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2024.12.7 sat - 12.26 thu
布 仁美
「Happy holidays」
この度、そのうちcafe SNCでは、神戸市在住、関西を中心に活動するてまり作家 布仁美さんの個展「Happy holidays」を開催します。
日本の民芸であるてまりをもっと身近に感じてもらいたいという思いを込めて、てまりの制作や、てまり教室を開催している布さん。
主に絹糸や木綿糸などで作られるてまりですが、毛糸を使った布さんのてまりはふっくらとやわらかです。その模様や色合わせは、伝統を踏まえながらも新しさを感じさせます。
本展では「Happy holidays」と題し、てまりのクリスマスオーナメントやお正月に飾ることのできる縁起の良い模様や厄除けになる麻の葉模様のてまりを飾ります。
アパレルを退職後、毛糸を使ったアクセサリーなどの販売や展示をしていた布さん。この先ずっと、幅広い年代の方にも受け入れられるものを作っていきたいと考えていた時に、家の飾り棚のてまりが目に留まったのだそうです。
「丸い球体に色が重なり模様になる。色使いや糸の掛け方で、違う模様が幾通りにも作ることができる、てまりには私の好きなものが詰まっていることに気づいたんです。私が作るなら、毛糸を使おうと」
「クリスマスは洋でお正月は和。てまりの表現の広さを感じていただきたいです」
この季節にぴったりの愛らしい手毬の世界、ぜひご覧ください。
布 仁美(ぬの ひとみ)
神戸市に生まれ、育つ。アパレル会社でニットデザイナーを経験後、2000年より毛糸を使ったてまりの作品づくりを始める。日本の民芸であるてまりを、もっと身近に感じて欲しくて、関西を中心にてまり展やてまり教室を開催しています。
2016年にはオーダー家具の企画制作「Blue Design」からの依頼で制作した「手毬LAMP」が、ニューヨークで開催された「ICFF 2016」で発表されました。
また2021年には、星のや京都でのイベント「星のや毬ごよみ」の毬オブジェの装飾を手掛ける。
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@mari_gold
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