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ぜんざぶ米

田んぼが好き
自分で食べる
それだけ

田んぼ

背景
経歴
栽培について
なぜ「生業」としないのか?
機械について
田んぼと環境
令和元年
はじめての田んぼ
自然耕塾に学ぶ
令和2年
南房総1年目
令和3年
南房総2年目
令和4年
自然耕塾2回目
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令和5年
里美に出会う
令和6年
本当のはじまり
令和7年
山水一番。
令和8年
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令和9年
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作成理由
同じことを色んな人に聞かれるので「ホームページを見てください」と言うためです。
タイムリーかつ直接的な発信はフェイスブック「丸山善三郎」大黒様の木彫りのヤツです。友達申請は田んぼの人のみ承諾します。

はじめにやったこと 
よくある話ですが「もし自由に仕事が選べたら」と考えて水稲栽培関係の書籍を何万円分か購入して何となく読み、「岩澤信夫」に出会う。3~4年モヤモヤしてから通える距離にお弟子さんにあたる上原農園さんがあり「田んぼ」がはじまりました。


経歴 自己紹介
団塊ジュニアの男性・埼玉県草加市生まれ商店街の米屋の次男、実家は様々な商いを家業とする。新潟ルーツの4代目。趣味はバイク。草加の小学校を卒業後、中学高校大学と都内に通う。現在51歳仕事はいろいろな仕事を複数やっています。フリーランスというのか自営業のおじさんです。
日本、日本人、日本語、日本文化、暦、単位などあらゆるものに稲・米が関わっています。そのすべての象徴として米作りに携わりたいと考えました。
栽培について
冬季湛水不耕起移植栽培とは田んぼに冬に水を張り陸生雑草を抑制しつつイトミミズの糞を積層させてトロトロ層と呼ばれる表面の柔らかい層を作る。通常の慣行農法のように田起こしはせず、その下の硬い地面に成苗の根の部分を田植えして大きくたくましい稲を育てる農法と理解しています。自分では普通の種もみを塩水選、浸種、芽だし、プール育苗、手植え、手刈り、ハザがけ、脱穀、籾摺りで行こうと考えています。面積は手作業では不可能な広さなので機械の導入を検討中です。
田んぼについて
標高250m。山の斜面にある杉林に囲まれた西向きの造成された田んぼ8反約2400坪。水は農業用水、山水の2系統。詳細不明ながら暗渠あり。最上部1番から7番までが一列、8,9,10番は6番7番の北側の山に向かい3枚が連なる、つまり3枚は南に向いて下る3段の田んぼ。農業用水使用。
10年以上の耕作放棄地、木は生えておらず、2mの葦と蔓系の雑草伸び放題から着手。水路からの水が浸入しており深いところはひざ下まで沈むヌカ田部分が全体の5分の1くらいある。長期の放棄地のため畔はほとんど形跡のみ、排水路、取水路もやり直し。
何故 生業としないのか?
第一に自分は現在農業以外の仕事をしています。
第二にお米は主食なので重厚に管理保護されており、価格が硬直化した市場で利益追求する生産者が儲かる仕組みになっていません。
以上の理由で趣味で水稲栽培をしています、よって農業を対象とした補助は積極的に使うべきではないと考えています。身の丈を考え、近隣の皆様にご迷惑をおかけしないようにルールとマナーを守り共同作業には参加します。生産と呼べるレベルに自分の技術が到達し市場に受け入れられる様になったら検討します。追記、遅ればせながら根本的な要因「持病により激しい運動ができない」つい忘れてしまいます。
機械について
自分は機械が好きです。機能、性能、種別などこだわりたいですが、生産性が低いためコストがかけられず安価な入手しやすい、もしくは作業に必要なもののみ最低限度の装備で取り組む考えです。
田んぼと環境
ここが一番の要です。苗を土に植えて水を張り太陽の光で育ちます。その実りを頂き自分の身体ができる。つまり自然環境と自分は一体です。大事でないはずはありません。ゴミを捨てる、自然に分解されない石油由来のものをなるべく持ち込みたくありません。しかしガソリンがなければ刈払い機(草刈り機)は動きません、電気がなければ籾摺りも出来ません。自然とは環境とは循環とは、すべてが哲学的に追及され宇宙的に調和の取れた世界を自分で作ります。その象徴が「ぜんざぶ米」です。

1年目 上原農園にて自然耕塾に入る

1年目の内容
上原農園を選んだ理由は「岩澤信夫」氏の唱える栽培方法が学校として運営されており(当時)素人でもOK、しかも通える距離、その系統の栽培会の会長さん直々のご指導が受けられると好条件で飛びつきました。
上原会長は真面目で優しい人物。代々の農家さんで親の代から無農薬をやっている、ご本人は元兼業農家、引退後専業農家となる。機械や倉庫が清潔、整理整頓され理想的な農業設備の環境。猫やガチョウがいて倉庫、作業場、田んぼ、畑。そうそうコレコレという感じの農家さんです。当然いただくものは作ったもの、コレもいままで多少は経験がありましたが、普通に「作ったものを食べる」感覚はここで初めて経験しました。
講座の内容は、「種もみ」から「商品」として箱詰め、お客様へ発送までのプログラムです。農家さんが「不耕起栽培」で「農業経営」する目的。自分は田んぼに関わることが初めてなので言葉や単位から、講座内容はプロ農家用なので感覚的に不明な点は繰り返し学習して作業は真剣に取り組んだ。初めて自分で作ったお米を食べた喜びは大きく、食べたいから「作りたい」に変化。人により美味しいとは感覚なので「コレが美味しい」などの決まりは無く、人から「美味しい?」と聞かれると「普通」と答えていた。「自分で作って自分で食べる」ことの方が喜びが大きいのだ。お金さえあれば美味しいのは東京の一流料亭で厳選された食材を一流の料理人さんが出してくれるものをいつでも食べることができる。「自分で作って自分で食べる」のは自分で作らないとできない。自分の価値観を大事にしたい。

令和元年の記録

作業はじまる
温度、数量、時間など目的により基準があり効率よく作業がすすむ
おー出た出た
単純にうれしい。座学と実習が一致している証明になる。
家でも
稲の成長を毎日観察してくなり余った苗を自宅に持ち帰る
慣行農法との差
うまくいくと稲そのものがたくましく大きく育つので稲穂にもこのくらいの差が出来る。
様々な品種
品種もいろいろ、観賞用まである
初めての収穫
初めての収穫、勉強したので分かってはいるけどこの喜びが本当に嬉しい。
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二年目 南房総にて50noenに学ぶ

2年目 南房総にて 50noen
1年目の上原農園さんでの講座の中で「同じようなことをやっている人がいる」と五十嵐武士氏(タケシ先生)のお話を聞く。田んぼは農家の人がやっている、当たり前。一方タケシ先生は港区生まれ港区育ち、理系の大卒で水関係のお仕事→環境→田んぼになった人。栽培会の中では「除草」を完全にクリアした人でウワサになっていた。知らない人には分からないが「除草」は土に関わる人ならその手間と苦労は身に染みて分かる。田舎のおばあちゃんが腰が曲がっているのはずーっと下を向いて草取りをしているからだとも聞く。そのくらい「除草」は大変なのだ。ましてやヌチャヌチャの田んぼの中で稲株の間の「除草」は大変な手間だ。普通は「除草剤」を時々に合わせて撒きながら稲を育てる。「除草剤」を使い稲を育てるのだ。初めて知った時は衝撃を受けた。でも手間を知ると「自分も撒くと思う」理由は「除草は手間がかかり難しい」からだ。タケシ先生はそれを「突破」した。除草剤も撒かず草取りもしないと言う本当なのか?確かめに現地へ、間違いない、一本も無い。しかもまったく田んぼに入らないという、「拾い草」も無し。毎年確実にだ。すぐ申し込み2年目がはじまる。
「岩澤信夫」の理論を体現したことになる、栽培会の中では「再現性がない」「あの田んぼは特別だ」などとありがちな態度で否定する意見もある。自分は眼前の事実を信じる。タケシ先生の講座は座学と実習、座学はタケシメソッドがふんだんに盛り込まれて面白い、こちらがどこまで吸収できるか見ながらご説明いただける印象。上原さんと同じ師匠なだけに装備や段取りなど詳細に違いはあるが流れは同じ、所々独自の考えやチャレンジが加わる。現場の田んぼは1500坪位あるか山水の流れ込む昔ながらの棚田。特徴はしっかり完成した「トロトロ層」イトミミズの糞が積層したグレーの泥。自分の感覚では「ドブの臭い」の泥。まさかあの「ドブの臭い」がヒントとは衝撃。今は下水が整備されドブの臭いはあまり感じないが小学生のころ整備の進んでない地域は土の土手のごみだらけの昭和のドブがあった。あの臭いがイトミミズだったとはナウシカ的蟲の役割を感じてしまった。その「トロトロ層」が栄養になり、雑草の発芽を停止させる。除草剤無し、無農薬、化学肥料無しで稲が実る。イトミミズを増やすことが大事なのだ。

令和2年の記録①

雑草無し
現場初見
この通り
ここから
当たり前だが田んぼが無いと田植えは出来ない。きれいに作るために丁寧に手間をかけて整える。
藁切、ヌカ播き
田んぼに何か人間が入れるのは水以外この時のこれだけ。余分を作らない。調和。
奴らは知っている
水を入れればこの通り。待ってましたと言わんばかり様々な生き物が現れる。
田植え
慣行栽培より大きな「成苗」を手で植える。病気、虫に強い状態で田んぼへ。不耕起なので硬い地面に道具で穴を開けて苗の根を押し込み最後に軽く指で表面を固めるのがコツ
田植え完了
見ての通り
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令和2年の記録②

浮草
田んぼによりいろいろあるけどびっしり浮草が出ることがよくある。栄養のバランスである種がドバっとでて栄養を消費。結果調和が生まれる。
スクスク育つ
田植え後は基本、水管理と畔管理のみ
ストロングさん
もりもりのストロングさんに育つ。
稲穂はこんな
ブリんブリんになる。
乾かす
この乾燥が翌年の抑草につながっている。タケシメソッド。
無事に
採れました。月に二回くらいの実習なので「習う」感じで自分でやってる感じではない。楽しいし充実しているがこの時でも満足感はたっぷり。
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番外編

探索のひとつ
たくさん見た中でもっとも不思議な調査。明らかに自然ではない作りに妄想がふくらむ。城跡か遺跡か戦争遺跡か?
山の中腹に池
沢などの入口、出口も無い。水量はそこそこ、水がきれい。景色に溶け込んだ不自然な池。ここがどうもひっかかった。

なぞの答え
なんやかんやでいつもの突撃(笑)持ち主さん曰くトンネルがあるとのこと!幕末の頃、山の向こうから水を引くための「二五穴」横二尺、縦五尺の幅からこう呼ばれる房総半島に多くある水路。詳しくは分からないから調べてくださいとなる。真っ暗な狭い中へ潜る。写真のような世界をひたすら進む。水路としては生きていた事を確認。
取水口
ノミと金づちでこの精度。ぴたりと水は止まっている。山の向こう側の出口と入口から掘り進み真ん中で合わせる掘削方法。でもどうやって真っ暗な山の地中で距離500m高低差5mのトンネルを入口と出口から掘って合わせるんだ?方角や高低差は精密さが必要。ろうそくやたいまつの明かりでつるはしなどで手堀り。信じられない事実。

全体図
勢いよくトンネルに入ったものの超怖い。もうやらない。江戸末期に金が取れなくなって金鉱堀りが全国に散らばり砂岩が隆起してできた房総半島では農業用水が掘りやすくたくさんあるとのこと。トンネルの合わせ部分の誤差は縦5㎝、横で10㎝くらいのもの、非常に驚いた。他にいまも現役の「二五穴」は多く見られる。
マイダム!
だいたい2000坪くらいの田んぼのためだけの持ち主さんのダム。トンネルと合わせて立派な農業設備ですぐ使える。およそ10万坪の山に降る雨をあつめるダム。うらやましい。古民家も良かった。いかに田んぼや水、家、日当たり、風が大事なことか本当にありがたい。
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3年目 同じく南房総にて

3年目 同じく南房総にて
まだこの頃は自信も田んぼも見つからず手法を学びたい、身に着けたい思いから継続して2年目の南房総となる。地域に慣れ、パターンも出来てきた。田んぼと並行になってしまったが仕事上の新事業も同時スタートなので3年目少し安定感も出てきたと考えている。やることは同じ、気づき学びが続く。昔からやっていた理想の環境=田んぼ探しもどんどん進み関東一円のみならず秋田、新潟、長野も結構探した。探索方法もネット上のリサーチから現地調査、地元の栽培農家の人に聞きこんだりするようになる。ほとんどどこでも扱いは同じで地域の問題、業界の問題は同じもので新参者がやってはいけない事、口にしてはいけない事も知ることになる。後でとても役にたった。なにより仕事が安定した事が大きい精神的にも充実。将来のことを考えるようになる。

令和3年の記録

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4年目 再び上原農園へ

4年目 ふたたび上原農園へ
一通り自信もできたが田んぼは持ってない。田んぼと切れてはならないと考え栽培会の中では前例の無い二回目の入塾。ここでパワフルなお二人と同席することになりまた幅が広がる。田んぼを本気でやっている人は魅力的な人が多い。二回目の上原農園は相当楽しめた。農家の楽しみをたっぷり味わった。好奇心は加速していく、リスク、コストも乗り越える覚悟ができていく。この年は栃木県鹿沼市に600坪の1枚田んぼを借りる。家から電車で通えるし、山水一番、日当たりもよい。放棄地を草刈り、結構な量の木も生えていたので鋸でカット、バチヅルという凶悪なつるはしで伐根。排除した木や草、笹の総量は軽トラ4台分くらいに山積みの量。ここで草刈り(開拓?)の自信がついたかも。取水は沢に石を積んでマイダムを作りポリパイプを使って取水。水を張ることに成功。と思ったが冬季に凍結、水量が不足し冬季湛水なのに水が張れないことが分かりここまでやったのに撤収の大失敗。でも超楽しかったし何より自信がついた。トラクターもがっちり乗れたのは良かった。水の浸透も体感で経験できた。栗やタケノコなどおまけも大量にいただき失敗なのに成功感がやたらとある。

チャレンジ!!

電車で田んぼ

上原農園さんで2回目の自然耕塾を受講しつつ、いつもの田んぼ探しの結果、家から電車で2時間の所に山水一番の日当たりの良い田んぼ2反(600坪)を発見!いつもの突撃営業にてあっさり了解を取り付ける。

雰囲気がよい

ドラマで見るような田舎の駅をおりてトトロに出てくるような景色を15分歩く。舞台のように突き出た高台の上に田んぼがあり沢水を引き込めば冬季湛水不耕起移植栽培ができる~と当時考えた。

舞台のような田んぼ

高台に突き出たステージのような日当たりのよい田んぼ。何年も耕作放棄され軽トラ4台分ほどの木や草を伐採、この時に取水のため80mくらいのポリパイプを購入。所有者さんのご厚意により存分にトラクターも乗れたのはいい経験だった。

道具はこれだけ

今もあまり変わらないけど道具はこのくらいしか使わない。基本「鍬」。よくこんな調子で600坪開拓したもんだ。前2年の南房総での経験と合わせて草刈りに自信がつ
いてくる。この3年後4倍の2400坪草刈りすることになるとは思っていなかった。
キャプションを追加

ここから取水は失敗

高低差1.5mで距離80mを落差の圧力のみで送水するチャレンジは失敗。ポリパイプのねじれのクセや地表の凹凸が原因。
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二回目チャレンジ

少し上流に石を積み上げダムを造り水圧を上げて送水。これはうまくいった。石の中にホースがあるのでフィルターのごみを取るのに難儀した。落ち葉も溜まりやすい。

ぽりぱいぷ

ポリパイプとは送水用のホースのこと。こんな感じ。

水田になる

栽培講座とは別で個人的に開拓、取水して水田を完成させるところまで初めてやった。木を伐採、伐根、草刈、、トラクター操作、取水、水管理などなど。ここで大分自信がついた。しかし作業環境や送水管の凍結により肝心の冬季湛水ができず断念。調査、交渉、作業、資金投下を考えると結構な失敗。いま思えばこの経験が後々よい結果につながることになる。
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5年目 里美とのご縁

5年目 里美とのご縁~折橋発~
ここで運命の女神様のご縁で常陸太田市の里見地区「折橋」でゼロから田んぼをやる機会をいただく。まるっきり平らな野原に畔を作り、水を引き、だいぶ遅く6月の田植え100坪くらいで40㎏くらい取れた。日当たりや水、温度など体感で育成の感触を味わえたのが喜び。片道2時間をいかに楽しむかと考え大好きなハーレーを購入、両方のサイドバッグにペットボトルや鎌、長靴、着替えをぶち込み早朝に出発、作業後温泉施設で渋滞が解消するまで時間調整をして夜中に帰宅しながら栽培した。最高の休日。同時に定点観測をすることで自然環境の豊かさや地域の特徴を知り里美の魅力をたくさん知るようになる。例えば虫が太っている、森の匂いが違う、山が低いのに水量が豊富など自分基準の自然指標にほとんど合致することに驚く。地域の住民の方々の理解も深いほんとうに得るものの多い1年でした。

令和5年 大きな転換だった。

今年はダメかと思ったら!

鹿沼の600坪を片付け終わったのが3月初旬、今年はダメかと思ったら。関東一円に100か所以上あった候補地の一つ阿武隈山地の南端の常陸太田市にご縁をいただき見学、ここいいですよって感じで馬の運動場で田んぼをやる。当然野原状態。別で6万坪の水稲栽培農家のお手伝いとこれまた別の田んぼ体験教室に参加しながら開墾。候補地探しもやりながら会社2つ仕事3つ、中には2億円以上のビッグプロジェクトもやりながらのフル稼働状態が続いた。移動距離や日常時間の濃密度は高まっていった。写真は馬の運動場を耕し終わった6月のもの。6月なのに水も引いてないし苗も農家さんの捨てるやつをもらった(笑)いつも楽しい!

意外にちゃんと出来た

地元の協力者さんの水管理もありちゃんと出来た(笑)40㎏ぐらいとれました。日照不足による徒長、倒伏。雑草、刈り取りの段取りなど課題が収穫。好きでやってると問題さえ嬉しい。田んぼ仲間も多くなりSNSの情報が楽しい。ただの妄想だった田んぼに確信を持つようになりだした。

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天日干し
天日干し。おいしい?とよく聞かれますが別においしくないです。肥料まかないし、石とか混じってるし。自己満なので別に気にしてない。米の品質は栽培技術が高まれば自然においしくなるはずなので気にしてない。こんなに適当に作っても普通に毎日食べて全然満足な味です。自分が思うには品種改良が進んでいるので普通のコシヒカリで十分美味しいお米です。金儲けより虫や鳥、水などの環境の方が価値がある。本当にここは素晴らしい。
見て、この水質
フクロウの森のヤマメのいる川。この水質で米つくるんだもの満足です。ここに住みたいと本当に思う。水も空気もコンビニもショッピングモールもある。海まで1時間サーフィンもできる。昭和テイストの食堂も結構あって楽しい。バイクも最高。温泉、奥久慈蕎麦、フルーツ、季節の野菜、きのこ、いのししし。十分満足。さらに人がよい。ここは大事。
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令和6年 本当のはじまり

もし自由に仕事がえらべるのなら?本当に何がやりたいのか?若いころ家業の跡継ぎの自分には出来ない選択だった。10年前に大きな気づきがあり改めてゼロから考えた。はじめは「お寿司」(笑) 仕事ではなく「自分で作りたい」と考え 米、大豆を自作、ワサビも沢で作り、魚も海で釣る、しかも木造和船を自作、釣り道具も竿、針、糸も自作、お酢も醤油も作ろうと南房総に移住することを考え始めた。いろいろ試行錯誤するうちに寿司やその素材が作れるまでには長い年月と経験が必要。完成するころにおじいちゃんになってしまう事に気が付く。であるならば、一つだけ作ろう=「米」になった。あれから約10年ついに自分の家の前で田んぼをやる時が来た。

令和6年の記録

とんとん拍子
ミラクルが連発
拠点
南鯨の家
田んぼを作る
毎度おなじみの草刈り
住環境
初めて地元以外に住む
11月
段々とペースが出来てくる。
12月
まあまあの師走。
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とんとん拍子

写真は丸々太ったトカゲ 豊かさの証拠
運命の女神様のお導きで何となく常陸太田市折橋町に初めて来ることになる。以前からネット調査の時点で理想の田んぼの条件がそろっていて地勢や道路などは頭に入っていたのでドンドン現場調査が進んでいく。自宅から150㎞離れた地に3人も共通の知り合いがいるミラクルが起こる。「○○さん一緒なんです。」「○○さん毎年会います」など、しかも近いご縁、さらにちょっと知ってる程度ではなくガッチリ自分と深い仲のご縁。いわゆる「呼ばれている」感じ。言葉では表現できない「確信」が生まれる。

拠点

拠点
栽培に携わり5年間は様々な場所で借りた田んぼでトイレも水道も無い、屋根があると大分良いくらいの環境で作業していた。今回は自分の人生の残り時間は30年から40年と考えて決断。
まず田んぼは「山水一番」「西日がたっぷり」「独立性」がキーワード。会う人にドンドン自分の話をベラベラしゃべるとまた別の女神様が「ここにありますよ」とご案内してくれた。ネット調査でチェック済みのグーグルアースで見ても良い田んぼなのだ。まさか一発でここに女神様のお導きがあるとは、しかも集落の農業委員会の方も同行、その場で決断、「ここでやります」とお伝えする。そして振り返ると何やら良さげな和風建築があるではないか~!地元の人は持ち主は知らないというので調べて突撃。ここは毎度毎度のいつものアプローチ。営業職で良かった。勢いよく拠点確保。南鯨の家と呼ぶ。

毎度おなじみの草刈り

毎度おなじみの草刈り
8反2400坪を借りた。10年以上の耕作放棄地。足で踏んだ感じはとても良い。石も少ない。イノシシも少ない。木ははじっこに少しある程度。問題点は自分の手法の場合農薬を使わない代わりに生き物の種類を多くして調和させ丈夫な稲を育てる。生き物は田んぼの外から中に入って来る。造成された田んぼなので周囲を側溝で囲まれて生き物の移動には障害となる。いずれフタをするつもり。管理が課題。理想のイメージはサンショウウオが森から田んぼに来ることが出来る「エコトーン」と呼ばれる部分をいかに上手に作るかがポイントになると考えている。必然と森も大事。生物指標を確認しながら周囲もお手入れしたい。
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令和6年9月14日

まるっきり「野原」か「原野」だった放棄地、5番6番の草刈り終了。4番に取組んでいるが450坪ありあとのべ二日かかる予定。焦らず取り組む。4番から上はどうやら水びたしらしい。

住環境

初めて地元以外に住む
環境音、湿気、風、においなど全く違う環境は初めて。3か月くらいしてやっと「自分の家感」が出てきた。虫やかえるの鳴き声が自然の音に溶け込む。一番の特徴は昼と夜の寒暖差がはげしい。水が豊富な反面、湿気がすごい。植物の育ちがいい。虫が多いのもなっとく。この環境に合う生活を作る。

10月20日

水が豊富なため地中から染み出して田んぼが乾かない。田んぼは取水、排水が自由に早く出来ることが理想。かつて存在したであろう排水用の溝を掘りなおす。手作業60mを6本。草の根がスポンジ状に地面を覆いスコップやツルハシが入らない所はノコギリで切り取る。見た目は地面をノコギリで切っているためおかしな光景になるけどそれしか方法は無い。年間を通して水のある場所には生き物がたくさんいた。除草剤の影響は比較的少ないようだ。寒暖差が激しく温度変化に慣れなていない為、服の選択を間違って暑いやら寒いやらのため結局、夏仕様。そろそろ長袖かといったところ。

R6・10月の写真

やっぱりいた
いるんだろうなと思っていた。数は少ない。どこかにたまり場があるはず。
これは大事
カワニナという蛍の幼虫が食べる貝。これを増やして蛍を増やしたい。今後の課題。
コオイムシ
タガメかと思って調べたらコオイムシ。これは数が多かった。多いということはエサがある。期待大。
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R6・11月

L字型の出っ張り部分にあたる8番9番10番の草刈りを初めて手掛ける周囲の杉林が近く日当たりはよくない。水は農業用水が別ルートである、冬季使用不能なため冬季湛水はできない。養蜂家の箱が4っつあった。持ち主さんは亡くなったのでどうするのか聞きにいかねば。右の写真はC50カブを持ち込む。当初近所の移動は自転車でと思ったが使用頻度が低く、カブに交代。効果は絶大、田んぼまで50mの距離を今まで歩いていた。忘れ物、トイレ、道具を取りにいく、片付ける等々50mの往復の回数が増大、作業量も増大。化石燃料や機械のありがたみを知る。

R6・12月

庭木の手入れ

チェーンソーが初めて実働。危険な機械なので注意。整備や給油頻度が高いデリケートな機械。特に木と接触するチェーンの刃の消耗、研磨、給油、張りの調整はコツがいる。プロの使う大型のものにしないで正解。2ストの特性もバイクで知ってたので早く馴染めた。機械は大切に。

やる気。

やる気出してる人もいる。

R6・12月

お客様も来る

お客様も時々来る。農家でよくある玄関の土間スペースがないため庭先のコレを使う。素人施工で見た目も良くないし傾いてるけど壊さないで良かった。何気に使用頻度は高い。

稲架置き

「はざおき」と読む。稲の収穫後、天日干しにするハザ掛けの資材を保管する置き場。10年以上放置されジャングル化していたものを復活。中の資材も3分の2は使用可能でほっとする。自分が作る米の量からすると十分な量と思われる。

見出し

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R6・12月全体
いまはこんな感じ。ただの野原。実はこれでも大分よくなった。
稲架掛けの竹
ハザがけの竹を和田さんにもらう。ツヤツヤすべすべして竹のいいにおい。火であぶり油を抜く。
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油抜き

火で炙る。
ジュワっと油がツブツブして浮き上がったらすぐウエスでふき取る。この繰り返し。のんびりしてると爆発する。竹の節と節のあいだに水がたまっているのがあり熱で膨張して爆発する。すごい迫力で竹は真っ二つ。使用不能になる。節を長い槍のようなドリルでくり抜くとよいがそんな道具は無い。
仕上がり様々
爆発しないように慎重に、焚火の炎を均一にやると手間がかかる。一本3時間くらい。めんどくさいのでやーめーた。痛んだら新しいのと交換すればよい、近隣にいくらでもある。
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R7・1月

凍結
やはり凍る。お昼すぎの写真。ここも含めて排水、取水を管理していきたい。
竹の変化
稲架置き(はざおき)に置いといただけで自然に乾燥してこんな色になった。炙るのはジュワっと油が出ればそれでいいのだ。経験だね。色はそんなに気にしなくていいんだ。
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取水

堰(ダムみたいに使う)
木を切って穴を開けただけ。ビニールはというと、、、
板の下の隙間
この隙間を埋める。40ミリのゴムパイプとビニールが水流にもっていかれないようにチェーンをおもりにして使用。
出た出た!
超テキトーなのに一発で出た。数時間ほっといたけどいいかげんな金網フィルターも全然平気。このまま使いながら改良していく。
よく見る。
はじめての土地で一人でゼロからやるので60坪くらいでやることにした。まずは観察。よく見る。
水量十分
雨はあまり降ってないのにこの水量。ありがたい。
表面をうすく削る(はつる)
十年以上の放棄地。不耕起栽培とはいってもこのままでは水平でないし、草の根のかたまり(とくにススキ)が島のようになって使えないので表面をはつる。3時間やってこのくらい。
トラクター
腰も痛くなりトラクターカモン!あっという間の小一時間ほどで終了。
ヌカ撒き
この時期の大事な作業、ヌカ撒き。イトミミズのエサになる。今回20㎏、倍くらい撒きたい。次回はワラを裁断して撒く。経験ではヌカさえたっぷり入れとけば何とかなる。
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入水量を調整

笑っちゃうくらい原始的だけどテキトーな石で仕切りを作り田んぼに入る水を調整。余計な分は排水路に流す。なぜか一回目で絶妙な量が調整できた。次回が楽しみ。

いのししし

2tトラック一台分以上はほじくり返された。2月は食べ物が無いらしく何を食べたのかものすごいホジクリぶり。一人、鍬とスコップで埋めなおし。農業用水路も埋め立てられているので復旧。獣害は大きな課題。

浸種と催芽

ネット購入したコシヒカリともち米の種籾を塩水選後、水に漬ける(浸種)。1週間から20日くらい(温度、設備、栽培法による)写真は浸種後の催芽(芽出しのこと)30℃を保ち一斉に発芽させる。成長段階のタイミングを合わせるのはその後の収穫まですべてを均一にして作業効率と品質を保持させるため。田んぼが四角いこと、まっすぐ稲株が並ぶこと、同時に成長させ全てをそろえること。日本人の横並び志向の原点はここにあると考えている。メリットは異常を察知しやすい。例年との比較がしやすい。まとまる事で気象や害虫、病気の対策も均一にできる。

催芽

お米の胚芽のところがぷっくりしたら終わり。熱を抜くために水洗いして冷ましたりする。今回は無し。購入時は乾燥した無表情で物質的な種籾が瑞々しく生命的になる。

播種

黒いプラスチックのケースは「苗箱」という。大体30㎝×60㎝昔のカイコの棚のサイズと聞くタブンシランケド。田植え機や催芽機も機械はこの苗箱のサイズになっている。単位も苗箱〇〇箱で大体分かる。種を蒔く量や床土(とこつち)覆土(ふくど)などノウハウは人によって違う。自分は素人手作業なので適当に食べられればよい程度。土は園芸用の土25㎏と少しで苗箱10枚。プロはミニ温室のような催芽機で温めながら蒸気を当てる。自分は電気アンカの上に苗箱10枚を積み重ねてブルーシートで包んだ。外気が寒いので夜間10℃のギリギリ。徒手空拳の戦いは続く。

夢が叶ってる?

田んぼをやりたくてどうしようもなかった10年前。近所に田んぼは無いし、職場は事務所の中。田んぼは遠くの親戚がやってるくらいの縁遠い存在だった。行動したのは7年前、3年もモヤモヤしてたことになる。そこから趣味としては結構な力を入れて取り組んで来た。昨年拠点を構えてから放棄地の田んぼを作り直すいつものパターン。現在自分一人で種籾から育てている。そこで気が付いちゃった「夢叶ってるんじゃネ?」ここ最近、体調が悪いのかと思ってたけど、ゴールのテープ切ったのに気が付いって無かっただけだった。「ハーレーと田んぼ」いつの間にか両方出来てる。完全に一人でやってる。自分の中から湧き上がる膨大なエネルギーを感じないので体調不良かと思ってた。ずーっとやりたかった夢のゴールしちゃってただけなのね、気が付かなかった。田んぼやりたいだけで農業じゃないし商売でも無い。田んぼやった結果お茶碗に御飯があるだけ。自然の中に自分が存在した結果の御飯。表現を変えるなら大きな盆栽?大きな家庭菜園?大きな植木鉢?そんな感じ。だから収穫量、利益、手間、農法はあんまりコダワリは無くて自然な感じで実ればそれで良い。カエルとかトンボが大事。完全な自己満。満足、納得、達成感はたっぷり。幸せだ。草舟曰く「未完でよい」「体当たりしてボロボロになる」墨子薄葬と同じ。なるほど納得。
そんでもってお次は何かね?(笑)

あるものでチャレンジ

ほどよく温めるにはどうしたものか?こんな形にしてブルーシートで包む。温度の低い所は芽は出なかった。

緑化

本当はビッチリ芽が出るのが理想。温度の低い所は出なかった。芽が出たものはどんどん育つので次の工程へ。すこしずつ太陽に当てて緑にしていく。

ベランダで

ビニールハウスで育てるもんなんだが自宅のベランダで。水やりと光と温度管理が大変。仕事場の実家と自宅徒歩15分くらいを往復。デスクに戻っても気になって仕方ない。

アカガエルの卵が入った。これは嬉しい。
生き物に認めてもらったって事だ。木を伐り草刈りしてトラクターで耕して、沢から水を引いて10年以上放棄された田んぼが少しずつ甦る。

イノシシシフェンス

はじめはイノシシが少ないと思っていたが山にエサが無い冬は毎日来る。去年も同じ並びの田んぼが被害にあっている。できることはフェンスか電柵。2日かけて設置。自宅で作った苗をボチョン。山の水は冷たいので甘やかして育てたヤツがどこまでいけるのか。自分でゼロからやるのは初めてなので小さくやったのは大正解。いままでで一番学びが多い、コレが楽しいんだよね。

カラス

いろんな事があって、やっと田んぼまでたどり着いた苗。すぐにカラスについばまれる。食べないクセに荒らして終わり。まわりに水が無いようにみえるが泥の中にガスがたまっている状態。このままでは田植えできないし稲はちゃんと育たないらしい。

中干し

排水口を大きく取り溝を周りに掘って水をとめて乾かす。普通は一週間、本当は二週間やりたかったけど作業日程と雑草が怖くてい一週間にした。この状態では足でふむと柔らかい泥でぶくぶく泡が出てくる全部がこの状態。右下の銀色のシートは苗代を作ってみた。

苗代

これでコシヒカリ500グラムの塩水選後、催芽状態。覆土を薄くかけるのだが面倒なので柔らかい泥を塗る。水加減の要となる水面との高低差が難しい。

またやられた。

一週間ぶりにいくとシートが半分はがれている。増水でまくれたのかなと考えていた。削れた半分に種もみをさがすと一粒も無い。カラスがシートをはがし、そのあと小さな鳥が種もみをすべて食べてしまったようだ。苗代の鳥よけは必要。準備や段取りが大事なのを再認識する。肝心の田んぼは水を張ってみてガスが残ってる半分くらいを力技の人力で鍬を使ってかき回しておいた。本当はトラクターにつけたドライブハローで代掻きする工程。

手前2枚は慣行農法農協の苗、その次の2枚は自作もち米、向こう側の黄緑のは自作コシヒカリ。種籾の扱い、播種、温度、時間、自分のできる範囲でやってみたらこんなもん。学びはだいぶあった。田んぼの水面もきちんと出るようになりガス(メタン?)問題も大丈夫だろうと思われる。オタマジャクシやゲンゴロウが元気に泳いでいる。アメンボが多い。

田植え開始

タイミングはよく分からないので自分の予定で適当に始めた。何しろ泥が落ち着かずフワフワのまま底まである。理想は不耕起の道具で穴を開けて苗の根本をいれ指で土をよせて固定なのだが何しろフワフワ。フワフワの泥をなんとなく塚にしてそのテッペンに苗をおいて指で軽く押さえつけるしかできない。知識ではやわらかい泥では根が甘やかされて立派な稲にはならないらしい、どんなもんかね。一箱1時間で3時間やった。来週は2日かけて9箱。中腰でかがみ続けるためにハムストリングスがめちゃくちゃ筋肉痛。そもそも現時点で結構なムキムキ100㎏おじさんになっている。

なんじゃこりゃ?

催芽して苗代に蒔いたコシヒカリ。2万円もしたシートをかけて二週間。想像では緑の苗がびっしりしてるのを想像してシートを外すとなんじゃこりゃ?覆土が固すぎたようで土の無いところがよいようだ。覆土は薄く均等にするのはこのためかも。とりあえず緑色になってるしシートは掛けずにこのまま放っておくことにした。

田植え終わりました。

やれやれ終わりました。改善点多数。広さ、苗、機械、時期、圃場整備などなど。ゼロから自分でやることで要否がはっきり分かる。田植え機やトラクターは歩行型、バインダーと循環型精米機がやっぱり欲しい。コストの問題は大きいが効果も大きいはず。今回も手作業で分かることがある、同じように機械作業で分かることがあるはず。田んぼが趣味はお金がかかる。食べるならスーパーでお米を買った方がいいです。自分の場合は実らなくても良い、栽培そのものが面白のです。ウグイスの声を聴きながら無心の泥を撫でて一つずつ苗を植える。6時間も中腰でも身体は全然平気、むしろやりたい事がたくさん出てきて頭の中は次はこう、あれはこうじゃないか?だらけ。幸せだ。

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その他の発信

バイクが好き

写真は子供時に初めて運転したバイク。19歳で免許を取り本格的に乗り始めてずーっと好きです。不思議な乗り物。

草舟

20年以上座右の書は「酔古堂剣掃」安岡正篤の解説本でしたが大体古典ばかりだったのに、何気なく読んだこの本に衝撃を受けた。この令和の時代に存命の経営者が古典の大作者並みのスケールと深淵さで葉隠武士道論を解釈し解説。ここまで自分と思考や価値観が同じ人がいるとは考えていなかった。草舟はここから始まる。ピンと来た方は是非!

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趣味のバイク

1995 FLHTCU
FL系。これはエボリューションエンジンと呼ばれる。普通に乗れる時代のもの。これより前のモデルは覚悟が必要。戦前のものも走っている、日本車には無い文化。
1998 C50
デザインが好きで管理が楽。乗って楽しい。
能書き
転ばない、ケガをしないよう、しなやかに大らかに走りたい。整備が重要、各々の部品が機能し調和して走行できる。丁寧にシルキーな操作。今まで逆でガンガン乱暴に乗っていた。コストとリスク大。今さらですが。
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