稲作と発電の両立

発電で支える米づくり

土手の多いこの土地だからできた発電所。
今まで厄介者だった空間が農家を支える空間に。

収穫物

コシヒカリ
13俵
(15人が1年間に食べる量)
電気
年間25,000kWh
(一般的な家庭7軒分)
電気
年間25,000kWh
(一般的な家庭7軒分)

運転開始からの発電実績(2021/10更新)

ここまでの電気の「収穫量」を更新します。
この発電所ではこれまで約3万7000kWh以上を発電しました。

米づくりを続けながら発電します

農業は今まで通り

今まで厄介者だった土地を有効活用。
山間部に位置するこの地域は、農地の多くが土手になっていて土手草刈りの負担が米の生産コストを上げる要因になっていました。
 この水田でつくれるお米の販売額は20万円に届かないくらい。一方で売電による売上金額は40万円以上得ることができます。これまで、負担となっていた草刈りの負担を軽減するとともに、売電収入により農家の所得を改善することができています。

ソーラーシェアリング

田んぼのうえに設置して営農をつづけています。

お米だけの生産では、なかなか続けられないので、発電も一緒に行うことで収益を改善して米づくりをつづけられるようにしていきます。

法的な手続き

農地法
この場所は農業振興地域の農用地区域内に位置しており、原則として農地転用が認められていませんが、平成28年3月31日の農地法改正により条件を満たせば転用が可能になったことから、茅野市農業委員会事務局を通して長野県へ申請し、農地の一時転用許可を得て着工しています。
茅野市再生可能エネルギー発電設備の設置等に係るガイドライン
 茅野市において再生可能エネルギーの導入に伴う周辺環境への悪影響を心配する声も寄せられ、再生可能エネルギー発電設備の設置による災害の防止、健全な生活環境の保全、身近な自然や景観等の保護、地域との調整が課題となっています。
 こうしたことから、事業の適正化を図るため茅野市生活環境保全条例が改正され、ガイドラインが示されました。当事業はガイドラインにのっとり手続きをしています。
「景観づくり条例」
「景観計画」
 平成27年4月の茅野市景観計画の一部変更に伴い、出力10kWを超える太陽光発電設備(一般住宅等で自家消費を目的としたものを除く)を設置する場合は届出が必要になったことから、茅野市都市計画課へ届出をしています。
茅野市再生可能エネルギー発電設備の設置等に係るガイドライン
 茅野市において再生可能エネルギーの導入に伴う周辺環境への悪影響を心配する声も寄せられ、再生可能エネルギー発電設備の設置による災害の防止、健全な生活環境の保全、身近な自然や景観等の保護、地域との調整が課題となっています。
 こうしたことから、事業の適正化を図るため茅野市生活環境保全条例が改正され、ガイドラインが示されました。当事業はガイドラインにのっとり手続きをしています。
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