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琉球王朝時代の宮廷料理
御冠船料理全49品を再現

鄔揚華著「御冠船料理の探求~文献資料と再現作業~」発売中!

御冠船料理が生み出された歴史的背景にも迫る

御冠船料理は、琉球王朝時代に琉球国王が中国皇帝の名代である冊封使を首里城で歓待するために供された宮廷料理。
献立はあるものの調理法は不明で、食材は、今では入手不能なジュゴンの肉も入っているなど、当時の贅の限りを尽くした豪華絢爛な料理だったと考えられている。
著者は、その宮廷料理の再現作業を中国と沖縄の一流料理人の協力を得て、上海と那覇の識名園などで数度にわたって実践。
本書は、その成果を記録した貴重な料理本。再現の元となった献立に関する史料(玉里文庫本、尚家文書本)の影印版を初公開し、料理が生み出された歴史的背景にも迫っている。

鄔揚華プロフィール

う・やんふぁ 中国上海市出身。 京都大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得。冊封副使・徐葆光の研究者。徐葆光の道を歩もう会副理事長として中国と日本の文化を様々な角度から考察し、講演活動などを通して日中友好交流に貢献。2011年10月から、RBCiラジオ「揚華の琉中さんぽ」のパーソナリティー。

【主な著書】
『御冠船料理の探求~文献資料と再現作業~』(2017年11月、出版舎Mugen) 材料は分かるが、つくり方が不明の御冠船料理を、中国と沖縄の料理人を主導して再現すること5回。琉球王国がおもてなしの心で大国中国を相手に繰り広げた絢爛豪華な宴を琉球中国交流史の視点で考察した。

『徐葆光・奉使琉球詩「舶中集」詳解』(2009年6月、出版舎Mugen) 約300年前の琉球の様子が書かれた徐葆光著「海舶集」3巻中の1巻を詳細に解説した。

『海舶集』(2003年12月、中國文聯出版社) 実物がなく幻の書といわれた徐葆光の漢詩集『海舶集』を中国で発見し、翻刻した。


◆B5版/260㌻/上製本 価格4620円(本体4200円+税)2011年発行


御冠船料理初段~5段全図

初段
◇主菜:「天地合一」「四喜魚翅」「鵪鶉朝拜」「烏龍嬉珠」
◇点心:黄米糕、ケサチイナ
◇湯:「一帆風順(ツバメの巣)」
二段
◇主菜:「八仙葫芦」「出水芙蓉」「東坡鹿肉」「鶴鹿同春」
◇点心:千重糕、芋粉餅
◇湯:「魚水相歓(川子エビ、ウバ)」
三段
◇主菜:「牡丹大蝦」「人魚嬉水」「金銭亀来」「汗龍登基」
◇点心:肉火焼、浅地あめ
◇湯:「太極双魚」(山東粉、川ノリ)
四段
◇主菜:「如来佛髺」「年年有魚」「千手天篷」「五香羅漢」
◇点心:水山吹、蘇餃
◇湯:「紅岩知己(紅カイ、岩茸)」
五段
◇主菜:「宮門献魚」「鳳帰山川」「天円地方」「普天同慶」
◇点心:なし
◇湯:「春山如笑(小濱クリ、セン糸瓜)」
五段
◇主菜:「宮門献魚」「鳳帰山川」「天円地方」「普天同慶」
◇点心:なし
◇湯:「春山如笑(小濱クリ、セン糸瓜)」

本書の特徴

名づけの意味、料理のつくり方
家庭で作る際の手引書となるよう、料理を作ったときの材料一覧と作り方を掲載している。
料理に名を付けた。名づけの意味も解説している。
当時の儀式の様子が思い浮かぶ

資料図など随所に配して、琉球王国時代の儀式の様子が窺い知れるようになっている。写真は琉球王国最後の王となった尚泰の冊封時の崇元寺での御座の図。
当時の儀式の様子が思い浮かぶ

資料図など随所に配して、琉球王国時代の儀式の様子が窺い知れるようになっている。写真は琉球王国最後の王となった尚泰の冊封時の崇元寺での御座の図。

購入の仕方

  • 購入申込は、冊数、氏名、住所、電話番号を明記して、以下のいずれかの方法で行ってください
    はがき:〒900-0003
              沖縄県那覇市安謝2-21-21 百寿写真館 上間昭一

    メール:hyakujyu_shashin@yahoo.co.jp
    Fax. :098・894・8120

  • 本代4620円+送料360円の合計4980円は以下の銀行口座に振り込んでください。振込手数料は振込者がお支払いください。

    ゆうちょ銀行 記号17090 番号21610531
           ヒャクジュシャシンカン(カ

    琉球銀行 店番号339 口座番号178972 普通預金
         ヒャクジュシャシンカン.カ


    本は、振込を確認後、3営業日以内に発送いたします。
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              沖縄県那覇市安謝2-21-21 百寿写真館 上間昭一

    メール:hyakujyu_shashin@yahoo.co.jp
    Fax. :098・894・8120


百寿写真館株式会社
代表:上間昭一

著者の鄔揚華氏が副理事長を務める「徐葆光の道を歩もう会」は、私上間が理事長を担っています。
「御冠船料理の探求~文献資料と再現作業~」では私が写真撮影及び校正を担当しました。
この本は書店では扱っていません。
編集・出版を担った「出版舎Mugen」の代表が、出版した翌年に病気で亡くなったためです。
それで配本本はすべて書店から回収いたしました。
今は鄔揚華氏の講演会などで販売するほかは、こつこつと手売りで販売しています。
御冠船料理の全49品をカラー写真で収載し、レシピも細かく書かれています。
鄔揚華氏は中国琉球交流史の研究者です。
御冠船料理がつくられた歴史的背景などにも踏み込み、本書で初公開の「玉里文庫本」「尚家文書本」は影印版を収載しています。やさしい日本語で書かれていますので、ぜひ一読していただきたい。
                                               上間昭一


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ぜひお気軽にお問い合わせください。
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