私は幼児教室で講師をしています。
幼児教室というと『お勉強』のイメージが強く、敬遠される方もいると思いますが、私が勤めている教室には、「楽しい!」「大好き!」と、いつも嬉々としてレッスンにやってくる子が多いのです。
ピアノや水泳、サッカー、野球、お絵かき、バレエなど、習いごとはいろいろありますが、それらと同じように自分が純粋にやりたい!楽しい!と感じているのだと思います。
そしてそのように思って取り組んでいるので早く上達していきますし、どんどん能力は上がっていきます。
練習や課題も苦になりません。
ですが、そんな子どもたちが、いつの間にかやる気がなくなり、「わからない」「難しい」「できない」をくり返してレッスンにも身が入らなくなってくることがあります。
これは幼児教室だけに限ったことではありません。
子どもが自分で「好き!」「やりたい!」と言って始めた習い事なのに、少し経つとイヤになり、辞めたいと言い出したことはありませんか?
次から次へとやりたいことが見つかり習い始めるのですが、またすぐイヤになる。。。
お母さんたちは、その度におやつやおもちゃを交換条件に、何とか連れ出し、続けさせているようです。
「このままでは、イヤなことをすぐに投げ出す子になってしまうのでは」とお母さん方は心配になっているからです。
そんな状態がいつまで続くのでしょう?
こんな時、どうすればよいのでしょうか?