手加減一つでそれぞれ違ったトワールが出来上がるからこそ「熟練と正確なトワールテクニック」が求められます。熟練は数をこなす、正確なトワールテクニックは「目と感覚、パターン知識」が求められる故、立体裁断を学ぶということは基礎を踏まえた上での服づくりの第一歩なのです。Salon de Moulageに限らず、これからの自分のために学ぶ時間を大切にして欲しいと願っています。
Salon de Moulageで学び始めた生徒さんは「洋服のゆとり」を目で見て、体で感じていると思います。ここでは奇をてらう変わった立体裁断を指導しているわけではなく、普通の洋服を綺麗に作ることを学んで欲しいと思っています。