初心者向けに、ホームページ作成における入門的な知識をご紹介します。ホームページは、HTMLやCSSなど専門的な知識が必要だと感じている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、実は必要最低限の知識があれば初心者でも簡単に作ることが可能です。ホームページの基礎知識や作成方法について学び、自分に最適な方法でホームページを作成しましょう。

ホームページ作成の入門知識

まずは、ホームページの基本的な知識と仕組みをおさえましょう。知識や仕組みを学んでおくことで、スムーズにホームページを作成できます。

ホームページ制作に関わる基礎用語

ホームページを作成するにあたって、まずは基本的な用語をおさえておきましょう。特に重要な4つの用語について解説します。

用語 意味
サーバー ホームページを格納するための場所です。
ユーザーが検索した際、ホームページが格納されている場所にアクセスすることで、
ホームページが見られるようになります。
ドメイン ホームページの住所のようなもので、サーバー上にある数多くのホームページから
自分のホームページを特定します。「〇〇.com」や「〇〇.jp」などがドメインです。
HTML ホームページを構築するためのマークアップ言語です。ホームページの見出しの
位置や画像の位置などをHTMLで指示します。専門知識が必要です。
CSS HTMLと同様にマークアップ言語です。CSSはデザインや色を指示する役割があります。

ホームページが存在している仕組み

ホームページの仕組みを簡単に解説します。ユーザーが検索してホームページが格納されている場所にアクセスすることで、ホームページが見られるようになります。このホームページが格納されている場所がサーバーです。サーバーには多くのホームページが格納されているため、ドメインを作成しホームページを見つけ出します。

ホームページを作成する方法

基礎知識とホームページの仕組みをおさえたところで、さっそくホームページを作成する方法を解説します。

作成方法を選ぶ前に目的を明確化

実際にホームページを作成する前に、まずは目的を明確にしましょう。目的を決めずに作ってしまうと、訪問者に適切な情報を提供できず、集客や成果に繋がりません。

目的を設定する際は、ホームページを見たユーザーにどのような行動を起こして欲しいのかをイメージすることが大切です。単に、「ホームページをオシャレにしたい」といった大まかな目的ではなく、「資料請求をしてもらうために、ユーザーに見やすく洗練されたデザインにする」など、具体的な目的を設定し、その目的を達成するために必要な情報をホームページに掲載すべきです。

4つの作成方法

ホームページの作成方法は、ホームページ作成ツール、ホームページ作成ソフト、CMSツール、HTML・CSSの4種類あります。目的に合った方法を選択できるように、以下の詳細を参考にしてください。

誰でも簡単に制作できる「ホームページ作成ツール」

ホームページ作成ツールは、ホームページをサーバー上で作成できるツールで、ホームページ作成ツールには、以下のような特徴があります。

  • 初心者向け
  • サーバー・ドメインがセットで提供(販売)されている
  • 初期費用無料で作れる

ホームページ作成ツールには、ホームページに必要なHTMLやCSSを組み込んだテンプレートが用意されています。そのため、専門知識が不要で初心者でも簡単に作れます。

また、ツールと一緒にサーバー・ドメインがセットで提供されているため、サーバーとドメインを自分で用意する必要がありません。

さらに、多くのホームページ作成ツールは無料でページ作成ができ、機能の追加やデザインの変更の際に料金が必要というシステムをとっています。そのため、ホームページ作成ツールは基本無料でホームページを作成できます。

代表的なホームページ作成ツールは、ペライチです。ペライチは、専門知識が一切不要で、誰でも簡単にホームページを作成できます。作り方は、飲食店やサロンなど、ホームページのテーマに合わせたテンプレートを選び、指定の場所にテキストや写真を掲載するだけです。HTMLやCSSなどは一切使用せず、自由にホームページを編集・公開できます。

ペライチ

素材が豊富な「ホームページ作成ソフト」

ホームページ作成ソフトは、ソフトを購入し、ローカル環境で使用するツールです。ホームページ作成ソフトには、以下のような特徴があります。

  • 写真やデザインなどの素材が多い
  • サーバーが必要
  • ソフトを購入する必要がある

ホームページ作成ソフトは、素材が多く、デザインの幅が広がることが特徴です。一方で、ソフトにはサーバーは付属していないため、自分で用意する必要があります。また、ソフトを購入して作成するため、最新バージョンが登場した場合は買い直す必要があります。

自由度が高い「CMSツール」

CMSは、ホームページ作成ツールと同様にホームページをサーバー上で作成できるツールです。CMSには、以下のような特徴があります。

  • デザインや構成など自由にカスタマイズできる
  • サーバー・ドメインを自分で用意する必要がある

CMSは、ホームページ作成ツールのようにテンプレートが用意されているため、専門知識不要で作成できます。また、HTMLやCSSの機能も備わっているため、ホームページの構成からデザインまで1から作り上げることも可能です。

一方、サーバーやドメインはセットではないため、自分で用意する必要があります。

完全カスタマイズの「HTML・CSS」

HTMLやCSSはホームページを構成するマークアップ言語で、全てのホームページにはHTMLやCSSが組まれています。HTML・CSSには以下のような特徴があります。

  • 自分で1から作り上げられる
  • 専門知識が必要

HTMLやCSSを習得すれば、完全オリジナルのホームページを作成することができます。一方、HTML・CSSはプログラミングの知識が必要であり、初心者では時間がかかってしまいます。

ホームページ作成の手順

ここからは、ホームページの作り方の手順を解説します。ホームページは以下の流れで作成します。

  1. サーバー・ドメインを取得する
  2. 開発環境を整える
  3. HTMLファイルを作成する
  4. タグを使用して文書を作成する
  5. アップロードする

なお、ホームページ作成ツールはサーバー・ドメインの用意が不要など、作成方法によって手順は異なります。

サーバー・ドメインを取得する

まずは、サーバーとドメインを取得しましょう。サーバーの取得方法は、自社(自分)専用のサーバーを取得する方法とサーバー管理会社からレンタルする方法の2通りあります。個人でホームページを自作する人のほとんどはサーバーをレンタルするのが一般的です。レンタルサーバーは、サーバー管理会社から月額でレンタルし、サーバーの種類によって料金が変動しますが、月額約1,000円前後が平均です。

ドメインは、ドメイン管理会社から好きなドメインを年単位で契約します。お名前.comやバリュードメインなど、ドメインを販売している会社でドメインを選び、購入します。「.com」「.jp」など人気あるドメインは1,000円程度になりますが、あまり知られていないドメインは50円程度で取得できます。

ただし、ホームページ作成ツールやCMSを利用する場合、サーバー・ドメインを取得する必要がない場合があります。ホームページ作成ツールやCMSを検討している方は、利用するサービス会社がサーバー・ドメインを用意してくれるか確認しておきましょう。

開発環境を整える

次に、開発環境を整えます。ホームページを作成・表示するためには、ブラウザとテキストエディタが必要です。ブラウザとは、ホームページを表示するためのソフトウェアで、最も一般的なWebブラウザはGoogle Chromeです。Google Chromeの公式サイトにアクセスし、ソフトウェアをダウンロードしましょう。

テキストエディタとは、HTMLやCSSを書くためのツールです。テキストエディタにはさまざまな種類があり、それぞれデザインや機能が異なります。よく利用されているテキストエディタは、Atom、Visual Studio Code、CotEditorなどです。それぞれ無料でダウンロードできます。

なお、ホームページ作成ツール、CMS、ホームページ作成ソフトを使う方は、HTML・CSSの編集が不要なためテキストエディタは必要ありません。

HTMLファイルを作成する

開発環境を整えたら、HTMLファイルを作成します。テキストエディタをHTMLファイルに保存することで、WebページにHTMLやCSSのテキストの指示が反映されます。拡張子が「.html」のファイルを作成しましょう。

タグを使用して文書を作成する

ここまでは作成の環境を整えていきました。完了したら、実際に用意したテキストエディタにHTMLやCSSを入力します。HTMLやCSSは、タグと呼ばれるテキストを使います。タグの種類は多岐にわたりますが、その中でもよく使われるタグは以下の種類です。

タグ 意味
<HTML> HTMLの文書であることを宣言
<!DOCTYPE> ドキュメントタイプを宣言
<title> タイトル
<h1> 見出し
<strong> 太文字
<blockquote> 引用
<img> 画像の貼り付け
<table> 表を作成

アップロードする

最後に、タグが書かれたHTMLファイルをサーバーにアップロードします。サーバーにアップロードすることでインターネットにホームページが表示されます。サーバーをアップロードするときは、FTPソフトなどを使いましょう。FTPとは、パソコンとサーバーがファイルを送受信するための通信方法で、アップロードやダウンロードが素早く行われるため、ホームページ作成もスムーズに行うことができます。

ホームページ作成を学ぶためには

ここまで、ホームページを作成方法をご紹介しましたが、ホームページ作成では学ぶべきことがまだまだあります。たとえば、かっこいい、おしゃれなデザインに仕上げたいのであれば、Webデザインを学習する必要があります。ここからは、ホームページの作成について学べる講座や本をご紹介します。

ホームページ作成講座を受講する

ホームページの作成方法は、セミナーやWeb講座で学べます。たとえば、ホームページ作成ツールのJimdoは、Jimdocafeと呼ばれる講座を全国で開催しています。初心者から上級者向けの講座まで幅広く揃っており、料金は90分あたり約5,000円程度です。

忙しくてセミナーに行く時間がないという方は、INTERNET ACADEMYがおすすめです。INTERNET ACADEMYは、ホームページ作成からWebデザイン、Webマーケティングを学べるインターネットスクールです。講座は、ライブ授業、マンツーマン授業、オンデマンド授業の3種類から選べます。

JimdoCafe
INTERNET ACADEMY

以下の記事では、そのほかのホームページ作成セミナーやWeb講座をご紹介しているので、ぜひ一度ご確認ください。

ホームページ作成におすすめの講座・セミナー6選。初心者が学ぶのに最適な講座とは

本で学ぶ

わざわざセミナーに足を運ばなくても、本から学ぶことも有益です。ここでは、ホームページを初めて作成するという方におすすめの本をご紹介します。

目的に応じた方法でホームページ制作を進めましょう

ホームページ作成の入門的な方法を解説しました。ツールやCMSが数多く登場したことにより、簡単にホームページを作成できるようになりました。ただし、どれだけ簡単になってもサーバーやドメインなど、必要最低限の知識は知っておく必要があります。ホームページ作成を検討している方は、必要最低限の知識とホームページの仕組みについて学び、スムーズにホームページを作成していきましょう。また、「自分なりにカスタマイズしたい」「もっとデザインにこだわりたい」という方は、セミナーや本でスキルを学ぶことをおすすめします。

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