楽天市場は、5万軒を超える店舗が出店する巨大なネットショッピングモールです。

店舗ごとにショップページを運営する楽天市場では、ランディングページと呼ばれる質の高いページ作りが重要視されています。

しかし、ECサイト自体初めて運営する店舗オーナーの方や、Web制作の経験がまったくない方にとってランディングページ作りが出店への高いハードルとなることも。

「実店舗の業務が忙しくて、ページ作りに時間をかけられない」

「ランディングページの制作方法がわからない」

「開店資金はなるべく節約したい」など、さまざまな状況や悩みがあるでしょう。

この記事では、楽天市場におけるランディングページの役割を解説したうえで、ランディングページの作り方のポイントや制作方法、また外部に制作を依頼する際の選び方について幅広く解説します。

 楽天市場への出店を考えているけれどランディングページ作りに不安がある方はもちろん、既に出店しているけれど思うような成果が上がらずにページのリニューアルを考えている方もぜひ参考にご覧ください。

※楽天市場の店舗数は、記事作成時点(2020年8月)のものです。

楽天市場においてランディングページとは

ECサイトの運営が初めてという方の中には、ランディングページというものがどのようなものかが想像しにくい方も少なくないでしょう。

っこでは、Webマーケティングにおけるランディングページの意味を解説した後に、楽天市場におけるランディングページについてもご説明します。

そもそもランディングページとは

ランディングページとは元々、英語で「着地」を表す「Landing」に由来し、ホームページの中で最初に訪れたページを意味する言葉です。

しかし実際には、最初に訪れたページではなくても、集客・成約(商品の購入や申し込み)を目的に制作されるページをランディングページと呼ぶことが一般的となっています。

ページから離れることなく成約してもらおうと多くの情報を盛り込む縦長のために、縦長の長いページになることが多いという特徴があります。

楽天市場におけるランディングページとは

楽天市場においてランディングページの役割を果たすのは、各店舗内の商品ページです。

その理由は、楽天市場ならではの購入までの流れが関与しています。

ポイントを貯めたい、使いたいお客様が多い楽天市場では、ホーム画面の検索機能から必要な商品を検索して購入に至るケースが一般的です。

検索結果に並ぶ商品の中から選択して開く商品ページは、それぞれの店舗を初めて訪れるページとなります。

このように店舗内に最初に訪れるページであることに加え、成約(商品の購入)まで導くことを目的としていることも含めて、商品ページが実質ランディングページの役割を果たしていると言えるでしょう。

実際に楽天市場内の商品ページは、ランディングページの特徴でもある縦長のページが多いです。

これから商品ページを制作するなら、ランディングページ特有の制作ポイントを意識することが重要です。

次の項では、楽天市場において成果を上げる=商品を売るためのランディングページを制作するためのポイントについて解説します。

楽天のランディングページを制作するポイント

ランディングページのデザインが整っているだけでは、商品は売れません。

楽天市場において成果を出す(=売れる)ためのランディングページを制作するために、特に重要な3つのポイントについて解説します。

画像が最重要

実物を手に取って見ることができないネットショッピングにおいて、写真は最重要です。

商品画像は、さまざまな角度から写したものを複数準備します。

商品のジャンルにもよりますが、正面から1枚写した写真だけでは、購入まで導くことは難しいためです。

どこまで、どの部分を見せるかは、お客様の立場になって考えるとよいでしょう。

たとえば洋服の場合、以下のような画像をそろえると伝わりやすくなります。

  • 全体で前後から
  • 素材のアップ
  • 装飾部分のアップ
  • カバンや靴など小物とコーディネート

また商品そのものだけでなく、商品を着用している人物の写真を準備できるとより効果的。

お客様が、自分が購入した後の姿をイメージできるからです。

必要な情報を過不足なく伝える

ランディングページでは、お客様にとって必要な情報をすべて盛り込むことが重要です。

その目的は、ページから離脱することなく購入まで導くため。

商品説明など基本的な情報のほかに導入するべき項目は、以下のような疑問を解消するものです。

  • 似たような他の商品と比べて優れている点は?
  • 購入したらどのようなメリットがある?
  • 購入した人からの評判は?
  • 返品はできる?

商品について知るうちに抱くこれらの疑問についての回答を、あらかじめページ内に設置しておくと効果的です。

また、多くの情報を盛り込む際には、見やすさも重要です。

情報が網羅されている必要はあっても、途中で飽きられてしまわないように、文字以外の画像や図解など見やすく伝わりやすいページにすることを意識しましょう。

スマートフォンでの見た目も意識する

スマートフォンの画面からも見やすいランディングページを作ることが重要です。

経済産業省の調査によると、スマートフォン経由の物販EC市場規模は年々拡大しており、2019年では42.4%となっています。

半数弱のお客様がスマートフォンを利用しているとなれば、対応しているページを準備しないと貴重な機会損失をしてしまうことは明らかです。

【スマートフォン経由の市場規模の直近5年間の推移】

出典:経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査) 

 

パソコン用のページとは別にスマホ用のランディングページを制作する方法もありますが、閲覧するデバイスの画面サイズに合わせて自動調整するレスポンシブデザインを取り入れることが主流です。

ページを制作するのはパソコンですが、お客様の多くはスマートフォンで閲覧していることを忘れないようにしましょう。

 

この項で解説した3つのポイントの共通点は、「お客様目線」です。

販売する商品の良さを伝えることに必死になるよりも、自分がお客様の立場だったらどのようなページが見やすいか、どのような情報が必要かを考えるように心がけましょう。

楽天市場のランディングページの作り方

楽天市場では、ランディングページは出展者自身で準備する必要があります。

ここでは大きく分けて3パターンある、楽天市場のランディングページの制作方法について解説します。

楽天の支援ツールを利用して制作する

楽天市場では、Web制作がまったく未経験の初心者でもランディングページ作りに取り組めるよう、楽天市場の店舗運営者限定のさまざまな支援が準備されています。

バナーやページの作成に関するツールの中から、代表的なものをご紹介します。

ツール名 主な機能 特徴 料金
Sketchpage for 楽天市場 画像加工・ページ作成
  • 無料素材は4000種類以上
  • マウス操作だけでページが完成
無料
compass for 楽天市場 ページ制作
  • 3ステップでショップページを自動構築
  • 22種類のテンプレートをカスタマイズ可能
月額2,980

(最大2ヶ月無料トライアルあり)

SUMAOU! for 楽天市場 スマホサイト制作
  • 最短5分でスマホ対応ページを作成可能
  • 1日1回の自動更新で運営もサポート
月額3,980

(最大2ヶ月無料トライアルあり)

(※種類や料金などの数字は20208月現在のものです)

 ここで紹介した制作ツールはいずれもテンプレートが用意されており、初心者でも簡単に素早くバナーやページの制作が可能です。

制作ツールで自作する方法は、Web制作の知識や経験はないけれど、自分の手でショップページを制作してみたいという方に向いています。

また、楽天市場への店舗出店には出展料やシステム利用料などもかかるため、少しでも費用を抑えてスタートしたいという場合にも役立ちます。

楽天経由で業者に制作代行を依頼する

楽天市場の支援サービスを通じて、ページ制作を業者に依頼することも可能です。

新規出店時はもちろん、既存の店舗のページリニューアル時にも利用できます。

制作業者との契約や支払いも楽天を通じて行い、納品完了までサポートしてくれるので安心。

制作費用は、商品撮影の有無など依頼内容によって大きく異なるため、事前に確認したうえで申し込む必要があります。

2020年8月現在、ページ制作関連で登録されているプランの費用は以下の通りです。

商品ランディングページ 1万円~25万円
店舗トップページ 3万円~50万円
ページ一式 3万円~100万円

多少費用をかけてもプロが制作する高クオリティなページを希望している方や、ページ制作以外の業務に集中したい方に向いています。

参考
ページ作成ツールの提供、制作業者の紹介だけでなく、商品の撮影代行や店舗の店舗管理や運営支援など幅広く支援するサービス【RMS Service Square】について詳しくは公式ページを参考にしてください。

個人で制作依頼先を探す

楽天市場のランディングページ制作は、外部の制作会社に依頼することも可能です。

楽天のサポート範囲では希望するプランが見るからない場合や、更にこだわりのあるデザインを依頼したい場合などは好みの制作会社を探しましょう。

店舗と制作側が直接契約することになるので、プランの内容や費用に含まれる範囲などをしっかりと確認することが重要です。

制作代行業者の選び方

楽天ランディングページの制作を外注する際、どのように制作会社を選べばよいかわからないという方も少なくないでしょう。

ここでは、制作依頼先の選び方のポイントをお伝えします。

楽天市場のシステムを理解している制作会社を選ぶ

楽天市場では、独自のシステムを利用してサイトが作られています。

そのため、一般的なランディングページの制作経験があっても、楽天市場内のページには対応できないこともあるので注意しましょう。

楽天が提供している支援サービスを通じて申し込む際には問題ありませんが、外部の制作会社に依頼する際は特に、公開している事例などから、楽天市場での実績があることを確認しましょう。

その後の店舗運営まで見据えて選ぶ

楽天市場におけるランディングページの制作を依頼する際は、その後の店舗運営も視野に入れる必要があります。

ランディングページは設置して終わりではなく、情報の更新や追加などの管理が欠かせません。

店舗側がページ管理を行うのであれば、Web制作の専門知識がなくても問題なく操作できるような仕組みになっているかどうかが重要です。

また今後、ほかの業務で手が回らなくなった際に運営代行まで対応してくれるのかどうかも事前に確認しておきましょう。

楽天のランディングページ制作におすすめのWeb制作会社3選

前項の選び方のポイントに基づき、楽天のランディングページ制作を依頼するのにおすすめのWeb制作会社をご紹介します。

これまでの制作事例も公開されているので、ランディングページを自作しようと思っている方もデザインの参考にぜひチェックしてください。

楽天市場での実績が豊富!【株式会社Ryuki Design】

株式会社Ryuki Designは、楽天市場に特化したデザインスキルと知識を兼ね備えたWeb制作会社です。

大手上場企業からの依頼も多数抱えながら、外注は一切行わずにすべて社内で作り上げることで高いクオリティを維持しています。

楽天市場での制作事例 40,000件以上
ランディングページ制作費用
  • パソコン用ページ:89,800円~
  • スマホページとセット:109,800円
URL https://ryuki-design.jp/

運用代行もお任せ!【株式会社スタイリスト】

株式会社スタイリストは、全従業員がネットショップの現場経験者で構成された制作会社です。

「売れる」ことにこだわったランディングページ制作や、売り上げ別のコンサルティングも行っているために、運営代行も得意としています。

制作事例 他ECサイトと併せて1,000件以上
ランディングページ制作費用 150,000円~
運営代行
URL https://stylist-ec.com/

幅広くサポート【株式会社askme】

株式会社askmeは、楽天市場をはじめとするECサイトに強いWeb制作会社です。

ランディングページなどの制作だけでなく、楽天市場へのオープン審査(出店するための審査)や運用代行まで、幅広くサポートしています。

楽天市場での制作事例 1,500件以上
ランディングページ制作費用
  • ランディングページ単体の費用は非公開(依頼は可能)
  • トップページを含めたパックプランは170,000円~
運営代行
URL https://www.askme.co.jp/index.html

楽天市場のランディングページの作り方 まとめ

楽天市場において商品ページは、そのページ内で商品の魅力を伝えて購入まで導くランディングページの役割を担っています。

そのためには、単に商品の説明をするだけでなく、お客様が必要とする情報を過不足なく取り入れることや、スマホにも対応するページ作りが必要です。

ランディングページを制作する方法は、楽天市場の支援ツールを利用して自作するほか、制作会社に依頼することもできます。

楽天市場においてランディングページは、設置したあとの操作性や、運営代行に対応してもらえるかどうかも重要となりますので、依頼先を選ぶ際には事前によく確認することが大切です。

この記事が、楽天市場ヘの出店をお考えの方に少しでも役立てば幸いです。

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