「ビジネスコーチング」「子育てコーチング」「恋愛コーチング」など、コーチングという言葉がよく聞かれるようになりました。しかし、コーチングって何だろう、実際に何をするのかよく分からない…そのように思う人も多いのではないでしょうか。

　コーチングの語源は「coach」＝馬車。乗っている人を目的地まで送り届ける役割を指します。
その人の心にコーチが寄り添い、「理想の実現」という目的地にたどり着けるように対話をし、信頼し合える関係を築いていきます。

　ひふみコーチングは１・２・3のスリーステップの対話でできる、とてもシンプルなコーチング。入門編のこの講座では、コーチングのやり方を学ぶことで、理想を実現させる思考を理解し実践できるようになります。また、コーチとしてのあり方を知り人への関わり方に生かすことで、お子さんやご家族との間により良いコミュニケーションが生まれます。
　
　受講後は、自分で自分をエンパワメントするセルフコーチングや、自律した大人へ向かうお子さんへのコーチングができるようになります。（※資格取得の講座ではありませんので、ご了承ください）

　夫の海外赴任に帯同する駐在妻。周りの人の目には、毎日好きなことをして華やかな生活を送っているように映るかもしれません。けれども、仕事やボランティア活動さえも制限されたり、狭い日本人コミュニティに身を置いたりすることで、生きづらさを感じたり、自分らしさを見失う人も少なくありません。　
　駐在妻の海外生活は、数年先の未来が見えづらく将来設計が難しい現状があります。自分で選択することは限られ、自分には決定権がない。自分の人生なのに意思を反映させられない。そんな期間が長くなればなるほど、無気力を感じやすくなります。

　コーチングを学ぶ環境は、講師や受講生仲間からいつでも無条件に応援してもらえる安心安全の場。そんな場で自分の感情や現状と向き合い、今まで勇気づけられなかった未来を描き、その未来を信じる。その結果、主体的に動こうと自分で決めると自分が変化していきます。あらゆる制限の中にも自由はある。「自律した大人」として、ありったけの自由を使って自分で自分の人生の舵を切ってみませんか？

　コーチング的思考やコーチング的な関わりが身近にあると、海外生活を自分ごととして捉え、「海外に来て良かった」と思えるようになる。私はそう信じています。自分にはどんな理想があるのか、本当はどうしたいと思っているのか。コーチングを使って自分自身との対話を楽しんだ後は、自分との、パートナーとの、お子さんとの新たな時間が待っているはずです。