ここまでお読みくださりありがとうございます。
私は過去に、容姿が原因でいじめられ、人の輪に入っていけないことで、いつも疎外感を感じていました。
当然自信もなく、人と何を話したら良いかわからない。
人が何を言っているのかもわからない。
こちらの言っていることが、通じない。
周りに人がいて、会話のようなことをしていても、それは私にとって、コミニュケーションと言えるものではありませんでした。
両親にはメイク道具を買うことも禁止されていたので、
初めてメイク道具を買った時には、大きすぎる罪悪感に押しつぶされそうだったことを覚えています。
毎日両親に小言を言われながらもコソコソ何時間もメイクの研究をして、メイクをして出かけるようになった高校生の頃。
驚いたのは、その日の顔によって、人とのコミニュケーションに違いが出ると気づいたことでした。
最初は、ただきれいになりたい。バカにしてきた奴らを見返してやるー!!という思いで始めたメイクの研究でしたが、
気がつけば、私にとってメイクは、言葉では伝わらない気持ちを、
大切な人に伝えるツールとなっていました。
そこから約18年、人の無意識や想いとメイクの関係、
メイクの仕方によって起こる現象などを、
自分自身、電車で見かけた人、この仕事を始めてからはクライアント様などを観察、実験、実証を重ね、メイクの真実を追求し続けています。
その経験の全てを、このメイクメソッドに詰め込んでいます。