13の研究を基にした分析では低糖質ダイエット群(一日の糖質摂取量50g以下)は体重の減少が低脂肪群よりも大く、中性脂肪や血圧が低下していたとされています。
また、肥満女性371名を対象に12ヶ月に渡って1400〜1800kcalにカロリーを設定してダイエットした結果、低糖質群は4.7kgの体重減少となっていますので、確かにダイエットに効果的と言えます。
また、動脈硬化や糖尿病予防にも効果的である事がわかっています。
さらに、肝臓のグリコーゲンの量が体脂肪の分解を調整しています。
低糖質ダイエットにより肝臓のグリコーゲンを減らすと、脂肪分解のシグナルを引き起こしやすいということです。
逆に、摂取カロリーが少なくても糖質摂取が多く、肝臓のグリコーゲンが多い状態だと脂肪分解が起こりにくいということになります。