イタリアにはなぜ世界遺産が多いのか?
イタリアは、世界遺産保有数53件という、世界ナンバーワンの世界遺産大国です。
1979年に「ヴァルカモニカの岩絵群」が国内第1号の世界遺産登録物件になって以降、毎年着実に登録件数を伸ばし、現在世界遺産になっていない暫定リストにもイタリアの物件が多くあります。
イタリアがこれだけ多くの世界遺産を持つのは、その歴史によります。
イタリア半島には古代ローマ帝国の都があり、彼らはあらゆる方法で植民地支配を展開しました。
築いた建築物だけでも圧倒的な数で、多くのものが現存しています。
同じ頃、ローマではカトリック教会が文化を開花させており、その総本山はローマ市内のバチカン市国にあります。
カトリック芸術はヨーロッパ全土に大きな影響を与えましたが、イタリアに現存する数々の聖堂や修道院は、見事なキリスト教芸術の典型です。
キリスト教世界と関連して、中世後期にはルネサンス芸術が花開きました。
ルネサンス期のフィレンツェでは多くの「天才」と呼ばれる芸術家たちが活躍し、彼らが国内外の都市を渡り歩き、そこでまた新たな芸術を生み出していきました。
さらに、イタリアには自然の景観が豊かなところ、独自の都市計画で素晴らしい町を築き上げたその遺構などがあちこちに点在しています。
これら世界遺産とともに、食、ファッション、スポーツと世界中の人たちを魅了して止まないイタリアは、海外旅行先として圧倒的人気を誇っています。
また、周辺の人気国ドイツ、スペイン、フランスと合わせた周遊プランも人気です。
フィレンツェで芸術を満喫した後、パリのセーヌ河岸を歩くという世界遺産の見どころ満載の旅も魅力的です。
添乗員付きのイタリア旅行にかかる金額は、朝食付き・燃油サーチャージ代込みで、8日間、約110,000円~180,000円が目安金額です。
(シーズンや燃油価格の変動によって、最大金額が変わる場合もあります)
東京発(羽田発・成田発)・中部国際空港発・関西発・名古屋発・福岡空港発…
など、各地の航空会社を利用した様々なツアープランが各旅行会社から提供されています。
また、利用航空会社によっては、追加運賃の支払いで、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードすることもできます。
追加料金の支払い先は航空会社ではなく旅行会社であることが多いため、ビジネスクラスを希望する場合は、念のため利用会社に連絡を行いましょう。
日本からの直行便は、成田空港に就航しているアリタリア航空の便が便利です。
アリタリア航空はイタリア国内便でも圧倒的なシェアを持ちますので、現地で国内線を自己手配する予定の方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。