私は、小さい頃から変わった子でした。
母は、変わった子を楽しんでいたみたいですが、私は普通になりたかった・・。
でもなれなくて、苦しい時期がありました。

そこで出会ったのが歌でした。
はじめて自分の曲が素敵な作品として仕上がったのは、小６の時。いじめにあって辛い気持ちを、詩にして曲にしたものを、母がとても素敵な曲だねって言ってくれて、それを素敵な作品にしてくださる先生にデコレートして下さりました。

小さい頃から、言葉では、お友達になかなか上手に伝えることができず、いつも浮いていた私。だから、母とそして、作曲家の先生も「まおちゃんが、自分のありのままに表現していけばいいんだよ」と言ってくれました。

一時は、才能のある子と比べて、悩むこともありましたが、今は自分らしく、自分の表現のために、音楽があります。


魂から伝えたい・・そんな曲をこれからもつくり、そして自分のペースで歩んでいきたいと思います。

一つ変化があったとしたら、それは「まだ痛みがある同年代の人たちに、その痛みが和らげばいいな・・・・」と。そんな強い願いが生まれてきました。

自分のありのままの表現が、誰かの痛みに触れ、そして希望の時間になれたら、とてもうれしいです。