キッカケは、とある事業所でやられていた卓球を見ていたときでした。普段はボーッとした印象を受ける方だったのですが、卓球になると少ない動きの中でスマッシュを決めたり、素早いラリーを繰り広げたりと、これまでと全く違った印象に衝撃を受けました。
その方はその事業所の中でも卓球がうまい人と認識されており、それは自他共に認めることでした。けれど、ひとつの事業所に通われている人数は数十人。その中でのトップでしかありません。
もしこの枠を拡げて他の事業所と合同でやってみたり、はたまた札幌市内で大会を開いてみたら、どれぐらいの実力なんだろう?
またそこで成績を残せたら本人の自信にも繋がるんじゃないか?
という思いから、仲間たちとtaleという任意の団体をつくり活動をスタートさせました。
『tale』とは、これらの活動に関わることで、その人がその人だけの物語(tale)を自分でつくっていくきっかけとなって欲しい、という想いを込めて名付けました。
これは事業所に通う方に限らず我々にとってもそうですし、一緒に活動していく仲間たちにも同じように、自分だけの物語をつくっていって欲しいと思っています。