低糖質ダイエットにオススメの食事

監修・船橋パーソナルトレーニングジムWalk on

低糖質ダイエットとは?

13の研究を基にした分析では低糖質ダイエット群(一日の糖質摂取量50g以下)は体重の減少が低脂肪群よりも大く、中性脂肪や血圧が低下していたとされています。

また、肥満女性371名を対象に12ヶ月に渡って1400〜1800kcalにカロリーを設定してダイエットした結果、低糖質群は4.7kgの体重減少となっていますので、確かにダイエットに効果的と言えます。
また、動脈硬化や糖尿病予防にも効果的である事がわかっています。

さらに、肝臓のグリコーゲンの量が体脂肪の分解を調整しています。
低糖質ダイエットにより肝臓のグリコーゲンを減らすと、脂肪分解のシグナルを引き起こしやすいということです。
逆に、摂取カロリーが少なくても糖質摂取が多く、肝臓のグリコーゲンが多い状態だと脂肪分解が起こりにくいということになります。
【水】
体内における化学反応の多くには水が必要であり、脂肪を分解したり、エネルギーを作る際にも水が必要です。
水分が不足すると、ストレスホルモンであるコルチゾルなどの分泌が亢進し脂肪がつきやすくなります。
逆に水分をとるだけで、褐色脂肪細胞の活性化、アディポネクチン増加、インスリン感受性の向上が起こり痩せやすい体質になります。
【緑茶】
緑茶カテキンには体脂肪減少作用が期待できるのでダイエットにお勧めです。
【肉🍖】
体を作る上で一番重要な栄養素はタンパク質です。
肉にはタンパク質だけでなくビタミンも豊富で、ダイエットには最適です。
低糖質ダイエットであれば、脂質の摂取も必要なので、サーロインやカルビなど脂質の多いお肉もOKです。
赤身肉であれば、100g当たりに約20gのタンパク質が含まれます。
特にお勧めは、牛肉と鳥の胸肉です。
【魚介類🐟】
魚の油には、血液をサラサラにしたり、筋肉を増やしたり、脂肪燃焼を促す作用もあります。
特に低糖質ダイエットでは、脂質をたくさん摂取する必要があるのでお勧めです。
特に青魚や美容効果も高い鮭、ホタテやタコなどがお勧めです。
また、カツオやマグロには「トリプトファン」というアミノ酸が多く満腹感を感じさせてくれます。
コンビニの缶詰などでも品質的に問題ありませんので、上手く活用しましょう。
魚介類が苦手な方は、フィッシュオイルのサプリメントがお勧めです🐟
【卵🍳】
卵は人体に一番近いアミノ酸構造だと言われています。
つまり、肉や魚以上にボディメイクに最適だと考えられます。
卵1個当たりの栄養価は、タンパク質6g、脂質6g、糖質0g程度です。(卵の大きさにより差があります。)
食欲を抑える効果もあると言われているので、ダイエット中は積極的に1日2〜3個食べたい食材です。
アラキドン酸が多く含まれ、筋肉量、筋力増加に効果的です。
【キャベツ】
キャベツにはDIMという成分が含まれ、これには余分な女性ホルモンを排出する作用がある為痩せやすくなります。
【ごぼう&たまねぎ🧅】
イヌリンという食物繊維が豊富で、ダイエットや整腸作用が期待できます。

【アーモンド】
アーモンドを一日に43g、4週間に渡って食べたところ、空腹感が抑えられたというデータがあります。
また、アーモンドの摂取によりビタミンEや不飽和脂肪酸の摂取が増えるので「アーモンドは健康的なスナックである」と言われています。

【オリーブオイル】
オレイン酸が豊富でダイエットに効果的。
熱に強いので炒め物などに向いています。
【MCTオイル(中鎖脂肪酸)】
消化吸収が速く、もっとも低糖質ダイエットに向いている。
熱に弱いので、炒め物などには不向きです。
サラダにかけたりして1食当たり5〜10g摂取しましょう。
カフェインと一緒に摂取すると体脂肪が良く燃えるので、ブラックコーヒーに入れるのが流行っています。

ダイエットにお勧めのサプリメント

【コエンザイムQ10】
コエンザイムQ10がないとエネルギーが合成されません。
つまり痩せづらくなります。
コエンザイムQ10は体内で生成されますが、合成能力は加齢とともに低下します。
合成のピークは20歳くらいで、40歳にもなると不足するようになります。
80歳になると20歳のころに比べて心臓では42.9%、肺では51.7%、腎臓では65.3%にまで落ち込んでしまいます。
ですから得に40歳手前になったら、サプリメントとしてCoQ10を摂取する事がお勧めです。
【CLA(共役リノール酸)】
CLAは油の一種ですが、脂肪の蓄積を抑え、燃焼を促す作用があります。
また、トマトにも🍅似た作用があるのでダイエットにお勧めです。

【ビタミンE】
低糖質ダイエットの際には脂質の摂取が増えるので、脂肪の酸化を防ぐ事が大切です。脂肪の酸化を防ぐには何よりも「ビタミンE」を摂取することがポイントです。ビタミンEには過酸化脂質という健康に悪影響を与える物質を除去する働きもあり、糖質制限を健康的に行うためには欠かせない栄養素です。ビタミンEのサプリメントを摂取したり、ビタミンEの含有量の多いマルチビタミンを摂取しましょう。

【αリポ酸】
インスリン感受性を高める事で痩せやすくなる。
摂取目安、食後に300mgずつ。
一日に900mg。
【BCAA】
筋肉の合成を促すBCAAですが、実は体脂肪減少にも有効です。
イタリアで行われた研究によれば、BCAAを飲んだ群は飲まなかった群より34%も腹部の脂肪が多く減少したという結果が出ています。
またBCAAは筋肉の分解を防ぐ作用もあります。
さらに集中力を持続させる作用もあります。