デリケートゾーンの黒ずみは、どのくらいが平均的かと聞かれると「薄い茶色」が平均です。

薄い茶色といってもよくわからないと思うので、日本古来の色表現で表します。日本人女性の平均のデリケートゾーンの色は「薄茶（うすちゃ）」、「枯色（かれいろ）」です。

「茶色」や「ブラウン」だと平均よりも濃い色です。ピンクみのある「遠州茶（えんしゅうちゃ）」やオレンジに近い「駱駝色（らくだいろ）」もあります。

日本人は白人よりもメラニン色素が多いです。どうしても、白人と比べるとデリケートゾーンも茶色になります。平均の色として「薄茶」や「枯色」を挙げましたが、ピンクみの強い肌色の人は「駱駝色」のこともあります。ほか、ミルクティーのような「亜麻色」の肌色の人もいます。実は、茶色、と言っても人によって違うのです。

参考：デリケートゾーン黒ずみの色どのくらいまでOK？男性の理想レベル

デリケートゾーンの黒ずみはどのくらいの期間で治るのでしょうか？デリケートゾーンの黒ずみをデリケートゾーン用クリームで治すなら7ヶ月～8ヶ月平均でかかります。

しかし、すべての人にデリケートゾーン用クリームが合うわけではありません。人によってはデリケートゾーン用のクリームを塗っていても、効果が表れない場合があるからです。

特に、デリケートゾーンでも「ひだ部分」の大陰唇（だいいんしん）や小陰唇（しょういんしん）はクリームを塗りにくい部位です。いわゆるIラインの黒ずみのことです。大陰唇や小陰唇が肥大してしまって黒ずみがある場合は、手術をすることもあります。

デリケートゾーンの黒ずみがひどいなら、手術をすすめられる場合もあります。

手術は大きく2種類あります。

• 大陰唇縮小手術
• 小陰唇縮小手術

大陰唇は、ふとももの付け根から小陰唇までの「ひだ」部分です。衝撃から性器を守ってくれます。

小陰唇は、女性器の両脇にあります。遺伝もありますが、大陰唇よりも大きい場合は平均よりも大きいと言われます。

大陰唇も小陰唇も、肥大すると見た目がよくなくなります。それだけでなく、下着と摩擦を起こして荒れてしまうほか、痛みやかゆみが出てきます。ひどい場合は、においも気になります。

大陰唇、小陰唇も肥大化している場合、黒ずみがある場合は縮小手術します。

デリケートゾーンの黒ずみ対策として、大陰唇手術や小陰唇手術をした場合、治療によっては内出血が起こるなど、ダウンタイムも必要です。入浴は約1週間止められます。

しかし、最近では抜糸が不要な1日でできる手術もあり、通院が不要な手術法もあります。

デリケートゾーンの黒ずみの悩みは、人によって程度の差があり、ひどい人だとデリケートゾーンが自転車のサドルに擦れて痛い、椅子に座ると気になる、においが強いなど日常生活に支障がある場合もあり、気をつけなくてはいけません。

デリケートゾーンの黒ずみがどのくらいの色なのか自分一人で悩むのではなく、皮膚科や美容皮膚科で相談してみることをおすすめします。

ただ単純に平均よりも大きい、黒いだけでなく、大陰唇や小陰唇が擦れて痛みを伴う場合は、早めに対策が必要です。

自宅でデリケートゾーン用クリームを塗って治すことも選択肢のひとつではありますが、デリケートゾーンの大きさに悩んでいるなら、縮小手術をするべきかどうか、カウンセリングを受けてみてください。

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