ティマイオス帝国の王。先王が亡くなり、跡を継いた兄を毒殺し、王座を自らのものとした。帝国史上、最も残虐で横暴な王の一人として恐れられている。セレスティアの古代魔法を復活させ、世界を我がものにしようと企んでいる。

ミカエラと母親を同じとする、ティマイオス帝国の王女。ミカエラと良く似ており、とても心優しい少女。生まれつき体が弱い。ミカエラを従わせるための人質として、アルゴンによって城に幽閉されている。

とある街で公務中だったユーリとヴィンセントに出会い、プリーシードに入隊。元々は、傭兵を生業としながら世界中を放浪していた。強面の熊のような大男だが、気さくで寛容。昔は酒好きの女ったらしだったが、エレンに一目惚れをして以来、毎日毎日懲りることなく猛アタックを続けている。そんな健気な一面もある。

ミカエラに仕える騎士。真面目で誠実な青年。ミカエラからの信頼も厚い。

アルゴン王の側近。アルゴンの影として暗躍している。任務遂行のためならば手段を選ばない。残酷非道なやり方を好むため、ミカエラとは相容れない存在。

プリーシードに所属している魔導師。森の賢者の弟子で、幼い女の子の姿をしているが、年齢は不詳。噂によれば100歳はゆうに超えているとか、いないとか。精霊や妖精と話をすることが出来る。あまり他人のことに興味を示さず、無口で無表情な人形のよう。彼女にとって大事なことは、知的欲求を満たしてくれるものであるのかどうかだけ。

長い間、ティマイオス帝国で投獄されていた闇の魔導師。

数年前のコロシアムの大会で優勝し、プリーシードに入隊した凄腕の戦士。エルンストに来る前は、彼女がどこで何をしていたのか、誰一人として知らない。秘密主義の謎多き美女。その正体は、ティマイオス帝国から送り込まれたスパイだった。

赤ん坊の頃､森に捨てられていたところを賢者に保護され育てられた｡大きくなってからは、弟子として賢者のそばで魔法を学んでいる。精霊や妖精と話をすることが出来る。妖精のリリアンとは大の仲良し。賢者から託された手紙をユーリに届けるため、エルンストへと旅立つことになる。

茶目っ気たっぷりな小さな花の妖精。レオニーに懐いている。