コミュニティスクールという探究型のマイクロスクールに娘が通っています。そこでの学びがあまりに楽しそうで、私もやりたい!!と思ったのがきっかけです。「探究」ってそもそもどういうこと?というところから始まり、考え、対話し、フィールドワークしながら子育てで大切なことに向き合っていきたいです。
須子はるか(HARUKA SUKO)
8歳の息子と4歳の娘の父です。子育ては、未来を創る活動だという言葉が大好きです。子育てを取り巻く環境もどんどん変わる中、親、そしてオトナのあり方こそが大切になるのかなと感じています。だからこそ、学び続けるオトナでありたいし、そんなオトナ達とオトナの探究を楽しみながら未来を創っていきたいです。
蒲原慎志 (SHINJI KAMOHARA)
子育てをしているとふと「正解」を探している自分に気がつきます。子供達に親としてできるサポートって何だろう?子供達が望んでいるサポートって何だろう?頭の片隅では正解がないのはわかっているけれど、このモヤモヤを誰かと共有したい。そしてそのこと自体を楽しみたい。 みんな自分の子供には幸せになって欲しいと思っている。その気持ちを大人が共有し、探究を通じて形にできる場になったら嬉しいなと思っています。
渥美直子(NAOKO ATSUMI)
コドモの頃、自由研究が大好きでした。オトナになっても変わらずに、数年単位で気になるテーマを追いかけて、目下のテーマは「学びの環境」。いわゆる「勉強」に限らず、人間的な成長も含む、広義の学びに興味があります。そんな正解のないテーマに対して、私自身が「問い」にまみれ、「不思議」と戯れ、「苦手」に挑む姿から、娘がなにかを感じてくれたらいいな。探究スペースシップは、そんな挑戦のひとつです。
岡本佳美(Yoshimi Okamoto)
子どもは「教える人から学ぶ」のではなく、「学ぶ人から学ぶ」のだと思います。だから、そこで大切なことは、矢印を自分に向けて、「自分は楽しんで学んでいるかな?」「学び続けているかな?」というような“問い”を持っていることだと思っています。ということで、私はこれからもPlayfulに探究していきます~♪よかったら、ご一緒にいかがですか?
松浦貴昌(Takamasa Matsuura)
子育てをしているとふと「正解」を探している自分に気がつきます。子供達に親としてできるサポートって何だろう?子供達が望んでいるサポートって何だろう?頭の片隅では正解がないのはわかっているけれど、このモヤモヤを誰かと共有したい。そしてそのこと自体を楽しみたい。 みんな自分の子供には幸せになって欲しいと思っている。その気持ちを大人が共有し、探究を通じて形にできる場になったら嬉しいなと思っています。
渥美直子(NAOKO ATSUMI)
探究スペースシップに乗り込みたい!方へ
探究スペースシップは今生まれたばかりの活動です。たくさんの人を集めればそれでいい訳ではなく、最初は少数の人たちで「探究を楽しむ豊かな土壌」を丁寧に育んでいきたいと考えています。そのため、最初のうちは「友達の友達」からスタートし、少しずつ輪を広げていく予定です。

「そんなこと言われても、探究スペースシップが気になりすぎる!」というあなたのために、活動を報告するメディアをご用意しました。
こちらにご登録いただくことで、イベントの報告や、時がきた時にメンバー募集の案内をタイムリーに受け取ることができるようになりますのでぜひどうぞ♪