Spiroterolは、気管支拡張薬です。日本国内で承認されているスピロペント錠と同一有効成分であるクレンブテロール塩酸塩を含有しています。
Spiroterolは、気管支を拡げて呼吸を楽にする薬です。
Spiroterolに含有されている有効成分のクレンブテロール塩酸塩は、気管の平滑筋に存在する特定部位を刺激することで、気管支を取り巻く筋肉の緊張をゆるめ、気管支を拡げて呼吸を楽にします。
クレンブテロール塩酸塩は、第三世代のβ刺激薬に分類され、作用時間が8~10時間と長いのが特徴です。
◆効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
下記疾患に伴う尿失禁
腹圧性尿失禁
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
◆用法
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
■気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。
頓用として、通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
下記疾患に伴う尿失禁
■腹圧性尿失禁
通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20mcg(0.5錠)を1日2回、朝及び夕に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、60mcg(1.5錠)/日を上限とする。