法人口座を開設する際に重視すべきは利用のしやすさや審査の内容です。きちんと選べば手数料や維持費の差から大幅なコストダウンが図れます。大手メガバンクからネット銀行まで、法人口座に最適な銀行はどこか、比較しながら探ってみましょう。

メガバンクorネットバンク

銀行のイメージ
法人口座を開設することになった際、実店舗を備える大手のメガバンクと、ネット環境さえあれば手軽に利用できるネットバンクのどちらが良いのでしょうか。それぞれの利点と注意点を挙げてゆきます。

メガバンク

メガバンクで法人口座を開設するメリットは以下のようなもの。

・メガバンクに口座があることで取引先の信頼度が上がる
・同じ銀行の間では手数料無料が多い
・多くの企業で活用されている実績がある
・通帳を持てる

メガバンクはやはり、大くの企業が利用する信頼と実績が主な強みです。

しかし、メガバンクは近年詐欺対策のために審査基準が上がっています。基準はかなり厳しく、資本金が少ない場合や連絡先が個人の電話番号である場合など、会社としての規模が小さく感じられるような事項があると、審査に通りにくい傾向にあります。また、審査期間もかなり長く、口座の開設に1か月近くかかってしまうようです。利用面でネットバンクに劣る点としては、金利が低く、口座の維持費がかかってしまうということが主に挙げられます。

 

ネットバンク

対して、ネットバンクの利点はこのようなもの。

・開設条件がメガバンクほど厳しくないかつ、審査期間も短い。(開設の際に窓口に出向く必要もない)
・手数料が安く、多くのコンビニのATMに対応している
・24時間利用可能
・コスト削減に有利で、金利が高い

ネットバンクは審査期間が2~7日と短く、審査内容もメガバンクよりは易しくなっています。開設の際は、Web申し込みと郵送で手続きが完了するので実際に店舗に出向く手間がありません。

それに対し、ネットバンクであるがゆえの弱みとしては、以下のようなものが挙げられます。

・日本政策金融公庫の融資金の返済や社会保険料、公共料金などの引き落としなど、対応できない取引がある
・通帳がないので履歴を見るのに手間が掛かる
・Macでのログインができないネットバンクもある

また、ネットバンクには心理的な問題として、ネット上の操作一つで会社のお金が動くということへの不安や情報漏洩に対する心配などがあるようです。

ネットバンクはなぜリーズナブルなのか

ほぼ全てのネットバンクは共通して、メガバンクに比べて手数料は半額以下、金利は二倍以上、というような好条件を実現しています。”ネット”という不安定な存在ゆえの怪しさが感じられてしまいますが、その背景には、実店舗を待たないことによって店舗の賃料や人件費を削減し、その分を顧客還元に当てているという実情があります。これには優れたサービス内容にも納得ですね。

ネットバンクとネットバンキングの違い

ここできちんと区別をつけておきたいのはネットバンクとネットバンキングの違いです。語感が近いので勘違いされがちですが、これらは全く別物です。大まかに違いを説明すると、ネットバンクは実店舗を持たないネット上の銀行のことで、ネットバンキングは都市銀行や地方銀行がネット上で展開する取引サービスのことです。母体となるメガバンクが展開するサービスを利用することができ、ネットバンクでは手の届かない、公共料金等の引き落としや、外資預金、投資信託の購入などが可能です。

まとめると、ネットバンキングの使い勝手はメガバンクとネットバンクの良いとこ取りのようなものですが、金利などの面を見るとネットバンクに軍配が上がるようです。

結局どっちがいいの?

さて、メガバンクもネットバンクも一長一短の性質を持っていることが分かりました。両者の利点と欠点を分かりやすく表に示すとこのような形となります。

ネットバンク  メガバンク
口座開設の
難易度
 易  難
利便性  ◎  ○
手数料  安い  同行間でのみ安い
信頼度  ○  ◎
金利  ◎  △

補いあうような形で利点と欠点を併せ持っていることがわかりますね。両方の口座を作っておいて、場面によって使い分けることも賢い手だと思われます。

 

銀行選びのポイント

ここまで、メガバンクとネットバンクの比較を行ってきましたが、具体的にどの銀行を選び取ればよいのでしょうか。法人口座を作るにあたり、特に吟味しなければならない点は、各種手数料の差です。法人口座というものは一般的な銀行口座に比べ何かと手数料がかかり、また、法人口座を持つだけで月々の維持費が発生します。このような諸経費が少なくて済むような銀行を選ぶことがコスト削減の近道なのです。

おすすめのネット銀行

近年のネットバンクの台頭は著しく、さまざまな種類がありますが、中には法人口座を作れないものや、法人口座を開設する条件として既に法人口座を持っていることが前提となっているものがあります。今回はそういったものは除き、法人口座を作ることが出来るネット銀行の中で特にATM数が多く、使い勝手が良いものをピックアップしました。

楽天銀行

・月額基本料無料
・コンビニATMで24時間365日利用可能
・ATM手数料最大月7回まで無料
・他銀行振り込み数料最大月3回まで無料

楽天銀行の詳細はこちら

 

セブン銀行

・自社のATMを持っている。
・全国のセブンイレブンにあるATMで24時間365日利用可能
・ATM手数料がいつでも無料

セブン銀行の詳細はこちら

 

ジャパンネット銀行

・トークンを用いた高いセキュリティ
・初期手数料、月間利用料が無料
・yahooショッピングやヤフオクとの相性が良い
→ネットショップを持つ方におすすめ

ジャパンネット銀行の詳細はこちら

最後に

いかがでしたか?各銀行ごとに様々な特徴があります。ネットバンクとメガバンクの利点を両方生かす形で運用していくために両方の口座作っておいて使い分けるというのも一つの手段です。法人口座だからこそ押さえたい、コスト削減にダイレクトに繋がる各種手数料に注目しながら相性の良い銀行を選びましょう。

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