蜂の生態
ハチは大きく分けると単独行動をするクマバチやヒメバチと集団行動をするアシナガバチやスズメバチに分かれます。ハチ被害の大部分は集団行動をするアシナガバチやスズメバチの巣に人が近付き、ハチが巣を守ろうとして起こります。巣に攻撃したりしなければ、ほとんどのハチは襲っては来ませんが、中には攻撃性の高い種もいるので注意が必要です。ハチは基本的に雨、風を凌げる所に巣を作ります。その為、庭木の中や軒下に巣を作ることが多く、巣が出来ていることに気付かずに近付いてしまい、被害に合われるケースが多い。ハチは匂い、色、音に敏感に反応します。香水の匂いによってきたり、派手な色の服を着ていたりすると集まってきたりします。蜂の巣の近くで大きな音をたてると、いきなり襲われることもあるので気を付けましょう。ハチに襲われたときに手で払ったり、走って逃げたりすると敵だとみなされて、追いかけられる可能性があります。ハチの視界は以外と狭く、下の方が見えにくくなっています。左右に素早く動くと追いかけられてしまうので、姿勢を低くしてゆっくりと遠ざかるようにしましょう。ハチは刺す、と言うイメージを持っている人がほとんどだと思いますが、ハチが持っている毒針は産卵菅が変化したものなのでメスにしかありません。刺すのはメスだけなのです。