コヅレ ダカラ 
ジタクヒナン ノ 
ススメ

被災しても家族ができるだけすこやかに、自宅で過ごすために。
今日からできる、ママの防災アイデア冊子


このサイトは、冊子の内容に加えより詳しい内容を「パンダ先生point!」として盛り込みました。大切な家族と自分のために、ぜひご覧ください。


コヅレダカラジタクヒナンノススメ なんで自宅避難? それはずばり、避難所の数が足りないし子連れで利用するのは厳しいから。

1.なんでジタクヒナン?

あなたは地震が来たら、
“とりあえず避難所に行けばいい”と、思っていませんか?

長泉町の人口42,000人が町内6か所の避難所に向かったら・・・
42,000÷6=7,000人。
体育館に入る人数はせいぜい300人程度。
そうです。大半は入らないわけです。
そして、そもそも避難所に入るには優先順位があります。
それは、「自宅で自力で避難生活できない人※」です。
※自宅が倒壊した人、
  要配慮者(高齢者、障害者、難病患者、乳幼児、妊産婦、外国人など)
さらに、避難所に入ったあとも、子連れには過酷な現実が。
●子どもの声や音で周囲に気遣い、
●炊き出しや掃除など、動ける健康な人には毎日役割があり、
●衛生状態の悪さから、感染症の心配もあり、
●女性や子どもが犯罪被害に遭うことにも気を付けなければなりません。
※犯罪の加害者が近所の人の場合や、こんなときだから我慢しなければ、と大半は言い出せない。

その結果、一説には、子連れが一番に避難所から去っていくとも聞きます。


避難所には、集団でいることの安心感や情報が早く来るなどのメリットもありますが、

とりあえず行くところでなく、「やむをえず行くところ」と考えましょう。

だからこそ、自宅避難(庭、友人宅、職場も含む)をめざそう

避難とは、「難(危険)を避ける」こと。必ずしも避難所へ行くだけが避難ではありません。

災害発生時には行政が何とかしてくれるという考えを捨て、
「災害時には自分でなんとかする」「災害時にはみんなで協力し合う」という考えで、
日ごろから備えましょう。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生



じゃぁ一体、どんな備えをしたらいいの?
パンダ先生と一緒に学んでいきましょう。


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2.まず自宅を安全に

「そのとき」子どものもとへは かけつけられません。
だから
まず自宅を安全に

① リビング(一番長くいる場所)
② 廊下~玄関(避難経路)
③寝室(もっとも無防備)

震度6強では立っていることができず、はわないと動くことができない。
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。(気象庁解説)

→つまり、子供を助けに行くことはできないと思うべし!

コヅレダカラジタクヒナンノススメ そのために、まずは自宅を安全に。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ 子どもと一緒にやってみよう!こわれやすいもの捜しゲーム

子どもと一緒にやってみよう!

部屋の落ちやすいモノさがし。倒れやすいモノさがし。割れやすいモノさがし

遊びながらさがして片付けたり置き場所を変える、飛散防止フィルムを貼るなどすることで、どんどん安全な部屋になっていくよ!

一番多く見つけた人には備蓄のお菓子をプレゼント♪

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point。なぜ家具の転倒防止や移動が重要なのか

家具の転倒・落下・移動の対策がとても重要だということはわかったね。
わかったら、アクション!!

自宅を安全にするには、モノや家具が
「落ちない、動かない、倒れない、割れない」ことが肝心!

「子どもと一緒にやってみよう!」を、もっと詳しくチェックしたいアナタは、東京消防庁のチェックリストを活用しよう!

『家庭内の転倒・落下・移動防止チェックリスト』
               /東京消防庁

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-bousaika/kaguten/handbook/10.pdf

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point 家具の固定で気を付けたいポイントはこれだ!①

とってもわかりやすい参考資料は、これだ!

『家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック』http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-bousaika/kaguten/handbook/06.pdf

やはり、
一番確実なのは、固定器具を壁にネジ留めする方法。

※かならず「間柱」をチェックすべし!

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point 家具の固定で気を付けたいポイントはこれだ!②

家中の家具を固定して、家中の窓ガラスに飛散フィルムを貼って・・・。それは確かに理想的だけど、家事も育児もこなしながら、同時に全部はキビシイよね。

家族で相談して、優先順位を決めて、少しずつ始めよう。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ 割れたらサイアクワースト3

【割れたら最悪ワースト3】
第1位 メガネ
第2位 灰皿(灰が入ってる状態)
第3位 水槽(ガラス&水&生きもの)

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生 メガネがない!

メガネは軽くとんでいきます。メガネなしで安全に避難行動がとれるでしょうか。

メガネは枕もとに置くのではなく、壁などに固定したメガネケースに入れるか、サイドボードを壁にしっかり固定して、メガネケースは引き出しにしまいましょう。

あなたの視力にぴったりのメガネが支援物資として手に入る可能性は著しく低いと思ってください。

不衛生な環境でのコンタクトの使用もなかなか困難です。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生 そもそも必要なのか

そもそも必要なものかどうか、
必要なければ固定の必要もありませんよね。

~ これから家を建てる人は ~

①どこに立てるのか「安全な土地選び」
(※自分の市町のハザードマップを確認しよう!)
②どんな家を建てるのか「強度とデザインと予算の組み立て」

倒れる家に家具を固定しても、意味がありません。
これから建てる人は、①②をしっかり考えよう!
コヅレダカラジタクヒナンノススメ 備蓄するなら好きなものを

3.備蓄するなら好きなもの

子どもはおいしくないと食べません
だから
備蓄するなら好きなもの!
大事なのは、
①食べ慣れていること
②常温でおいしいもの
③保存期間が長いもの
④いつものお店で買えるもの


7日分の備蓄を目指そう

子ども用のレトルトカレーやレトルトのお粥には、“温めなくてもおいしい!”の記載があるよね。大人用のカレーは油が多くて温めないとおいしくないけれど、こうした記載のある子ども用カレーは重宝するね

防災専用コーナーにあるものじゃなくてもいいね!

コヅレダカラジタクヒナンノススメ こどもといっしょにやってみよう さがしものゲーム

子どもと一緒にやってみよう!

モノさがしゲーム

子どもが食べ慣れているもので、①常温で②おいしくて③賞味期限が長いモノを多めに買っておくと、それがそのままローリングストック※になります。
食品、お菓子、飲み物などいろいろなジャンルでさがしてみよう。

※ローリングストック
普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食材を家に備蓄しておく方法

『ママだけが1人で頑張る防災』は、いつか家族との温度差に疲れを感じてしまいますし、しっかりとした知識と役割のシェアになっていませんよね。

家族みんなで取り組む防災を考える時、この「食の備蓄」というのは、実はとっても家族を巻き込みやすい分野なんです。

だって、
いざという時でもみんな、自分の好きな物食べたいですもんね!

また、好き嫌いや年齢(乳幼児・高齢者)、アレルギーなど、
日頃からママが気を付けていることが、ダイレクトに反映されます。

ママがリーダーになって、家族みんなを巻き込んで防災対策をするには、絶好の分野なのです。

【使える!!ポリ袋クッキングの参考サイト】

●ポリ袋クッキングでカレーライスを作ろう!
    /三島|沼津|食育ママのお弁当教室と防災教室
https://ameblo.jp/vege-takarabako/entry-12298522877.html?frm=theme

●災害時のポリ袋調理/静岡赤十字病院 栄養課
https://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/dat/files/sect/file/nourishiment/poribukurochouri.pdf

 

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point 災害時の食事の3つのポイント

ポリ袋で

カレーを

作っちゃおう!

分解できるキッチンハサミは衛生的でGOOD!

コヅレダカラジタクヒナンノススメ 備蓄のポイントチェック

さて、これまで「食の備蓄」についてお話してきましたが、備蓄しなくてはならないアイテムは食に関することだけではありません。

今一度、チェックしてみましょう。
(1)その時、命を守ったり安全を確保するもの
ヘルメット、防寒着、防風雨、ヘッドライド、懐中電灯、寝袋、ホイッスル、薬、アルコールジェル、など

(2)その後、健康や心の安定を確保するもの

連絡先メモ、スマホの充電器、発電機、持病の薬、簡易トイレ、ごみ袋、など

 
【参考サイト】

●もしものとき、赤ちゃんと家族を守る防災対策/静岡赤十字病院

https://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/dat/files/sect/file/baby%20manual.pdf

●災害時の備え何をしていますか?/内閣府http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h22/09/special_01.html

 

モノの備蓄だけでなく、全体像を知りたいかたはコチラ。

●命を守る備えと防災対策の進め方・7+1のポイント/備える.com

https://sonaeru.jp/provision/basis/process/

むずかしく考えずに、
まずは「子どもと一緒にやってみよう!」から始めてみよう!

4.自分で処理できる備えを

町中の水洗トイレが流せなくなります!
だから
自分(自宅)で処理できるそなえを!

巨大地震が来たら、下水道管の破損により下水が流せなくなる可能性が高いのです。

そのとき。
できるだけ健康でいるために、水を使わずに
排せつ物を衛生的に片づけられるようにしておくことが必要不可欠です。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ トイレ前に大行列

コヅレダカラジタクヒナンノススメ トイレ前に大行列 もれちゃうよ~!

阪神淡路大震災では、兵庫県内の9割にあたる125万世帯が断水し
全体復旧まで3か月を要したため、水洗トイレも長期間使用不能となり、
避難所のトイレには汚物の山ができて「トイレパニック」という言葉が
生まれました。

では、何をどれくらい準備すればよいのでしょうか。
子連れで仮設トイレに並ぶ苦労を想像すると、2週間分の備蓄を推奨します。
4人家族の場合は、
4人(家族)× 5回(1日のトイレ利用回数)× 14日間 = 280回分

4人家族の場合は、約300回分のトイレ利用に必要な資材の準備が必要
ということになります。



また、収集が再開するまで、
そのゴミを各家庭で保管しておくことになります。
吸水後の重さや大きさも大事なポイントになります。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ トイレの凝固剤、優秀

試してみたら、
凝固剤(非常用吸水ポリマー、100回分で1800円ほど)が
優秀でビックリ!

子どもと一緒にやってみよう!

流さずに処理できるかなチャレンジ!

実際に排せつをしなくてもお水で構わないので、簡易トイレの手順を確認。
何をどのくらい用意しておけばいいのかがリアルにわかりますよ。

①ビニールを2枚、
トイレにかぶせて、

②猫砂やオムツなどを入れ、
(凝固剤を使う場合は、排せつ後に入れます)


③排せつ後、上側のビニールをはずして
縛って捨てる。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point 災害時流せないトイレの3つの課題

①流せない

たとえトイレ用の水が確保できていたとしても、トイレの水を流してはいけません。(トイレだけでなく、洗面台もお風呂も台所も同様)
特に、集合住宅の場合、上の階の人がうっかり水を流すと、下の階であふれてしまうトラブルになりかねません。
自宅だけでなく、自宅~最終処分場までのすべての排管・下水道がOKでなければ、トイレや家庭排水を流すことはできません。

破損があった場合、復旧にどれくらいの時間がかかるのかは、数日~数か月とさまざまです。

まとめると、行政や、マンションの管理組合などから「OK」が出るまでは、流してはいけません。その間は簡易トイレでしのぎ、そのゴミも、回収が再開するまで各ご家庭で保管することになります。

 



②ごみ処理

トイレの計算方法はいろいろありますが、一般的には1人1日4~6回程度で計算します。

これだけの枚数のトイレ袋や吸水体(猫砂や凝固剤)を備蓄する必要があるということです。

ただし、小便は2回使うなどの工夫をして、袋を節約する方法はありますので、ご家族で相談してみてください。

③健康被害


不衛生なトイレが原因で
、下痢などの感染症を起こすこともあります。
また、トイレを「我慢」することによる健康被害も深刻です。
【理由】汚い・クサイから、恥ずかしいから、遠いから、足が悪くて不便だから、など

 清潔なトイレは、心と体の健康のためには、欠かせない事なのです。

詳しく知りたい方はコチラ↓
【参考サイト】
●災害用トイレガイド/日本トイレ研究所https://www.toilet.or.jp/toilet-guide/index.html

  

 

コヅレダカラジタクヒナンノススメ 不便を体験して不便に慣れる

5.不便を体験して、
 不便を楽しもう 
   #やってみた

足りないものは買えばいいという生活から、足りないを工夫してなんとかする練習をしよう!

体験したこどもの声
「まっくらでこわかった」「テントの中は寒かった」「家族でいっぱいおはなしができた」「みんなでつくってたのしかった」など

一度でも体験したという自信は、いざという時の心の安定に直結します! 

子どもと一緒にやってみよう!

あなたの家でできる“不便”に慣れよう!

設定や目的をさまざまに設定したら、Let’sトライ!

トイレ使えない設定にしてみない?
水はペットボトル3本でやってみよう!
電気使わないでやってみよう!
お皿はひとり1枚しかない設定ではどう?
スマホ使えないとしたらどう?
おもちゃがなかったらどうしよう?
などなど

水を使わないために、
食器にはラップを

普段はレンジ用のご飯も
少ないお湯で湯煎料理

小さな灯りでもスポーツドリンクにあてると、全体が発光しているみたい!

子どもでも回せるカセットボンベ式の発電機は、家庭の大きな支えに。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point アウトドアが苦手なあなた!

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point そのアウトドア、ちょっと待って!

6.だからご近所づきあい

あなたの家族は近所の人に知られてる?家族はご近所さんを知ってる?
だから
あいさつしよう、ご近所づきあいしよう

普段からご近所さんと顔見知りになっていると、子どもが迷子になってしまったり、
外で困って泣いていたりしたときに声をかけてくれる、頼もしい子育ての味方に
なってくれるかもしれません。

被災時はとくに、
給水車の情報や支援物資の情報など、ほしい情報も自分で取りに行かなければなりません。
でもそんなとき、日ごろからお互いの顔と名前がわかるくらいの付き合いがあれば、
口コミの情報が入ったり、困っていないかお互いを気にかけ合えたりします。

行政の情報は、町内放送、ローカルラジオ、防災ラジオ、避難所経由、広報車、
班などから得られます。アンテナを張ろう。
コヅレダカラジタクヒナンノススメ だから近所づきあい

長泉町は、防災ラジオが便利です!定価1,000円。
町内放送とローカルラジオの両方が聞けます。
購入・お問い合わせは、長泉町地域防災課。055-989-5505

子どもと一緒にやってみよう!

あいさつしよう。
防災訓練は家族みんなで参加しよう。
行事にでよう。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ パンダ先生point イマドキの最強の防災ママになれる

地域の助け合い+ご近所つきあい+SNSママ友
 =イマドキの最強の防災ママ

なのです(*^▽^*)

 

・まずは、お祭りに行ってみよう。町内の様子が少しわかるよ。「子供会があるんだ~」「神社でお菓子もらえるんだ~」とかね。
・実家からたくさん届いたお野菜。ママ友だけでなく、ご近所にもお裾分けしてみよう。もらって怒る人はいないよ!
・子供が下校途中に被災!自分は留守。子供を気にかけてくれるようなご近所さんが1人でもいるかな?
・逆に、自分は、ご近所の子どもを気にかけてあげられる大人かな?
・地域の子育てサークルに参加したり、子育てサイトにメンバー登録したり、情報ネットワークにアンテナをはろう!

(1)『町内会』はオワコン*か!?  

イマドキのママたちは、町内会とか面倒なだけでメリットなし!時代遅れ!と思っている人も少なくないかもしれません。

中には、「オワコンじゃん!?」と言う人も。

確かに、昔ながらのスタイルはイマドキのママには合わない点も多いかもしれません。ただでさえ家事と子育てで忙しいのに、町内の役割が増えるのは困るという考え方もあるでしょう。

 

それでも、町内会(地域の組織的なコミュニティ)を終わらせてはいけません。

なぜなら、我が国は、災害大国だからです。

徒歩圏内の顔の見える人たちとの助け合いが、必要不可欠だからです。

それは、災害が起きてから急に構築しようと思っても、できません。

 

特に、内陸部や市街地など、津波被害や大規模な土砂災害の危険性が低いとみなされる地域は、外部からの支援が少ないかもしれないことを覚悟しなくてはなりません。
自分たちの助け合いの力で乗り切る必要性が、ますます高いと言えます。

(2)向こう三軒両隣

町内と言われると、範囲が広すぎてよくわからないという人は、向こう三軒両隣のお付き合いから始めてみるのもいいかもしれません。

防災用語に、「自助」「共助」「公助」という助け合いの言葉がありますが、それに「近助(近所)」を加える考え方もあります。

朝のごあいさつ、頂きもののお裾分けなど、無理なくできる範囲でいいのです。「できれば避けたい」という気持ちから、「家族を守るための大切な事なんだ」という気持ちにシフトするだけで、だいぶ変わってくると思いますよ。

(3)SNSは頼もしい助け合いネットワークになる

平時でも、ママ同士のオンラインネットワークは盛んですが、これはそのまま災害時の助け合いネットワークにつながります。(※通信が可能な環境において)

女性特有、こども特有の困りごとに関する情報交換が可能なだけでなく、メンタルの面でも大きな支えになることでしょう。

災害直後だけでなく、長い被災生活を励まし合える仲間に出会えるかもしれません。

コヅレダカラジタクヒナンノススメ こどもの遊びを止めないで

7.こどもの遊びを止めないで

被災後のこどもは、地震ごっこや津波ごっこなど、こどもなりのやり方で被災体験を乗り越えていく
だから
こどもの遊びを止めないで。受けとめて。


被災したこどもの変化。こんなことが起こったりします。

子どもは発散の仕方がわからないのです。
数か月~1年かけて豹変する子もいます。

被災後、こどもは地震ごっこや津波ごっこといったごっこ遊びの中で、壊して直して壊して直してを繰り返しながら、被災した町もこうやって直っていくものとだんだんと理解していきます。

大人はつい、不謹慎だとやめさせたくなりますが、心を整理する大切な遊びです。
止めずに気持ちを受けとめてあげたいですね。

「ボクが悪い子だから津波が来たの?」と自分を責める子もいます。
そんなときは、「あなたは何も悪くないよ、だれのせいでもないのよ」と言って抱きしめてあげてくださいね。
そしてお母さんも無理をせず、助けを求めていいんですよ。

長い目で見てください。

ストレスは直後だけのことではありません。
直後、数週間~1か月、数か月、場合によっては1年以上たった後に、心やからだにシグナルが出ることも。

子どもの遊び場が必要

東日本でも熊本でも課題となっていたのは、「子どもの遊び場がない」ことです。
公園も校庭も使えない環境では、子どもたちは発散の場が足りません。
そのような状況で、遊び場を確保するのは、決して贅沢ではなく、健全な心と体のためには必要なことなのです。

避難所運営マニュアルの中で、避難所内にはしっかりと「キッズスペース」を設けるべきと、明記されている市町も増えてきました。(東京都狛江市や埼玉県富士見市など)
キッズスペース利用の時間帯を設け、周囲にも理解と協力をお願いする必要があります。

まずは、災害時に私たちがストレスを受けるとどのような事が起きるのかを、事前に知っておくことが大切です。

 

<参考資料・サイト>

こどもに現れやすい反応(行動/こころ/からだ)について 

●被災したお子さんをお持ちのご家族の方へ/日本児童青年精神医学会
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/document/pdf/mental_info_childs_guardian.pdf

もっと深く理解したい方はこちら

●たいせつな人を失ったあとに~子どもの悲観とケア~
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/document/pdf/mental_info_childs_guide.pdf

こどもMAMORUワークシート

災害時にパニックにならないよう、平時の今、必要な情報をしっかり家族で話し合って共有し合うためのワークシートです。

よく行く場所や習い事の連絡先、学校や勤務先の対応マニュアルなど、家族全員で情報共有をした上で、わが家の防災対策について話し合いましょう。

このカードを家族の人数分コピーやダウンロードして、お使いください。

【最低限、確認しておくポイント】
●安否確認の方法
●安全に集合する方法
●ケガや持病へのそなえ

【ワークシートのねらい】
〇学び:災害時に必要な情報を知る。
〇共有:家族みんなで話し合う。
〇把握:いつも見える場所に掲示する。
〇更新:毎年見直す。(3/11や9/1など)

※パンダ先生推奨4.11キャンペーン!
新年度が始まって少したった4/11頃には、ワークシートを再チェックしてみよう!

 

その他の参考資料
無料ダウンロード

◆災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット/日本小児アレルギー学会
http://www.jspaci.jp/modules/gcontents/index.php?content_id=13

◆「静岡県のヘルプマーク配布窓口 一覧」
https://helpmark.info/shizuoka/

◆ペット動物の災害対策/環境省ホームページ
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2309a.html
◆「助けてカード」自閉症SOS/一般社団法人 日本自閉症協会ホームページ
http://www.autism.or.jp/bousai/kaitei/help-card.pdf

あとがき

この冊子は、なにがなんでも自宅避難を勧めるものではありません。
自宅が倒壊したり、どうしても自宅や安全な場所にいられない方は
迷わず避難所へ行きましょう。
しかし、事前に、そうならないための知識と備えを装備したママは、
「そのとき」が来たとき、子どもたちを守るために最善が尽くせるでしょう。
そのために、平常時に想像力をはたらかせて、
たくさん「子どもと一緒にやってみよう!」を試してみてください。
慣れが自信になり、心の安定につながります。
自宅避難のススメはつまり、在宅生活を続けることにほかならないのです。
「そのとき」、周囲がたとえどんな状況下であっても、
あなたと子どもたちが少しでも健やかに過ごせますように。
読んでくださった方の感想
ママならではの知識と備えを知ることができて、一気に読み終えました!
静岡県に住んでいる私は、大きな被害を受けたことはなく、「地震が発生したら避難所」と思っていました。
今後、子どもと安心して過ごせるよう生活に取り入れていきたいです。 
40代 子ども1人 女性
中学生の頃から『東海地方に大地震が来る』と言われ30年以上経過。全国各地の地震災害の様子を見てもやはり遠くの出来事のように感じていました。
母となった今、この冊子を見て子どもや家族の命を守る方法を知るきっかけになりました。訓練と気負わずに日頃やれることがほとんどなので子どもと一緒に準備したいと思います。
トイレは誰も助けてくれないので、早速ポータブルトイレバッグを備蓄しました。そして自宅の中を見直したいです‼︎
40代 子ども1人 女性

冊子は、今まで勘違いしていたことや新たに知った情報満載でした。
とりあえず避難所に行かなくちゃと思っていたし、犯罪に巻き込まれることもあるなんて知らなかったです。
こういう情報すごく欲しかったです。
早いうちに家族で話し合おうと思います。
この冊子を作ってくれて本当にありがとう、感謝です。是非たくさんのママに目を通して頂きたいですね。

30代 子ども2人 女性
中学生の頃から『東海地方に大地震が来る』と言われ30年以上経過。全国各地の地震災害の様子を見てもやはり遠くの出来事のように感じていました。
母となった今、この冊子を見て子どもや家族の命を守る方法を知るきっかけになりました。訓練と気負わずに日頃やれることがほとんどなので子どもと一緒に準備したいと思います。
トイレは誰も助けてくれないので、早速ポータブルトイレバッグを備蓄しました。そして自宅の中を見直したいです‼︎
40代 子ども1人 女性

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