大都会:東京新宿から、のどかな由布市へ2017年に移住した小林さんご夫妻。
そんな小林さんの毎日の生活を切り取ったSNS投稿は大人気!美しい花々に囲まれたライフスタイルは、見る人の心をなごませてくれます。
「なぜ東京から由布市に?」
「なぜそんなにSNS投稿を?」
...次々と湧く疑問に、小林さんが答えてくれました。
― 移住を考える「きっかけ」は何でしたか?
東京にいる時から「会社をリタイアしたらどうしようか」ということは何となく考えていたんです。テレビの移住者紹介番組が二人とも好きで、よく観ながら「いつかはどこか田舎でセカンドライフを送りたいなぁ」「180度生活を変えてみよう」と思ったのがきっかけですね。その中で「移住を考える上での希望・条件」を考えてみたんです。
― どんな条件ですか?
✅ 花が大好きな妻の夢である【花に囲まれた生活】ができる処(広い敷地)
✅ 寒い処よりは暖かい処がいい。九州がいいかなぁ
✅ 子どもが小さい頃、何度か遊びに来た湯布院にとても良いイメージがあったので、できれば湯布院かその近くがいい
こんな条件でした。
― 東京から由布市に遊びに来られたことがあったんですね
そうなんです。仕事でなくプライベートの旅行だったのですが、その時、とても良い印象を持ちました。
― 嬉しいです!そこからどのように行動したのですか?
定年を迎える半年ほど前。たまたま新聞で東京有楽町に移住者向けの相談センターがあるというのを知り、そこに出向いてみました。
◎LINK◎ ふるさと回帰支援センター https://www.furusatokaiki.net/
日本各地のブースを一通りまわりましたが、「湯布院」が頭の片隅にあったこともあり、大分県ブースの担当の方にいろいろお話を聞き「もっと大分を調べてみよう」という気持ちになりました。
― 首都圏にお住まいの方は、まずは有楽町の移住相談センターに行ってみるというのもいいかもしれませんね。そこからどうされたんですか?
ネットで大分の情報、特に住まいの情報を集めていきました。そして退職の1ヶ月前に1週間ほど休みをとり、大分県内、北から南までレンタカーで物件をみてまわりました。その中で最後にみたのが今の住まいだったんです。ビビっときました。笑
― ビビっときたのが由布市だったんですね!ご縁があったんですね~。
そうですね。こういうのって「出会い」と「ひらめき」だと思います。見に来て即決してすぐに契約、その2ヶ月後に移住、とバタバタでした。でも、逆にそれが良かったのかもしれません。
―その行動力、素晴らしいです!実際に暮らしはじめていかがでしたか?
ここ由布市に移住してきて本当に良かったと実感しています。毎朝、鳥たちの鳴き声で目が覚め、庭に出て深呼吸して朝陽を浴びながら花や野菜を眺めるんです。周りも皆さんいい方ばかりで、理想としていた生活そのものですよ。
―それは小林さんのSNS投稿からもすごく伝わってきます。もともとSNSはされてたんですか?
いいえ。親戚知人もいない処に移住してきたので、少しでも友達を増やそうと越してきてすぐにFacebookやInstagramを始めました。投稿を通じて知り合った方を訪ねたり、お店に伺ったりして友達の輪が広がってきたんですよ。
―そういうSNSの使い方もあるんですね。由布市での生活で「これは困った」ということはないですか?
そうですね。どこに行くにも車が必要なことですかね。一番近いスーパーまで車で30分です。バスは一日に一往復なんです。ただ、生協に加入し毎週食品が宅配され、通販を使えば2~3日でほとんどの物(タイヤ、ストーブ、ワインなど)が届くのでそれを上手く利用しています。また、車で1時間ほどで大型ショッピングセンターや駅ビルに行かれるので、月に何度か行って映画を見たり買物を楽しんでいるんですよ。
でも買物と言えば、やはり地元の直売所がいいです。新鮮、安い、美味しい。言うことなし、ですね!
― たまに都会の風を感じつつ、今の生活を楽しんでいらっしゃいますね。これからどんな生活を展開してゆきたいですか?
妻は長年の夢だった「花に囲まれた生活」をするため毎日花を育て、由布市のターシャテューダーを目指しています。笑
◎ターシャ・テューダーとは Wikipediaリンク
私は妻のそうした様子をSNSに投稿したり、小さな畑をお借りして無農薬の野菜を育ててみたいと思います。これからもSNS投稿を通じて「田舎暮らしの良さ」を皆さんにお伝えできたらいいですね
小林さん、ありがとうございました!
■小林さんのSNSも是非ご覧ください😊