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麹クリエイター・麹マスターになりました

黒麦麹の甘酒・醤油麹・塩麴
~発酵食品食べるの大好き!から自分で自家製麹をつくるようになるまで~

小さい頃から発酵食品が大好きでした。納豆、ヨーグルト、チーズはもちろんのこと、苦手な人も多い沖縄の豆腐ようや、かなり発酵がイッちゃっている伊豆諸島の特産品「くさや」も大好きです。自分で海外旅行に行くようになると、行く先々でいろいろな発酵食品を食べては「う、うまいっ!」「うーん、これはちょっと…」と、その土地ならではの食文化に触れるのが私の旅行の最大の楽しみになりました。食べてみて「無理!」と思うものもありましたが、感動的においしくてそれを食べるためにまたその国に行きたい!と思う発酵食品もたくさんありました。インドネシア・バリ島で食べた本場のテンペや謎のカビまみれの真っ黒い果物の塊、フランスのでろんでろんに溶けた匂いのきついウォッシュ系のチーズやびっしり青カビが繁殖しまくったブルーチーズ、インドの素焼きの壺で発酵させてバター化したものすごく濃いチーズケーキのようなヨーグルト、世界臭いものランキングTOP10入ると言われる中国の臭豆腐などなど…。いろいろな発酵食にトライし、その奥深い味わいに感激してきました。

そして(多くの)発酵食品があまりにもおいしいので、食べるだけでは飽き足らず「発酵」についての勉強を始めました。そこで発酵食品はおいしいだけでなく、人間が生きていく上でとても重要な働きをする栄養や作用に富んでいることを知り、その魅力にはまり、買って食べるだけでなく自分でも発酵食品を作るようになりました。米麹を使って作る自家製の甘酒、塩麴、醤油麹、味噌は常に冷蔵庫に入っていて、毎日の食事に使っています。麹の他にも様々な発酵食材を使った料理のアレンジをし、発酵食ライフを広げていきました。

発酵について勉強をしいろいろ調べている中で、日本麹クリエイター協会の存在を知り、麹を自分で作れることを知りました。「え、麹を?あの麹自体を自分で作るの???」とちょっとびっくり。麹は買って使うものとしか思っていなかったので、「"麹"を作る???」とクエスチョンマークがいっぱいでしたが、協会が開講している自家製麹作り講座の拠点が鎌倉にあることを知り、「せっかく近所だし、まずは様子を見に行ってみよう」と、協会が運営している「麹styleカフェ」にランチを食べに行きました。

そこで出会った自家製麹のお料理の数々…!私が長年使っている市販の米麹とは明らかに違う!こんな麹を自分の手で作れるようになりたい!その思いから、2019年12月に麹クリエイター講座を受講し、続けて麹マスターの資格を取得しました。

麹のパワーはすごいです。麹による発酵がもたらす効果は、食材をおいしくし、栄養価を高くし、保存性をアップし、消化吸収を良くし、腸を整えて免疫力をアップし、美容・美肌に効果大、と良いことずくめ。市販の米麹もその素晴らしいパワーを持っていますが、自家製麹はもっとすごい!そして自分で作れば米麹以外に玄米麹、麦麹も作ることができ、さらに「黒麹」という見たこともない黒い麹が作れるようになります。白米・玄米・麦×白い麹・黒い麹の6種類の自家製麹は、味も栄養価もそれぞれで、お料理への活かし方は無限大∞です!

発酵食品を「食べること」が大好きだった私が、今は自分の手で、日本の発酵食文化の要である麹を作ることができるようになりました。この自家製麹をどんな風に自分の発酵食ライフに繰り広げていくか・・・考えるとワクワクします。

発酵がもたらす効果…食材をおいしくし、栄養価を高くし、保存性をアップし、消化吸収を良くし、腸を整えて免疫力をアップし、美容・美肌に良い。発酵はまるでマジックです。そして自家製麹は、その発酵料理の世界に新しい可能性を生み出してくれます。自家製麹を始めとする発酵パワーのすばらしさを多くの人に知ってもらいたい!との思いで、発酵料理教室と自家製麹講座を、今後展開していきたいと思っています。